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Snow Dolphin

大切な友へ…

今頃北海道帰れぽ~と

2005-09-22 | 北の国から
7月○日、北海道に帰省していたのだが今頃報告!
何故今頃なのか?!
ただ単に使い捨てカメラの現像を出すの忘れていたから~

写真の通り富良野に行っていたのですがいやいや素晴らしい
北海道に住んでいた頃はなんてことはない見慣れた景色だったのに、上京し帰省した時に見たラベンダーはまた格別でした!

心が疲れているのか、心が病んでいるのか、心が閉ざされているのか、ここが東京砂漠なのか…
まぁ綺麗な景色は心に染み入りますねっ

やっぱり北海道Loveです

北の国から 02遺言

2005-01-25 | 北の国から
♪あ~あ~、あああああ~あ~
さぁ、長かった北の国からシリーズも今日で最終回。
純が結婚し、五郎が遺言を書くという相反する事柄を1つにまとめてあります。
このドラマのあと純と結は本当に富良野で結婚しましたよね~

「カネ稼ぐだけが仕事じゃねぇー!」(結の父)
確かに! 金稼ぐだけが仕事じゃないっすよねぇ~

「妻のガンが再発した・・・。医者は春まで持つまいといいやがった・・・。」(中畑の叔父さん)
これを見ていて「凄い演技だなぁ~」と関心していたのですが、よくよく調べてみると地井さんの本当の奥様もガンで亡くなっていたとのこと・・・。
役者って酷な仕事だなぁと痛感してしまいました。(地井さんが提案したんだと思いたいです)

「おれは今までずっとそうなんだ!-面倒なことから年中逃げて、-向かおうとしないで黙って逃げてーそうやってずっとー生きてきたんだ。そういうやり方ーもういやなんだ!」(純)
いやいや、今作で立派な大人になりましたね。 成長を感じさせます。

「そうすっとその間に,国境線があるわけだな・・・国境線てのは何かい。赤いヒモかなンか張ってあるンかい」(五郎)
あるわけないのですが良い言葉だと思います。
別に線が引っ張ってあるわけでなく世界は繋がっているんです。
逆に線を引いているのは頭の悪い愚かな大人達です。
人の心が勝手に国境線を作り出し、領土拡大の為に戦争を招いて・・・愚かすぎます。

「父さん、あなたはすてきです。あなたのそういうみっともないところを,昔のぼくなら軽べつしたでしょう。でも今,ぼくはすてきだと思えます・・・人の目も何も一切気にせず,ただひたむきに家族を愛すること。思えば父さんのそういう生き方がぼくや蛍をここまで育ててくれたンだと思います。そのことにぼくらは今ごろようやく,少しだけ気づきはじめてるンです。」(純)
こういう風に言われる親は本当に素敵だと思います。
不器用でお金もあまり無い五郎が惜しみない愛情を子供達にかけた結果ですね。

「愛なンて言葉を気易く口にするな! 何もわかってねえ鼻たれ小僧が!!」(中畑の叔父さん)
この時既に奥さんのガンが発覚していたんです。
大介を殴ったのはやりすぎと思いましたがでも気持ちは痛い程伝わりました。
「愛」って言葉は昔から広く世の中で議論されていると思いますが、私の考えは言葉に出来ない存在と思っています。

「遺言。純、螢。おれにはお前らに遺してやる物が何もない。でもー、お前らにはーうまくいえんが、遺すべものはもう遺した気がする。金や品物は何も遺せんが、遺すべきものは伝えた気がする。(中略)金を望むな・・・幸せだけを見ろ! ここには何も無いが自然だけはある・・・。 自然はおまえらの死なない程度、十分・毎年食わせてくれる。・・・自然から頂戴しろ。そして謙虚につつましく生きろ。これが父さんのお前らへの遺言だ。」(五郎)
それって五郎さんと同じ生き方ですか・・・?(苦笑)
でもわかります。 「謙虚に慎ましく生きる」私たちがつい忘れてしまう言葉です。
家族・友・自然を愛し謙虚に生きる事はとても大切です。 しかし物が溢れ、戦争が続き、津波で22万人の方が亡くなっても自国の将来的な利を求め人に対する愛を忘れる愚かな国主・・・そう言った事が人から大切な心を奪っていきます。

先日私の大切な仲間が亡くなりました。 あの人は「伝えるべき人に伝えるべき言葉を伝える事が出来たのかな?」と心配になります。 私は1年と短い期間しか関わりがありませんでしたが私はいろんな事を伝えてくれた気がします・・・。
過剰労働が多い今の社会で一度「遺言を書く」と言うのは必要なのかも知れません。
書く事によって今やるべき事が見えてくるような気がします。
みなさんも一度書いてみてはいかがでしょうか?

因みに私はこの作品が公開される前、既に書いた事がありやり残している事に気づきました。
また前職では机の中にいつも記入済みの「退職願」が入っていました・・・(全く関係ないやん?!)

北の国から 98時代

2005-01-24 | 北の国から
♪あ~あ~、あああああ~あ~
いよいよ今作で草太兄ちゃんが亡くなり、蛍が結婚します。

「草太兄ちゃんが煙になっちゃった・・・」(蛍)
俺も親父の時に同じコメントをしたような気がします。 つい思い出して涙ぐんでしまいます。
火葬が主流の日本人は皆、最後は煙になってしまうんです・・・

「うちの人達があなたのこと気に入らなかったンじゃないかって。そんなことはありません。純の今の職業のことで問題があったって思うなら、それは絶対に思い過ごしです。うちは元々炭坑夫の一家。この仕事が上とか、あの仕事が下とかそういう風に考える人ではありません。」(シュウ)
一部端折っていますがシュウの純に対する言葉です。
この仕事が上とか下とかって本当に無いはずなんです。 でも何故か勘違いしている人もいるのが今の世の中です。
気をつけなくてはいけません・・・

「なぁ~純、人に喜んでもらうって事は金じゃ買えん。あぁ~金じゃ買えん・・・」(五郎)
確かにお金では買えません。 某CM風に言うと「人に喜んで貰う事、Priceless」です。
私も前職の頃から仕事に対して気をつけている言葉ですが「仕事なんだから当たり前」と思っているお客様が多い事も事実です。 当たり前を普通にこなす事がどんなに大変か・・・(苦笑)
因みに食事に行って美味しかったら「ごちそうさま、美味しかったよ」と言うのが私のモットーです。(美味しくなかったらたまに店内アンケートに書きまくりますが・・・)

「考えてみると今の農業は気の毒なもんだなあ。どんなにうまい作物作ってもそれを食べた人から直接『ありがとう』って言われることないもなあ。だから俺は小さくやんだ。『ありがとう』の言葉が聞こえる範囲でなあ。」(五郎)
この五郎の言葉と対比出来るのが草太兄ちゃんのお金や農薬を使った大量生産農業。
五郎の理想は良く理解出来るのだが難しい事がよくわかる一言だった・・・

「おら、今日がほんとにうれしい。でも一番うれしいのは五郎おじさんだ。蛍、今のおまえがいるのは、五郎おじさんのおかげだ。おまえたちが眠っている横で、服を縫ってくれたおじさん、早起きして、弁当を作ってくれたおじさん・・・」(草太)
結婚式のスピーチを練習しているときに言った言葉。
今までの全てを知っているからこそ言える言葉です。死んでしまった草太兄ちゃんが五郎の愛情を語っているだけなのですが泣けました。

いよいよ次回は最終回です。
心して書きます・・・

北の国から 95秘密

2005-01-23 | 北の国から
♪あ~あ~、あああああ~あ~
さてさて95秘密でございます。 今作ではシュウ(宮沢理恵)が元AV女優という立場で登場しており純と恋に落ちます。

「もう結婚すれば。その大人と」(純)
レイちゃんとのデート中、レイがプロポーズされた事を知り言った言葉。 レイちゃんも「大人の人から~」と言ってしまったためこういう展開になってしまいました。
告白したレイちゃんとそれを受け入れられない純の心の葛藤が見て取れます。
本当はその人との結婚を止めて欲しかったんだよね?!

「昔のこと消せる消しゴムあるといい」(シュウ)
わかりますね・・・他にもこう思った事ある人いるはずです。
「過去があるから今の私が・・・」と言う人もいるでしょうがそれは自分の心の正直になっていないのではと思う事があります。

「幸せ。そう、それが一番なによりだあ~。」(五郎)
ごく普通の言葉なのにこのドラマで五郎が言うと妙な説得力が生まれます。

「お前の汚れは、石鹸で落ちる。けど、石鹸で落ちない汚れってもんもある。人間、長くやってりゃあ、どうしたってそういう汚れはついてくる。お前にだってある。父さんなんか汚れだらけだ。そういう汚れは、どうしたらいいんだ、えっ・・・」(五郎)
重い! 非常に重すぎる!!(苦笑)
どうしたら良いのでしょうか? 私は同じくらい綺麗な部分を持つという回答しか浮かびませんでした。 皆さんはどう思われますか?

かなりサクツと終わらせてしまいましたが他にもあるでしょう・・・
でも最後の「汚れ」の話はいろんな人に伝えたい言葉でもあります。
確かに普通に生きていればどんなにまっとうに生きている聖人君子にも汚れはついてきます。
その汚れを落すブラシって無いんですよねぇ~
私も無意識に他人に対していろいろな言動をしていると思います。
だからこそ汚れを落そうと頑張っている人は受け入れていきたいと思います。
今の世の中、社会人や子供を初め健常者が一番汚れているんでしょうね・・・

かつて海と共に人生を歩んだジャックマイヨール。
私はかなり好きだったのですが最後は遺言を残しての自殺だったそうです。
その遺言には「今の世の中に疲れた」と書いてあったと記憶しています。
彼は私たち生命の母である海を愛し、海や自然を知りすぎた為に自分の人生を終わらせたのでは無いかと勝手に解釈しています。
純粋である人を苦しめる今の世の中で私は純粋であり続けたい・・・
でも俺って純粋なのかねぇ~(苦笑

北の国から 92巣立ち

2005-01-22 | 北の国から
♪あ~あ~、あああああ~あ~
さて今回を含めてエンディングまで残り4回。
今回は純とタマコ(裕木奈江)が出会いあの名文句が生まれます・・・

「誠意って何かね?」(タマコの叔父)
いきなり名文句を書いちゃいます。
純がタマコを妊娠させてしまい、上京した五郎に対しタマコの叔父(菅原文太)が言った言葉。
よく「誠意ある対応」とか聴くけど本当に誠意ってなんじゃろねぇ~?
俺は未だにこの答えが見つけられず彷徨っています・・・

「これは~、お・・・おいらの、ち・・・血の出るような金だー!だけども、おまえにやったもんだ。返して欲しいのはやまやまだ。今にも手が出て、ひったくりそうだ!デモ、おまえにやっちまった金だ!やった以上、見栄っちゅうもんがある!」(五郎)
誠意と思い持ってきた100万円を純が返そうとした時に五郎が言った言葉。
かなり苦労しただろうに自分の見栄を貫き通す親父に乾杯!

「金があったら金で解決する。金がなかったら知恵だけが頼りだ。知恵とてめえの出せるパワーと・・・」(五郎)
上と同じ状況での言葉。 何でも金で解決しようという今の世の中に対しての警告じゃないだろうか? 普段仕事をしている中でお金を使う前に知恵と体力を使う事、もう少し考えた方が良いかもしれない・・・

「男って言うのはさあ ようやく俺、最近分かりかけてきたんだど・・・同情されたって傷つくだけなんだよな」(純)
そんなもんだよねぇ~! 去年いろいろとあり鬱になった時に誰にも言わなかったし言えなかった。 言うとかえって同情されて駄目になると思ったんだ・・・。
結局立ち直るきっかけは幼少からあこがれの地ドイツへの旅行とドイツで出会った人々、そして黙って支えてくれた家族だった。 人の笑顔や元気がきっかけとなりますので、それらを受け入れる心のゆとりを自分自身で作ればいいだけ。 だから同情するなら旅行する金と休みをくれ~!(笑)

「ねちゃだめ・・・あの子達は、巣立ったばかりだから。またすぐ、巣に戻りたくなるから。お願い、巣を守ってあげて。」(令子)
五郎が寒い雪の中、木材の下敷きになって気を失いかけた時に亡き妻令子の声が聞こえてきた・・・。 自立しようと一生懸命頑張っている子供達を見て「もう俺は必要ない」と思ったもう一人の自分と葛藤していたのでしょう。

「スコップの柄が削ってあるだろ。削って、おまけに燃やそうとまでしてる。あいつは自分で生きたんだ。お前ら若いもんにこの真似ができるか?お前らだったら直ぐにあきらめとる。あきらめてとっくに死んどる。あいつはすごい。たった一人で・・・」(金治)
上にあるとおり木材の下敷きになった五郎が必死で生きようとした事を純と蛍に伝えるシーン。
このシーンを見ている時に自然と涙が出てしまいました。 きっと当時の俺もあきらめたんだろうな・・・だから涙が出たんだ。

相変わらず最近のトレンディドラマには無い泥臭さたっぷりの脚本ですが、私は考えさせられます。 私たちが今まで経験した事、またこれから経験していく事を伝えてくれているような気がします。
俺はふんぞり返って偉そうにしている人々よりもひたむきに生きている人が好きです。
泥臭くても生きる事に精一杯頑張っている人が好きです。
そんな人間になりたいと心の底から思います・・・