老人の寝言

頭の体操

Topic News (8-1)

2015-08-01 08:49:07 | 日記・エッセイ・コラム
今日から8月だ、益々あつい日が続く。 昨晩悪夢を見た、もう5年余の前になるか、ここの県立施設で水死事件がった。

私はその日は市立のpoolへ行っていた、何気なく帰って来たのだが 何か騒がしい、何だろうと思っていると、とんでもない事件勃発だ、直ぐ前の県立harborでやっていた、cutter訓練が転覆したのが分かった。

訓練に来ていた隣町の女子中学生が一人亡くなったとの情報だ、catter4隻でこの行事に参加していた、その内の1隻が転覆 1年生の女子が一人船内に取り残されて亡くなってしまった。

ここは年中そう言った訓練を行っていた、小学生から上は大学・社会人までが来ていた、元々県営だったのだが 押し寄せるcost意識からか、ある時期から民間に経営を委託していた、それが裏目に出たようだ。 

得てして競争入札には どうしてもcost意識が優先する、現場を何も知らない人達の運営に任されることになる、この場合も其れだった、海の様変わり・風の影響・天候の激変など何一つ知らない人達が、その日から我が物顔で始まる。

私も前にこの湖で舟遊びをしたことがある、免許証を持っていれば合格ではない事を その時知った。 天候の予測の大事さ、その激変ぶり、エンストの場合の処置の仕方、僚船の曳航の仕方など、結束一つにも経験が要る、海軍に入った時飛行兵だったが一通り綱の結び方などを学んだことがある。

今となって忘れた過去を必死で思い出そうとした、年月が経てば記憶も定かでない、こう考えた時舟遊びも真剣でなければ危険が待ち伏せしている、これが初めて身に染みて思い知らされた。 それからは極力他人を乗せる事は遠慮した。

あの日は天候が悪い方にどんどん変わっていった、特に風が酷くなってきた、この読みが全然なっていなかった、慎重を期してやるのであれば、あそこまでの遠征はやるべきではない、全然素人の中学生が初めての船だ、skipperも揃って居ない、これでは自殺に行ったも同じだ。

これが経験不足である、甘い考え方の見本である、せめても少し色々教わってからやれば あの事故は防げた、出来なければある程度の経験者を常駐させるべきではなかったか。 今となっては遅い 人命は帰ってこない、責任の盥回しをしている、見苦しい限りだ。

此の頃も平穏な日にそれらしいことをやっている、ケチを付ける訳ではないが、ベタ凪の日にやって何の効果がある?、態々風の強い日にやってこそ その効果が身に付くのだ、昔の海兵団にでも入れて貰って猛特訓でもしたらと思う。

また来年船旅に出る、船長が一番気を遣うのは天候異変だ、これさえ満足に解釈できれば 一流のCapteinである、船酔いは船が揺れなければ起きない、これに船長は殊の外神経をつかう。 これが繰り替えされるとrepeaterはどんどん減る、次の航海はお客が来ない事になる。 

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