でらできあい

ワンランク上のリアルカジュアル:デラックス溺愛

ピエール・ローデ:24のカプリス

2005-01-31 00:53:39 | Violin&Viola
「ピエール・ローデ:24のカプリス
 マックス・ロスタールのヴァイオリン・レッスン:予備練習とヴァリエイション」

 トレーニングと叙情性が一体となったナイス練習曲。弾いて楽しく、練習心くすぐるような箇所が多いが、惜しむらくはザハール・ブロンの解説がついていない。私程度の知識と誘惑への弱さでは効果的に練習する自信がない。自分には敷居は高いがブロン本と心中しよう。だって言うこと聞くとうまくなってる気がするんだもん。
 つーわけで本日もヴァイオリンを少々。先週ローデを遊び弾きしていたときはキツすぎる筋肉痛になったが、ブロン本のカリキュラムは本当に優れている。ゆるく確実な案配の筋肉痛。ローデが悪いのではなく、ローデでの練習方法がピンと来ていないだけだが。
 ブロンさん、ありがとー!
 しばらくローデに浮気をせずに、ブロン&ドント漬けになろうと思とります。

個人情報保護法、電子文書法など雑感

2005-01-30 09:11:57 | ぼやとん
さて個人情報保護法案。
もうちょっと報道されても良いのに。
個人情報保護、個別法制定見送り ガイドラインで対応
 総務省は、04年2月にソフトバンクBBの元派遣社員による顧客情報の大量流出が発覚したことも踏まえ、現行法では罰則がない従業員による情報の持ち出しに対し、個別法で新たに規制の網をかける道を探っていた。だが、同省によると、医療や金融分野に先行して情報通信だけ規制することに法務省が「説明がつかない」と難色を示したという。

 きゃー!総務省一発決めたね!決められたのか?
 個人情報保護法案はあんまり騒ぐと、企業にとって損害賠償される可能性が高まるばかりでメリット無し。上記のような形骸化はひっそりと行われているが、ニュースで大きく取り上げることもない。毎日新聞なんて記事に載せなかったんじゃないかしら。昨春のYahooBB/ジャパネットの顧客情報流出は各マスコミが大きく報じたが、その後に起こった大企業からの個人情報流出ネタは当日事実を伝えるのみで、その後は全く扱わず。
 個人情報保護法案がこの4月から施行って知ってた?

 マスコミで扱う量によってニュースの大小を測るのは、現在ではあまりにも危険。
 複数の新聞を読んで各意見を比較検討するのは前時代的。どの新聞も、扱う内容も量も何故かほどんと変わらないように見える。
 
 電子文書法もこの4月から施行されるが、そんな法案が去年の11月に通ったことも、新聞・テレビ・インターネットを漫然と見ている私は全く気づきませんでした。すごく重要だと思うし、もっと報道されていいと思うんだけど。
 そういう法律が決まっても、ただ法案の名前とそこに載っていたであろう説明が簡単についているのみ。政府からの報道はそれでいいと思う。その法案の真意をテレビや新聞が解題してくれるととても助かるが、国会バトルや首相動向が伝わるのみ。その間に今回の国会でも、また法案が通っていくのでしょう。
 とりあえず現在は第一法規のHPで簡単にチェックする程度。これでもわかりやすい方なんだろうけれど、すげー読む気しない。もっと効率の良い情報収集があっていいと思うのですが。
 いいのがあったら誰か教えて下さいませ。

NHK

2005-01-30 08:57:12 | ぼやとん
海老沢バッシングや、NHK-朝日の話っていったい何を盛り上がっているんだろう。

NHK-朝日の話は、とても簡単。
昨年イラクでの取材について「イラク現地取材、新聞協会と民放連が申し合わせ」をしている連中が何を言っている?
取材の自粛はいつまでやるのか、現在自粛中なのか、それすらハッキリさせない。新聞協会と民放連も報道規制下におかれているわけで、そんな朝日とNHKのメディア論争なんて、八百長だよなあ。何か隠蔽工作でもしているかのような印象。

海老沢バッシングもよくわからない。NHKに文句あるのかな?
NHKの番組ってすごい面白いと思うんだけど。
教育テレビは何の競合もないのに、勝手にコンテンツを充実させ、BS放送も有料に値するだけの内容を提供し続けている。クラシック音楽や将棋や相撲が必ず見れるのは嬉しい。現在の若手お笑いブームの源泉となっている番組からジャニーズの青田買い番組までバリエーションもなかなか。
地上波デジタル放送もNHK孤軍奮闘。各民放も3つのチャンネルを持っているものの地上波と全く同じ放送を流すのみ。NHKデジタル教育では時間帯によってはちゃんとコンテンツを3つ放送している。過去の将棋対局まとめて数時間、金曜夜はN響アワーを5時間ほど、今日の料理をまとめて5回分、芸術劇場の再放送、名人戦の再放送などなど。もう俺好みなサービスをありがとー!
地上波デジタルの可能性を感じさせる番組構成。
一方、民放はBSさえ持て余し、あるいはフジテレビ721/731のような有料CSも持て余し、多チャンネル時代になってもCM効果の薄いチャンネルは著作権と関係のない再放送で埋めるのみ。

少なくとも、ここ数年、NHKの番組制作が駄目になっている印象はない。
突然、叩きはじめたのが不思議でならない。大問題なので扱いが大きいわけではなく、ブームにしたいニュースを引っ張るだけ。北朝鮮報道の扱いの大きさも、ほぼ同じ理由だと思っている。重要でなくても、その話題を続けておいた方が得する方がいらっしゃるのでしょう。

たとえば個人情報保護法案。以下、脱線しそうなので別トピック。

KW乳酸菌

2005-01-29 19:37:25 | ぼやとん
将棋的に言うところの2三金。つーか乳酸菌。
薬屋に行くと、どうも花粉症対策で
KW乳酸菌が評判らしい。

しかしWEBで探しても探しても、いまひとつ効用がわからない。
まあ、そういうものか。売れそうだけど。


そうだ、大切なことを忘れていました。
今年は経済と健康の話をしない決心をしたのでした。

KW乳酸菌? なに? うまいの?

梅見

2005-01-29 01:45:49 | ぼやとん
そろそろ2月ですね。2月上旬に梅見に行って、春気分をリードするのは至上の快楽。
生命誌の中村桂子さんが、冬の寒さの中に少し春の気配が現れてくる2月が一番好きな季節だと言っていたことを思い出します。春を探すなら2月。かすかな芽吹き。固いつぼみから花ひらく梅。点々と色づいていく梅林。

梅見に行こう!


池上梅園に花見のあとは割烹ひらせへ是非。

左手の親指

2005-01-28 23:52:00 | Violin&Viola
右手のボーイングが下手くそなのは重々承知しているが、それもこれも全て左手の親指が悪いのではないだろうか、というのが最近の仮説。

つーか、この仮説、断定することにしました。
「左手の持ち方が治れば、ボーイングも夢のように上手くなる」仮説

ここで悩まずに繰り返すのが重要な気がする。ダイエットの停滞期のような状態ではないだろうか。三日坊主はさておき、結果が出ていないのに、地味なことを繰り返せる大人に早くなりたい。つーか、なりつつある。ぷぷぷ。

東芝Dynabook

2005-01-28 22:50:36 | テクノロジ
東芝Dynabookの新製品

これ、素晴らしいと思う。ひさしぶりに物欲くすぐられた。
東芝といえば、デザインはiBookのパクリをしたり、質実剛健だがあまり魅力的でない製品をつくる会社というイメージを持っていたが、これならばAppleのデザインにもDELLの安さにも対抗できる。そういうものを東芝が作れたことを素直に驚きたい。

・3D加速度センサーでPCの突然の落下を検知して、HDDアクセスを停止、クラッシュを防ぐ。
・ウォーターブロック構造で、キーボードに水をこぼしても即死を防止。
・セキュリティチップ搭載なので、HDDを抜かれてもデータは安心。

 ハードウェアメーカーの勝利を感じさせる機能追加。完全に安全になるわけではないが、様々な次善策を考慮。
 テレビやDVD機能などと唄われてもピクリとも反応しなかった物欲が、むくむくしてきます。
 14.1インチで1.99kg。RAIDも出来るぜバッテリーも持つぜ。
 個人相手にも法人相手にもアピール有り。

 おめでとー東芝!

小山裕久さん、大好きだ~!!

2005-01-28 00:13:18 | 俺と中華と日本料理

小山裕久 「幸福の食卓」100のヒント


「青柳」の小山裕久さんが週刊現代で連載していたエッセイがまとまった一冊。家庭料理のつくりかたをテーマに、レシピというよりエッセイ仕立てでまとめている。気楽に読めるが、1ページ読むごとに人に読ませたくなって家をうろついてしまい読み進められない。しかし読むのを止められない。そして読んでいるうちに、料理を食べたくて作りたくて仕方がなくなってくる。

 料理に対するコンプレックスをなくしてくれる本は多い。平野レミ、小林カツ代、ケンタロウ、グッチ裕三。皆面白くて見ていると「作れそう、料理ってたのしい」という感想はわいてくるが、作りたい!はやくキッチンに立ちたい!と思わせる本はやはり小山さん。楽しいことなんていろいろあるから、相当楽しいこと以外はやりたくないじゃん。小山さんの本を読んでいると、料理を作るより楽しいことなんて無いんじゃないかという気になってくる。そして。

 味覚って文章で表現できるものなのだと感心。
 前もそう思ったことがあるのですが、それも小山さんの「恋する料理人」を読んだときでした。長い文章を書いても短い文章でも、素人向きでもプロ指向でも、彼の文章はいつも美しい。料理への深い愛情、食べることの楽しさ、もてなすことの楽しさ、人と一緒に料理を食べる楽しさ。あらゆる形態で彼の料理への愛情が爆発する。


 たとえば、「刺身とわさび醤油」というエッセイ。
 わさびを醤油に溶かさずに、刺身に直接わさびをのせて食べる人が増えていることについて、やんわりと
「料理の食べ方は基本的には個人の好き好きですが、わさび醤油のおいしさを忘れ去ってしまうのは、ちょっともったいない気がします。」
(中略)
 お刺身につけて食べることで、さかなのだしや脂が醤油に移り、食べ進むほどに複雑さを増しておいしい醤油になっていくからです。こんなに奥が深いわさび醤油という調味料と、わさびと醤油がはなればなれになった調味料と、さて、どちらを選びますか。
(中略)
わさび醤油につけて食べると、白身→いか→とろの順と、とろ→いか→白身の順では、醤油に溶け込むだしのちがいで、最後に食べるお刺身の味が変わってきます。
(中略)
お刺身というのは未完成の料理です。
(中略)
お刺身と醤油とわさびとつまの四品から、すばらしい味の世界が開けてきます。お刺身を食べつつ、日本料理の楽しさと奥の深さを味わってみてください。

・・・。小山さ~ん!!大好きだ~!

青背の魚を食べつくす

2005-01-27 10:19:53 | 俺と中華と日本料理
11月ぐらいから鰺の風味が少しずつ無くなってきている気がして、もう美味しい季節は過ぎてしまったのかと思っていたが、さいきん鰺がやたらにうまい。スーパーでも、大きい上に脂が乗っているものが簡単に買える。年が明けて、産地が変わったのかしら。


青背の魚を食べつくす


そこでこの一冊。鯖・鰺・鰯・秋刀魚の調理方法のみで一冊の本にするその姿勢が頼もしい。
さいきんの料理本に比べると写真がイマイチなので、食指が動きにくいが、どうみてもウマそうなものばかりが並んでいる。鰺の刺身となめろうしか作れなかった私にとって福音となる一冊。

という上記リンクのAmazonのレビューに「素材にかなりの鮮度要求されると思います。加えて、3枚におろすことが前提のようで、一般主婦の私にはついていけません。料理屋ならともかく、一般家庭向きのレシピとしては、全然参考になりませんでした。 」などと書かれているが、一般家庭で一般主婦だとひらきなおられても困る。鮮度のない切り身の鰯でも求めていたのだろうか?
 こんないい本が悪口を書かれっぱなしなのも気の毒なので、そのうちAmazonの方にも書き込もうっと。

はこ箱 終了

2005-01-26 00:38:38 | テクノロジ
高速ダウンロードの11Gストレージ「はこ箱」、1年弱で終了の真相

「韓国では成功したサービスなのだが」と担当者は悔しがる。韓国版は5~6年前にサービスイン。自作映像やデジカメ画像などを交換するスペースとして利用が進んだ。
(中略)
「日本はブロードバンド普及率こそ高いが、ネットコミュニケーションはまだまだテキストメインだと痛感した。DVカメラやデジカメユーザーも多いが、自作の映像や画像をネット経由でシェアする文化は育っていないようだ」


せんせ~い。自作の映像や画像ってもしかして・・・。
韓国で育っているという「自作の映像や画像をネット経由でシェアする文化」って。
TSUTAYAともMXともNYとも関係のない、著作権に全く触れない文化があったということで。

この担当者はバカなのか悔し紛れなのか。悩める。