図書館に行く楽しみは、貸し出し本が返ってきてこれから係の人が本来のいるべき書架に戻す一つ手前、取り敢えず小さな本棚に雑多に並べてある本をチェックする事です。5さつも瀬戸内寂聴の本がならんであったり、自分で治せる腰痛の本があったり。新聞の日曜版の書評に出てた本があったりすると、取り敢えず借りてみたり。思いもよらない出会いがあります。その中で、最近の出会いでやられたのは、岸田玲子さんの詩集です。自分もいい歳になって来ました。いつまで、物を作っていくのか作れるのか。終わりはいつかと、考え始めていました。岸田さんの本の中に、「涅槃」が出て来ました。突き抜けました。そうか、あの世でも良いのかと思ったら楽になりました。
50cm位の鯉がいました。