泪川

黒部川の笹川付近のへらが好調だと言う話が伝わっていますが、今日はあえて泪川へ。午前中は風がやや強かったのですが、午後からは日差しもあるし穏やかになってきたので、2時頃、我が家の息子と出かけてみました。息子は早速、バスロッドを片手に外浪逆浦の附洲機場方向へ。私は附洲橋の下に陣取り15尺の竿で若干深くなっている橋げた付近を狙いました。10投目くらいにいい魚信があり釣れてきたのが25ｃｍくらいのワタカでした。野釣りでは久しぶりに見る魚の顔にうれしくなりました。その後10ｃｍくらいのモロコが数匹。泪川周辺には人家もありますが、ひっそりしていて、排水溝からポチャリ、ポチャリと落ちる水滴の音がやけに大きく聞こえるほど。そのうち、近くの香取市立新島小学校の大東分校から、下校してくる子供たちが橋の上を通ります。目が会うと、「こんにちわ」と子供の方から挨拶され、こちらも挨拶を返します。子供たちの声が周りの民家に帰っていき、また誘い合って、橋近くの公園に集まって、男の子はボールをけったり、女の子は追いかけっこしているのか、笑いながら走り回っている声が聞こえてきます。外で遊ぶ子供たちの声を聞いて私の小さい頃の記憶がよみがえり、昭和に戻ったような何か懐かしい感覚になりました。釣りのほうは、40ｃｍ弱くらいの鯉が釣れた後は、風が変わって寒くなり4時頃終了としました。息子のブラックバスのほうも、与田浦側でワームに魚信があったそうですが釣れなかったそうです。今日は本命のへらは釣れなくても気持ちのいい釣りでした。
人家は多いが、静かな陽だまりでのんびり。
ワタカ
10ｃｍくらいのモロコ。
40ｃｍくらいの鯉。