自分の中で昭和歌謡の需要はあるが、昭和の文学(特に小説)の需要はない。
じぶんがあろうがなかろうが、ここでグダグダしているものが私であるほかない。
明るさを志向する哲学はなさそうなので、いろいろ問題があっても宗教が生き続けるのだろう。
「ぼくが真実を口にすると、ほとんど全世界を凍らせるだらうという妄想によって、僕は廃人であるさうだ」と吉本隆明は書いた。