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花のごとく風のごとく

定年後の人生を人は「余生」というが,「余った」人生でなく,一つの体で二つの人生を経験する「一身二生」を実践したい。

7月の菜園

2015年07月06日 18時16分22秒 | 自然生活


 茄子の3本仕立てを麻紐で吊り上げるために,竹を使って支柱を立てた。横棒から麻紐を垂らして枝を吊り上げる。これはこれで,なかなか手がかかった。

   老農は茄子の心も知りて植ゆ     高浜虚子
   妻と子の暮れゆく顔や茄子植うる   田中草夢
   



 万願寺唐辛子は大正末期に従来から京都で栽培されていた在来種の伏見とうがらしと,ピーマンの一種カリフォルニア・ワンダーを交配して出来たとされている。舞鶴の万願寺地区で作り続けてこられたので,この地区名をとって「万願寺唐辛子というそうだ。東京駅の大丸のデパ地下で1本200円で売られていたこともある。




 南瓜も竹で支柱を立てた。菜園の正面に順調に育っている。
   東西南北南瓜はびこるいかにせむ   徳川夢声
   南瓜の葉見る間もひろくなるごとし  日野草城
 



 坊ちゃん南瓜,伯爵などのほかに生で食べられる「コリンキー」という南瓜を植えた。サラダでも良し煮ても良しジャムにしても良いとのことだが,さっと湯がいて薄くスライスしてサラダの彩りにするのが適当だった。 




 西瓜は親蔓を7,8節で摘芯して,子蔓を5,6本にして整然と伸ばしてきたが孫蔓が伸び出すとご覧の通り伸び放題になっている。 
 



 カラスの攻撃を除けるためテグスを張り巡らしているので空の防備は怠りない。問題は地上のハクビシンである。知人から聞いたタマネギネットで包んで,棒に固定すると防げるというので試してみた。




 ビニールハウス内のトマトはわき芽掻きを徹底したため比較的整然と育っている。掻いたわき芽は鹿沼土に挿して発根させては植えて増やしている。




 収穫したトマトは水を調整しているため比較的甘味が強く,近隣・知人の評判も良い。




 ビニールハウス内の葡萄の巨峰は房先の1センチほどを切り取ると房が充実すると聞いたので実践してみると一粒一粒が充実して育っている。

 それにしても今年の梅雨は長雨が続くことよ。



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