センバツ21世紀枠候補！

新潟高校が来春の第８２回選抜高校野球大会（2010年3月21日開幕）
の２１世紀枠候補９校に北信越地区から選ばれました。
はたして、大会に出場の３校に選ばれるのか？注目ですね。（来年1月29日選考委員会で決定）

２１世紀枠候補は次のとおり。

北海道地区　武修館（北海道）
東北地区　　山形中央（山形）
関東・東京地区　水戸桜ノ牧（茨城）
北信越地区　新潟（新潟）
東海地区　刈谷（愛知）
近畿地区　向陽（和歌山）
中国地区　防府（山口）
四国地区　川島（徳島）
九州地区　長崎商（長崎）

新潟は県内有数の名門進学校で、１日２時間程度の練習時間、地域と
共用する狭い練習場などの困難な条件がありながら、春季県大会と
今夏の全国選手権新潟大会でベスト８、秋季県大会で準優勝を収めた
ことなどが評価を受けた。
本県から２１世紀枠候補が選出されたのは、2003年の選抜大会に出場
した柏崎、前回大会候補となった村上桜ヶ丘以来３校目。

２１世紀枠は2001年の第７３回大会から導入され、１０回目。都道府県
秋季大会のベスト８進出校（参加校数が128校以上の９都道府県はベスト
16進出校）の中から、過疎などの困難な状況を克服したり、ボランティア
活動などで他校の模範となったりしたチームを選ぶ。
出場校は９校の中から東（東海、北信越以東）と西（近畿以西）の１校を
選び、残り７校の中から３校目を決める。
（平成21年12月16日（水）新潟日報スポーツ欄より）

秋季大会で新潟高校の試合を２試合見る機会がありました。
県大会出場をかけた対新潟商業戦（鳥屋野球場で大井監督の隣で観戦）と
県大会準々決勝、対新潟明訓戦です。いずれも佐渡高校の次の試合。
新潟商業戦で４番バッターがバックスクリーン横へかっ飛ばしたホームランは
お見事！強烈な印象で、進学校にもこげなバッターがおるんらなと。
新潟明訓戦は、佐渡高校の敗戦のショックからかどうせ明訓が勝つと思いながら
ボーっと眺めていました。初回、トップバッターのゴロをショートがエラー。
確か２番の送りバントが内野のエラーを誘ったか、それが３番だったかは定かでは
ありませんが、満塁か２・３塁で４番が登場、期待どおり先制タイムリーを右中間？
へ運び先制パンチを食らわしていました。
（新潟高校のスコアラーさん、いい加減な記憶ですんません。）

この時すでに、隣にいたタケウチ・コーチが新潟高校の勝利を確信してつぶやく。

「明訓の負けらな！」


俺　「なんで？まだわからん。」


タケウチ　「いや、負ける！」


俺　「ほー。」


タケウチ　「明訓の選手は、みんな色が白い。（日焼けで黒くない）」


俺　「インフルエンザでしばらく練習しとらんかったしな。」


って納得しとる。

この試合、最後まで見ることなく球場を後にしましたがタケウチ・コーチの予想
どおりの結果となり、あらためてその野球眼に驚かされました。

２試合を見た個人的な新潟高校の印象ですが、「知的で明るい」
先発エースが崩れそうで崩れない。守備もエラーしそうでしない。
打撃は打てなさそーで打つ。試合は負けそうで負けない。
で、見るからに高校生らしいチームだと思います。

どうか日本高野連の選考委員のみな様、こんなチームを応援（選考）し
全国の高校生に見せてやってください。

お願いします。