隣町のお寺様で、「眼蔵会」が開かれました。
僧侶と檀信徒が一体となって、『正法眼蔵』を学びます。
駒沢大学名誉教授の河村先生を、拝招しての二日。
今般の学びは「家常」の巻。
『おほよそ仏祖の屋裏には、茶飯これ家常なり』
総じて、仏祖の奥深い領域においては
茶を飲んだり、飯を食べたりといった
日常生活が、家常である
=仏法が日常化し、平常のものとなるなら
その生活の一時一事に(仏の)働きが現れる。
=その時その働きに、自己がどう気付くか。
仏法の中に、世法をどうとらえていくか。
7月とはいえ気温20度。本堂は涼しいくらいです。
本来は汗をかきかき学んでも良い時節ですが~
冷夏の中、世情を離れての尊い時間が過ぎました。