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でらできあい

ワンランク上のリアルカジュアル:デラックス溺愛

モーツァルト ヴァイオリンソナタ

2004-09-28 06:11:59 | 音楽
モーツァルトのヴァイオリンソナタを聴きまくる生活が復活。
寒くなったので、窓を閉める→せっかくなので音楽を聴く→音楽といえばモーツァルト→
モーツァルトといえばヴァイオリンソナタ→良すぎ!
演奏はもちろんMessiereurさんに決まってます。

 夏場の自分を含めて、モーツァルトのヴァイオリンソナタを聴かないで幸せになろうとしている奴の気がしれない。たしかに地味かもしれない。交響曲やピアノ協奏曲に比べて派手さに欠けるし、オペラに比べればさらに地味だろう。しかしほぼ全く同じ理由によって、ふだんの生活の中で聴く音楽としてはモーツァルトのヴァイオリンソナタって本当に素晴らしい。
 たとえばベートーベンやブラームスに似たような才能は、絵画でも小説でも舞台でも将棋でも野球でもあるような気がしている。だけどモーツァルトは本当に音楽というジャンルのみに許された天才。どうかしている。音楽は素晴らしすぎる。
 


クリヴィヌ N響

2004-06-03 09:29:04 | 音楽
クリヴィヌ聴いてきました。今年も日本に来てくれてありがとう。

ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調op.54
フランク:交響曲ニ短調

 フランクのような巨大な曲を聴くと、オーケストラって迫力があって凄いとあらためて実感します。野球の両軍ベンチ入り全選手でも足りない人数が、ひとつの曲をやっているんだぜ。凄い!
 クリヴィヌ特有の鳴らし方、早めのテンポで立ち上がってくる曲の全体像、美しい木管、弦の気の利いた軽やかな旋律、金管にかき消される弦、金管の後に再び耳に現れる弦。夢のようなひととき。
 フランクの交響曲は普段馴染みがなかった分、曲がどういう風に展開するか知らないまま新鮮な気持ちで鑑賞しました。音楽を聴くのって楽しいー。

 シューマンのピアノを弾いたアンドレアス・ヘフリガーという方は、少なくとも僕が知る限りでは最も好めないピアニストでした。自分と欠点を共有しているからでしょうか、最悪の印象。音が汚い→歌を伝える技術がない→リズムを揺らして適当に歌おうとする→しかし整合性が無くオリジナリティもない→オケぶち壊し。ピアノがない部分は良かったんだけどなあ。

クリヴィヌ

2004-06-01 14:13:09 | 音楽
いよいよ本日クリヴィヌの演奏会。
神が地上に光臨なさるのを目撃してきます。しかし神よ、以前はヨーロッパ室内管弦楽団やリヨン管弦楽団だったのが、ここ数年はN響、読響、N響なのは、一体・・。

N響をどう振るのか楽しみです。前回のN響との共演では、積極性を忘れ無難に弾こうとするヴィオラ・チェロに対して、前半プログラムでみっちり活性化。リハビリに現場に立ち会っているかのようでした。ついには演奏会終盤ではチェロがきちんとリードしながら弾けるように!
よかったね。さてどうなる本日!

N響の方がリハーサルの様子について書かれていました。ああ、練習見に行きたいなあ。


シューベルト 弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」 

2004-05-17 22:43:02 | 音楽

Talich String Quartet
Schubert SQ No.14

ターリッヒ四重奏団の「死と乙女」をひさびさに聞いています。

 僕はシューベルトのことが今ひとつわからなくて、この曲のどこを愛せばいいのか考えてしまう始末で、そんなこと思う時点で本当にわかってないっぽい。なんて言うんだろう、自分が弾くパートがない気がする。ヴァイオリンもヴィオラも、この旋律は歌えない、と思ってしまう。チェロはとても素敵だと思う。Rattayさん(Vc)はいつも僕の想像より上を行く。ほんとに素晴らしい。
 僕は極端なアガリ症で、演奏会のときに気分よく弾けたのなんて10年以上前。それと僕がシューベルトを理解できなかったのは同じ理由かもしれない、とターリッヒ四重奏団の演奏を聴きながら思いました。

 売名行為のような旋律の歌い方は必要なく、もちろん売名行為のようなアンサンブルも必要ない。いや僕だって売名なんて思って弾いたことなんて一度もないぜ。けど正直さに欠けていたかもしれない。
 シューベルトの、あまりの正直さに涙がこみあげてくる。純粋でも自然でもなく、正直さ。
 劇的な愛の告白。純粋な愛の告白。自然な愛の告白。正直な愛の告白。
 正直なシューベルトの正直な演奏。

 歌ってそういうものなのか。
 ターリッヒ四重奏団の演奏を聴いているとシューベルトのことや自分のことばかり考えてしまう。そういう演奏でした。

ツツジとベートーベン

2004-04-22 09:31:07 | 音楽
最近ツツジって鮮やかすぎませんか?
昔もこんなに色が濃かったんだっけ?紫もピンクも白も、写真に撮れないほどに色鮮やか。新緑も四月の陽射しをあびて緑色すぎる。花だって少しずつ咲けばいいのに、所狭しと満開。

 圧倒的に美しいと思いつつも、何かこういう印象をほかのものにも持ったことがあるなと思っていたのですが・・・。ついに判明、ベートーベンだ。
 ヴァイオリンソナタ第七番から弦楽四重奏曲第16番まで、ベートーベンの曲はまるでツツジのよう。過剰な紫色。花と葉の過剰なコントラスト。ベートーベンの耳が思い出そうとした音の世界。過剰に楽園的な四月下旬。
 さしずめ交響曲はつつじまつりか?