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今の円高をモノにした人が本当の投資家かも知れない

2011年08月11日 | 海外積立ファンド

恐ろしいほどの円高が続いている。投資家にとっては悪いことではないが、事業をされている方で為替に影響のあるところは、業績よりも大きな問題だろうと思う。

世界の基軸通貨は米ドル。誰が何と言おうと世界の取引で基本になっているのは今もこれからも米ドルだ。これが中国元やユーロに代わるのなら本当の通貨新時代になるのだろう。

現在1ドルは76円中盤あたりで動いている。

これまでの米ドルレートがどんな変遷があるのか調べてみた。
ウィキペディアには下記のように結構詳しく出ていて面白い。

円相場の歴史(抜粋)

1856年-1860年
金の含有量に基づくと、1両(天保小判)=4ドル

天保小判は今でも1枚15~20万円で古物商で売買されている。この時代の金銀交換比率は日本国内外で大きな差があったようで、1859年の開国後、大量に小判が海外流出したようだ。

1860年-1871年
万延小判が発行され1871年頃には1両=1ドル程度

万延小判は天保小判の約3分の1の価値。ちなみに当時の1ドルは、現在の25倍程度の価値らしい・・・。

1871年-1931年
1871年に新通貨であるが制定され、1円=23.15グレーン(1.5グラム)
その結果、円相場は1ドル=約1円強。
1877年に発生した西南戦争によるインフレから1894年頃から1ドル=2円程度で安定。

高騰を続ける金は、現在プラチナより高くグラム約4400円。それからすると、当時のドルは現在の約7000円~13000円の価値があった事になる。

1931年-1945年
1931年イギリスが金本位制を停止。日本も金本位制から離脱。一気に物価が上昇し円安、1941年には1ドル=4.2円程度となり、太平洋戦争に突入していく。

1945年-1949年
太平洋戦争敗戦直後の1945年9月 軍用交換相場は1ドル=15円。その後の急速なインフレにより、
1947年3月に1ドル=50円
1948年7月に1ドル=270円
1949年には1ドル=360円
になり、この為替相場が固定相場のレートとなる。
これを見ると戦前戦後の日本は、全く別物の国になったことが分かる。
1949年-1971年8月 円ドル固定レートの時代

1971年12月-1973年前半
ニクソン・ショックの後、
スミソニアン協定でドル切り下げ、1ドル=308円
1973年2月 変動相場制への移行
導入直後に1ドル=260円台まで円高進行
1973年秋の
オイルショックで1ドル=300円近辺まで戻り1976年末頃まで安定の時代。
1977年-1978年
円高が進み、1ドル=200円を突破。
1978年末頃には一時1ドル=180円を突破。

1978年末-1985年
アメリカのカーター政権下でのドル防衛政策の他、イラン革命の進行によるオイルショック懸念、ソ連アフガニスタン侵攻で再びドル高となり、1980年には1ドル=250円付近まで円安が進んだ。以後、しばらく200円-250円で推移。
1985年-1988年
1985年秋の
プラザ合意により円高時代が到来。
1986年末には一時160円を突破。その後も円ドル相場は史上最高値を更新し続け、1ドル=120円台にまで上昇。
1989年-1990年初頭
円安傾向となり、120円台から160円付近まで下落。このころ、日本国内はバブル経済の最盛期。

1990年-1995年4月 円高の進行
1990年初からバブル崩壊。海外投資や輸入が収縮する一方で輸出は依然強く、円高が進行。
1994年にはじめて1ドル=100円の大台を突破。
1995年4月19日の午前9時過ぎには79円75銭と瞬間1ドル=80円割れを記録。
1995年-1998年
超円高から円安へ。日米が合意して調整した結果、一時は1ドル=100円まで是正したが、急に20円安もの変動となった。
さらに、1998年秋には一時1ドル=140円台まで下落。

1998年秋-2000年
1998年10月に日本長期信用銀行が破たんするまでにあっけなく1ドル=120円台を突破。2000年初頭までに103円台まで値を上げた。
2001年-2004年
2001年のアメリカ同時多発テロ事件で円相場急落。1ドル=130円台まで値を下げる。
その後、いざなぎ越えの景気で120円前後まで上昇。
2004年初夏には100円近くまで値を上げた。

2004年-2007年夏 再円安
円キャリートレードの傾向が円売りを加速させた結果、2007年7月には数年ぶりに1ドル=124円台を記録した。

2007年秋 円高の再来
ここから終わりなき円高に。
サブプライムローン問題が明るみに出ると一気にドル売り、2008年3月にはついに約13年ぶりに1ドル=2ケタ台を記録、3月17日には95円台を記録。12月18日は1ドル=87円台まで上昇。

2009年
9月25日のリーマンショックを受け円は急上昇、翌26日には再び80円台に突入。
いわゆる「ドバイショック」によって円は独歩高の状態となり、1ドル=84円81銭と14年4か月ぶりに80円前半台をつけた。
2010年
ギリシャ金融危機以来、日本円のみ独歩高2010年8月には1ドル83円台になる。
為替介入が行われたが80円台後半まで円高が進んだ。
2011年 史上最高値更新
3月11日に発生した
東日本大震災によって円高が急激に進み、17日の東京外国為替市場では一時1ドル=76円25銭をつけて最高値を更新。
主要通貨に対して円は独歩高となり、現在も円高傾向が続いている。




戦後の1949年に固定された1ドル360円の価値は、消費者物価指数から見ると現在の約8倍程度。つまりその当時1ドルは3000円程の価値があった事になる。

今日も1ドル76円台と記録的な円高で推移。

しかし誰もが日本経済を健全だとは思っていない。
誰もが力のない円に実力以上に高値がついていると言っているのである。

ならば単純に考えて、今がドル買いのチャンスだということは誰でも分かることではないか。
みんなは世界が値を吊り上げてくれている円を有効活用しているのだろうか。

また最近ブログで問い合わせ増え始めた海外の積立ファンドは、あらためてすばらしいものだと思う。
収入が大きく増加することが見込めない人は、価値のない円が虚構の高値のうちに格安の外貨を手に入れておくべきだと思う。

是非こちらをご覧いただきたい。

リスクの嫌いな方へ 今ドルを買わずにいつ買うの
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