青森の匂いがする

２０１０年１月６日のブログに下記のように綴っています。

今から２０数年前、青森に住んでいた頃、職場の先輩Ｓ川氏にスキーを勧められました。当時２４歳の親爺は超初心者でしたが、２６歳のＳ川先輩はすでに１級所持者でした。Ｓ川先輩の急斜面ウェーデルンはほんとうに美しかったです。

時は流れて・・・。今から６年前の１月。Ｓ川先輩と富良野で半日でしたが、一緒にすべる機会を得ました。Ｓ川先輩からは「親爺君、上手くなったね」とお褒めの言葉を頂戴し、胸が熱くなったのを昨日のことのように覚えています。

そして今年、Ｓ川先輩からの年賀状に、テクニカルプライズを受検するとの添え書きがありました。現在、札幌に住まわれ５０歳になられたはずのＳ川さんの挑戦。頑張ってください。島根から応援しています。

親爺もＳ川先輩にいい報告ができるよう精進いたします。

さて、Ｓ川先輩ですが、先日仕事で隠岐に行かれ、その帰りに玉造温泉で宿泊されました。そこで親爺は、「いい報告」をするため琴引での親爺の指導模様が録画されたＤＶＤを携えて訪問したのでした。

Ｓ川先輩は、親爺の不整地での滑りを見て、「青森の匂いがする」と。

親爺は「？？？？？」

Ｓ川先輩「ストックワークが以前と変わらない。あの頃のままだ」と。

親爺「それはあいかわらずヘボだってことですか？」

Ｓ川先輩「そうではなくて、青森時代にオフピステや悪雪、コブ、林間など八甲田山の自然の中でスキーをしたあの頃の情景が思い出された」

親爺「あの頃は今のようにキチッとゲレンデ整備をされなかったけれど、あるがままの自然の中を滑れて楽しかったですよね」

Ｓ川先輩「そうなんだよね。今の人たちはほんと整地の滑りは上手いんだが、新雪やコブ、悪雪では、“どうしたんだ？”というくらい別人になってしまう人が多い。やっぱりスキーは自然相手のスポーツだからいろんな条件で楽しく滑れるのがいいと思うよ。」

親爺「そうですよね。やっぱスキーの原点は山スキー。いろんなところに身をおいて滑るのが一番楽しいですよね。いま自分の所属するクラブでは、私が先頭で新雪や深雪、コブ、悪雪などなるべく条件が難しいところで積極的に滑るようにしています。そうすると最初はなかなか上手くいきませんけど、だんだん皆の顔が生き生きとしてくるんです。」

Ｓ川先輩「そうなんだよ。いろんなところが滑れてスキーは楽しくなるんだ。オレも練習して上手くならなきゃ。そうだ、また一緒に北海道で滑ろう。そして教えてくれよな。」

親爺「はい、また北海道で滑りましょう。そんときはガッツリ滑りますよ。板を２～３本持参しますから、そのつもりで」

Ｓ川先輩、親爺「ハッ、ハッ、ハッ」

その後しばらく歓談して、お別れしましたが、Ｓ川先輩はテクニカルに２度挑戦されたが、未だゲットできてないとのことだった。しかし、また練習を続け必ず「とってやる」との決意を新たにされました。親爺はこれからも応援し続けます。

Today's training:
ローラー台：17.88km 40'14" 215kcal Avg26.7km/h,119bpm,88rpm Max34.9km/h,147bpm,102rpm
The day bofore yesterday's training:
郊外：ロードバイク 19.17km 43'00" 280kcal Avg26.7km/h,135bpm,90rpm Max38.4km/h,160bpm,107rpm