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オフショア海外積立ファンド「IFAの選択は重要か」

2012年10月27日 | 海外積立ファンド

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積立ファンドの情報
をネットで流しているところで、最近IFA(海外金融商品の正規販売業者)を変更させようとする業者が出てきています。

既に積立ファンドを契約している人に、”顧客管理をしている担当IFAを変えませんか”と言っているのです。
こんな事を言っていた業者はこれまでなかったんですが、他社を悪く言ってお勧めのところに誘い込む手法は、何か魂胆があって行なわれるものと疑ってみたくなります。

実は、積立ファンドの裏話でもある業者の報酬形態を知ってくると、その情報の本音が見えてくるのです。

第2回目は、「積立ファンド契約にIFAの選択は重要か?」をお送りします。


”IFA”とは何か

IFAとは、Independent Financial Adviser(独立系ファイナンシャルアドバイザー)のことで、金融機関とは独立した中立的な立場で、ファイナンシャルアドバイス、経済分析、商品分析などを行ない、顧客に最適な商品の販売を行うことができる金融のスペシャリストのことです。
金融機関では自社商品しか提案しませんが、IFAではいろんな会社の商品を取り揃えて提案してくれますので、アドバイスの質が高まるというメリットがあります。

香港では金融商品を契約する際にはIFAを通じて契約することが一般的で、その資格は日本同様厳しく管理されています。
特に積立ファンドに関しては、積立会社はIFAを通じて顧客サービスを行なうことが多いですので、契約者は商品の契約やサポートはすべてIFAとやり取りすることとなります。

前回お話した、必ず海外の正規販売業者とやり取りして契約すると言うのは、このような積立ファンドの正規販売資格を持った、あなたの契約を管理してくれているIFAと直接やり取りすることが、その後の海外契約を守る上で大変重要だということです。

  


IFAの違いでメリットが変わるのか

 IFAは独自で金融商品を持っているわけではなく、あくまで商品の正規販売業者ですから、契約する商品が同じなら、本来は顧客にメリットの差があることはないはずなのです。

しかし、海外積立ファンドに限って申し上げると、実際はIFAによって大きな損益の差が出てくる場合があります。
この差は何かと言いますと、「手数料」に他なりません。

積立ファンドは、提供する会社で口座管理費やファンド売買手数料などが予め決められており、顧客が負担する内容を公開していますので、IFAに卸される時点ではどこも条件は同じなのです。

しかし、IFAから顧客に提案される段階で非常に多い例が

ファンド運用の管理をプロのマネージャーに任せる

という一任勘定契約を勧められ、ここで概ね、毎年保有資産残高の1~2%の手数料をかけられる契約にサインしてしまいます。

これまで、海外投資などしたことのない方々は、海外ファンドに投資する管理を自分でできるかと言われると、みな怖くなってしまいますので、「年間1%くらいなら保険だ」などと意味不明な理由をつけて納得してサインするのですが、これがどれほど大きな損失になるか、ほとんどの方が契約時には理解していないのです。

この損失は、どんなに少ない積立額でも高級外車1台分、円高に乗じて高額積立している方の場合、何と1億以上の損失額になるおそれがあるのです!

詳細はこちら積立ファンドの手数料はこんなにも恐ろしい 


私がこのサイトを通じてご案内するIFAは、そのような手数料を取る提案は一切致しませんのでどうぞ安心してお問合せ下さい。

 


積立ファンドの運用にプロのアドバイスが必要か

積立ファンドは、毎月小額資金で海外のファンドを買い貯めていく投資手法ですから、当然ファンド価格の騰落で時価資産総額が上下します。
しかし、このオーソドックスな積立手法は、予想以上に投資リスクを軽減してくれるシステムなので、市場投資するにはこれほど万人向けの商品はありません。

海外積立ファンド最大のメリット「なぜリスクが低いのか」


本来の中長期運用をするならあまり関係ないのですが、自由度の高い積立ファンドは運用益を積極的に取ろうとすることも可能ではあります。
つまり、積立てているファンドが上がって利が乗った時点で売却し、値が下がってお買い得になっているファンドにスイッチするということができるわけです。

さて、ここで日本人の都合のよい解釈が生まれてきます。

プロに任せれば、日々ファンドをチェックして
最適な売買をやってくれるだろう・・・


そう思って手数料は必要経費と納得して契約し、あとはほったらかしと言う人がほとんどでしょう。

しかし実際は、そんな都合よい打ち出の小槌みたいなポートフォリオマネージャーはどこにもいないのです。

答えは簡単です。

ファンド価格の将来は誰にも分からないからです。

上がったと思って売るのも、下がったと思って買うのも全てリスクがあり、その判断が的中するとは限らないのです。 
もっと言えば、売買を繰り返すよりも、ボラティリティの大きなリスクファンドを積み立てておき、現金化したいタイミングを見て売却する方が、リスクなく大きな利益を取る可能性が高いのです。 

  ⇒ 積立は下げるファンドを選ぶ?

 
嘘だと思ったら、既に契約している人でスイッチングが上手くいって大きな利を上げているという人を探してみて下さい。ほとんどいないと思いますから。

これは、プロのファンドマネージャーも、積立ファンドの仕組みから敢えてリスクを取ることはせず、一任勘定(契約者の了解なくファンド売買できること)だけをもらって見守っているのが一番いいことを知っているからです。 

この数年で市場が大きく混乱した中で、過去に大きな成果を出したと言われるファンドマネージャーがスイッチングで皆大損を出して消えていったのを見ると、今ではファンドは触らない方がいいというのが常識になっているようです。

 


 

なぜIFAを変えたがるのか

以上のように、IFAによって大きな手数料をかけられること、またその手数料を払ってもファンド運用に大きな影響がないことが分かりました。

では、なぜIFAを変えさせようとする業者がいるのでしょうか?

これは、IFAが別途取っている手数料がどのように流れているかを見ればすぐに分かります。

IFAが年間1~2%顧客から取る費用は、ファンドマネージャーの手数料と言っていますが、実際は

そのほとんどが中間業者へのコミッションとして分配されている

のです。

積立ファンドのような海外金融商品は、当然契約を取れば積立会社から報酬が払われますが、本来は、契約実績に対して決められた料率の報酬が一度支払われて終わりなのです。 

しかし、IFAが別枠で取るこのファンドマネージャー費用は、毎年膨れていく積立時価総額に料率をかけて、毎年継続的に徴収されますので、放物線を描くように年数が進むほどに大きくなる性質があり、この膨大な手数料をIFA以下の業者やエージェントで山分けしているのです。

あなたが、「眠っていてもプロがいつもファンドを管理してくれますよ」と言われて払うその大きな数百万円が、紹介者からすべてのエージェントに報酬として払われるのですから、大した管理がされていないことは分かると思います。

つまり、悪徳業者が他社のIFAを変えたがるのは、

このファンドマネージャー費用の分配を横取りしたくて

IFAと組んで客の横取りをしているわけです。

⇒ この手数料が何に使われてるか知ってますか?


当サイトのように、客が手数料を払う必要がないと訴えているところはほとんど見かけません。それだけ積立ファンドの見えない手数料は、仲介業者に取って美味しい報酬になるということを知っておきましょう。
 

香港のIFAはきちんと資格を持ったところですから、明朗な金融業務を行なうところばかりですが、金に欲を出す業者も最近は出てきたということで、このような勧誘には絶対に乗らないことが懸命です。
IFAを変えたところで、契約者のメリットになることは何もありません。それよりも、香港の金融業務の秩序を乱すタブーな行為として指摘される方が、同業者としては大きな損失になります。

実は当サイトにも、他のIFAからこちらの推薦するところに変えて欲しいという希望をたくさん受けており、変更自体も簡単なのですが、取次ぎ先IFA自体無駄な手数料をいただきませんので、アンダーな横取りまでしてもメリットがないため、基本的にはお断りしています。
IFAを変わりたいという方には、まず、既存のところで手数料のかからない申出をしていただくようご案内しております。 

問題を抱えて困っておられる方は、一度ご相談下さい。 

 


今日のポイント

積立ファンドはIFAが取る手数料に注意する
   ⇒ファンドマネージャー費用は最大の損失 

運用実績を理由にIFA変更を持ちかける悪徳業者に注意
   ⇒一任勘定契約しても積立ファンドの運用は大差なし 

 

積立ファンドは手数料を良くチェックすることです。
「プロをつけないとファンド管理は難しい」などと言うところは悪徳業者と警戒しましょう。 

明日は、「積立ファンドの取組み方」についてお話します。


 

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