風極の岬 えりも 法光寺住職の「善き人々に出逢う旅」

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

神(カムイ)への祈り=85年ぶりの帰還

2016-07-17 20:10:59 | 日記

7月15日~17日 浦河町杵臼の生活館

北海道大学医学部のアイヌ納骨堂から、12人の遺骨が

 81~85年ぶりに故郷コタンに帰りました。

地元のNGO「コタンの会」や研究者、マスコミの人々。

大勢の人々が集まり、神に祈りを捧げ、慰霊の儀式が挙行。

研究という名目で人骨を大学にさらわれたアイヌ民族の人々。

 (墓をあばくという非道もあったそうです)

その遺族はどんなにか、無念であったでしょう。

長い間の訴訟の末、ようやく和解がまとまり、帰ることが可能に。

 

拙僧もこの事実を知り、何とかおまいりしたかったのです。

長老(エカシ)小川氏とも、久し振りで再会。

元気なお姿に安堵しました。

 

頂いたどぶろくは、少し酸っぱかったですが~

大地にその恵みを捧げる様子は、私どもの洒水(お水ですが)にそっくり。

勉強になりました!!!                                                gassyou