高千ドラゴンズ 活動日記

野球をとおして成長する、子供たちの活動日記です。

センバツ組み合わせ決まる!

2011-03-16 | お知らせ
はじめに、このたびの東日本大震災で被災された地域の皆さまに心からお見舞いを申し上げます。

今は、一日でも早く平常を取り戻し、復興を願い自分に何ができるのかを考えています。



さて、23日に開幕予定のセンバツ甲子園ですが、昨日15日(火)に組み合わせが決まりました。

佐渡高校の初戦は3月26日、大会4日目第一試合(9:00~)なんと強豪・名門、あの智弁和歌山

高(和歌山)とです。

一方、日本文理高は大会初日の開幕試合(10:20~)で登場し、香川西高(香川)と対戦。

両チームは2006年、夏の甲子園初戦でぶつかっていて結果は1-2で香川西が勝利しています。


○「自分たちの野球を」 佐渡 (2011年3月16日水曜日 新潟日報スポーツ欄より)

 徳島県阿南市でキャンプ中の佐渡は15日、初戦が智弁和歌山に決まり、一層引き締まった表情で
汗を流した。ナインは強豪に臆することなく「自分たちの野球を貫く」と気持ちを高めていた。
 選手は、アグリあんなんスタジアムで午前11時ごろ、北畑雄一郎コーチを通じ、対戦相手を伝え
られた。驚く様子もなく、真剣な表情でコーチの言葉に耳を傾けた。
 その後の打撃練習はレギュラーメンバーが力強い打球を飛ばし、内外野のノックや実戦形式の練習
では気合いの入った掛け声が響いた。
 主戦鎌田侑樹は智弁和歌山について「打ち始めると止まらなくなる印象」と攻撃力を警戒、「打た
れても配球が単調にならないよう意識していく」と語った。バッテリーを組む渡部哲士は「名の知れ
た強豪。少ない点数で抑えることがポイントになる」と話した。
 三塁手の荒井翔也は「どこが相手でも自分たちの野球をやるだけ。体調面など、チーム全体がいい
状態で臨めるようにしていきたい」と力を込めた。

○春夏3回制覇の名門 智弁和歌山

 21世紀枠で初出場の佐渡と対戦する智弁和歌山は、春夏合わせて3回全国制覇した名門。選抜は
2年連続10度目、甲子園は2009年夏から4季連続出場。チームを率いる高嶋仁監督は、春夏の
甲子園で歴代1位の通算59勝を挙げてている。
 投手陣は主戦右腕の上野山奨真を中心に、左腕の青木勇人、中軸打者も担う右腕・宮川祐輝らを擁
し、展開に応じて継投で乗り切る。上野山と青木、捕手の道端俊輔は昨夏の甲子園にも出場。経験豊
富なバッテリーがチームの中心だ。
 チーム打率は昨秋の公式戦11試合で3割4分9厘。本塁打は4本と例年に比べ長打力はやや欠け
るが、道端、主将の中村恒星ら4割打者がそろう。中村は「打線はつながりがある。何とかゼロに抑
えて、5,6点取れれば自分たちの流れになる」と自信を見せる。
 高嶋監督は佐渡について「全く分からないが、伸び伸びとやってくるチームだと思う」と話し、
「経験のあるバッテリーを生かして、最小失点で切り抜けたい」と理想の試合展開を語った。
 佐渡の深井浩司監督は「(相手は)甲子園を知り尽くしている。厳しい戦いになると思うが、必死
になってぶつかっていくしかない」と語り、中継プレーなど送球の安定をポイントに挙げた。主将の
仲川篤志は「監督には『強い相手ほど闘志を燃やせ』と言われてやってきた。団結力を全面に出して
戦う」と決意を示した。


また、選抜大会は23日から実施の予定ですが東日本大震災の影響で開催するかどうかは18日(金)
に臨時運営委員会を開き最終決定。選手宣誓も組み合わせ抽選に東北高(宮城)の主将が出席できな
かったため、18日に選考方法を協議するそうです。

被災された地域の方々の気持ちを考えれば、「こんな苦しい時に」と思われるかもしれませんが何と
か大会を開催していただき、被害に遭われた地域の皆さまに高校野球を通して勇気と希望を与えてほ
しいと願ってやみません。
日本全国の各地でこのたびの震災・原発事故には心を痛め、自分たちは何をしたらいいのか、何がで
きるのかを真剣に考え小さなことから・できることから、やろうって動き始めていることでしょう。
高校球児にとっては、今まで支えてくれた家族や地域の方々、応援してくれる仲間たちのために一生
懸命、全力プレーをしようと準備をしてきました。
そんな高校球児にとって、彼らがこの時を目の当たりにして被災された方にできることは、「痛みや
苦しみを分かち合う」ことでも、「野球を自粛してできることをやらない」ということでもないと思
っています。
彼らにできることは、ただひたむきに、ますっぐに、全力でプレーすること。そして「一緒に頑張ろ
う!」「自分たちのプレーで元気になってもらおう!」と強く願っているとそう信じています。
被災地の皆さま、どうか甲子園での高校生たちのプレーを力に変えてください。繰り返しになります
が彼らのプレーはほんの小さな力かも知れません。でも、彼らは一人一人が様々な思いを胸に必ず全
力でプレーし、戦うことから逃げず立ち向かっていくことでしょう。一人のプレーは小さくとも参加
の32校全チーム、全選手の思いがまとまれば大きな力になると思います。

そして開催されれば、甲子園で義援金を集めることも出来ます。経済活動にもつながり、そのお金が
復興に役立つのではないでしょうか。選抜レスリング大会(新潟市)は、会場の新潟市体育館が避難
施設に利用が決まり急きょ取りやめになりました。幸い甲子園球場は震災の影響もなく、電力も安定
した地域にあります。未曾有の非常事態ではありますが、選抜甲子園開催の意義は非常に大きいと考
えるのは自分だけなんでしょうか。


がんばろう!東日本!


がんばろう!日本!!


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