風極の岬 えりも 法光寺住職の「善き人々に出逢う旅」

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

様似町のオオハクチョウは何時飛び立つのか~えりも岬は44メートルの風が!!!

2021-02-16 18:57:49 | 日記
2月15日夜から吹き荒れた風は、16日の夕刻になってもおさまりません。昨夜は温かく、雪ではなく豪雨。国道の雪は殆ど消えました。

今朝のえりも岬の最大瞬間風速は41,3メートル。今夕は44,9メートル。観測史上2月としては最大の風速を記録しています。

おまけに波が高く、さらに風であおられた波しぶきが国道を洗い、今えりも町は陸の孤島状態です。いつ停電になるかと心配しています。

そんな中で、気になったのは隣町の様似川に泳ぐオオハクチョウの一群。シベリアからやってきて、例年2月後半に飛び立つという?

これは昨日午後の写真です。

多くが群れて一緒にいますが逸れ者も

体調1,4メートルから1,6メートル。体重8キロから11キログラム。
近くでみる、確かに大きいです。翼を広げると225センチメートル。

それでも、縄張りはあるようなのが面白い~住み分けているのでしょうか?

この川辺の鳥たちは、いつ飛び立つのでしょうか?
無事ついて欲しいと願います。そして無事到着を願います。


羽を広げているのは威嚇のポーズ。コーコーコーと泣きかわしています。
嘴のところが黄色いのが特徴です。コブハクチョウというのもいるそうです。

風が止みません。隣町も結吹いている。鳥たちはどうしているのでしょうか?!








浦河町の名画座=大黒座

2021-02-15 19:22:26 | 日記
2月15日 今日はお釈迦様が涅槃に入られた日。
仏教徒にとって、大切な日。コロナ禍ですので、お寺詣りも自粛で、朝一番のおつとめでそのご遺徳を偲び、報恩感謝を捧げます。
『比丘(仏道の弟子)たちよ、怠ることなく、精進しなさい』
お釈迦さまが最期の説法で説かれたお言葉を噛みしめます。合掌

午後用事がありまして、浦河町にまいりました。
銀行によりましたが、ふとカメラを取り出して撮影したのが大黒座。
浦河町の文化発信の一つの拠点である名画座。世にあまり知られないが良心的な映画を公開しつづけ、サポーターの支援もあって、地方では数少なくなった映画館です。

今日は時間がないので入館は断念

1918年に設立され、現存する道内の映画館の中では、最も古いものだそうです。客席数は僅か48席。残念ながらイベントの時以外はおおむねガラガラです。

こじんまりした建物です
                1994年に建て替えたものです

時々思いがけない感動と、安らぎ、発見を、与えてくれる場所です。

上映中なのは『音響ハウス』

2020年制作のドキュメンタリー。1時間39分の作品です。
坂本龍一、松任谷由実、佐野元春など日本を代表するアーティストたちが録音してきたスタジオが舞台です。

「伝説の音源が数多く作り出された場所」岩井俊二(作曲家)
「偉大な先駆者たちの貴重な証言や楽曲制作の内側。必見のシーンばかりです」オカモトコウキ(OKAKOTO’S)
「音響ハウスは森で、ミュージシャン達は妖精で。無二の泉から、今日も新しい音が湧き出ている」箭内道彦(クリエイティブディレクター)

これらのコメントを読むだけで、映画が観たくなりました。
もし時間ができましたら、是非また来ましょう!!


あらためて祈ります=コロナ退散、病気平癒

2021-02-14 16:33:47 | 日記
昨年の2月 一年前は支笏湖のひょうとうまつりに出掛けていました


しかしそれからの一年は、すべてが変化しました。
安易にどこにも、出掛けられません。
自分の行動を良く考え、自らを規制し、止むを得ず出掛ける時も、他の人への影響を考えて暮らさなければならない日々が続いています。

今年も支笏湖のお祭りは開催されましたが、昨年とは趣が違います。
そり滑りなどは、中止され、飲食もできない形での開催です。
楽しい風景でした

昨年はまだ、外国人の方々もちらちらと散見されましたが~
今年は殆どいらっしゃらないことと、存じます。
雪と氷と湖の幻想的な風景。
来年はぜひ以前のような形で、のびのびと開催できますように。
準備に時間と手間暇をかけている地元の方達のためにも、祈ります。

そんな事を思っていますと、東京の法友からハガキが届きました。
牛年の二月、いまだ世界中に蔓延しているコロナ感染の終止符を、願ってくれています。
朝のおつとめで、このハガキを本尊様の前に供え、あらためてコロナ退散、病気平癒を祈禱申し上げました。 合掌














カンボジアスタディツアーの思い出~古い写真が出てきました

2021-02-13 20:23:07 | 日記
 
パソコンの写真を整理していましたら、古い写真が出て来ました。
コンパクトなカメラで撮ったもので、レトロな感じです。
でも、1997年の雰囲気が感じられて、私には大事な写真です。

シャンティ国際ボランティア会が企画した、スタディツアー。
初めて訪れたカンボジアの世界。すべてに驚き、感動の日々でした。

若い時の参加メンバー。
                  古いことなので、顔出しでも良いかと
                  
カンボジアは長きにわたる内戦のあと、ようやく平和を迎えていましたが、町中に銃を持った民兵がまだ溢れていました。
多くの人々は貧困にあえいでいましたが、人々の顔は希望と活力に輝いていました。幾多の問題を抱えていましたが、その中で僧侶が民衆の心の支えとなり、学びの指導者となっている姿に感銘を受けたのです。
僧侶が世の中から隔絶した存在ではなく、人々に寄り添い、共に悩みながら、共に生きようとしている姿を目の当たりにして、多くの事を教えられました。この原体験があることによって「社会に開かれたお寺、仏教」を目指そうという、自分の道が大きく開けたのです。
この時の写真をパソコンの中に発見し、とても嬉しく、大切にしようと思っています。






カンボジア小学校の想いで

2021-02-11 18:57:53 | 日記
一昨年年1月末 最後に伺ったカンボジア。懐かしい想いでです。
秋田県の源正寺様ご一行と、私がお誘いした皆さまで訪れました。
メインは某小学校の贈呈式です。大勢の皆さまが喜んで迎えて下さいました。

可愛い村中の子供たちが~

贈呈式は、厳かに。かなり長い時間でも、生徒たちは実にお行儀が良いです。
州代表の方からメダルを頂きました

代表の子供たちの挨拶も立派でした

拙僧の挨拶。皆顔をあげて聞いてます

カンボジアは、コロナを強く抑え込んでいます。入国管理を徹底。
おそらく二三年、訪れることは無理でしょう。
懐かしい写真を見ながら、皆さまの幸福を祈るばかりであります。