老人の寝言

頭の体操

回覧板

2012-06-28 10:06:15 | 日記・エッセイ・コラム

とんとんとんからりと隣組 という歌が戦時中に出来た、 戦意高揚のため団結心を煽ったのだろう、 その隣組組織が未だに続いている 無い所もあるだろうが、 これは行政当局が便利だから今もって続いているのだ。

私のところは田舎だから連綿と続いている これは良い所もあるが 直していく方がいい場合もある、 少子高齢化で班長さんが回ってきても 充分その機能を発揮できない憂いがあるのだ、 早い話回覧板を回さなければならない 年老いた老人の一人暮しなど急な階段や坂道など ちょっと無理があるのではないか。

若い人が一緒に住んでいれば問題はないが 老人の一人暮らしでは大変だ、 かなり昔少子高齢化なる言葉がまだ無かった時分だったが 隣組の会合で私はこれを提案したことがある、 が誰一人話が出なかった それが今現実になってきた、

足腰が衰えた老人が益々増えていく こんな人達だけでは折角の消防ポンプも動かせない、 地震が来た さあ何処へ逃げていけばいいのだろう、 行政はこんな事を考えているのか? 施設さえ造ればそれで良しではない、

若者が激減している この事実も市当局はどう捉えているのか 政令都市になって喜んではいけない、 市からの広報・お知らせなど今後どう伝達していくのか、 今度の大震災でつくずく思い知らされただろう。

そこで提案です よく放送などでここからは検索を押してくださいと言っている これが至極もっともらしく言っているが 本当にどこまで理解できているか 当局は実情を調べたことがあるか、 私の娘も還暦を迎えた これを機にPCをやり始めた、70才過ぎのおじさん・おばさんにPCの操作が出来るか 恐らく高齢者はやれないだろう。

これでは折角の機器も台無しです これに代わるものとして もっと簡単な受信機を各家庭に配布して ボタン一つで毎日の市のお知らせが分かるようにしたらと思うのです、 ボタンを押せば市からのお知らせが 箇条書きに書いてある、それを読めば誰でも理解出来るのだ、 付録に赤ボタンを付けてやれば 緊急時直ぐに救い出せる。

この程度の機械ならばかなり安く出来るのではないか 技術的な問題もあろうがこれ程携帯電話(i-phon)が売れている この何分の一のcostで上がるのではないか、 回覧板を刷って回すことを思えば安いものだ。

実際高齢者はPCをやっていない 誘っても横を向かれてしまう、 これだったらもっと簡便なもので代用できないか と思ったのです、 ボタンを押すだけで市からの通達が即座にわかり 緊急速報が流れれば すぐさま退避行動に移せる、 技術的なことは専門家にお任せするとして なるべく簡単な操作で情報が聞ける・見れる方法がこれだと思うのです。

市町村当局にお願いです 所々にある拡声器では聞き取れない場合がある 是非この装置を各家庭に一台づつ置くようにして下さい これで大勢の命が救われるのです。 


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