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でらできあい

ワンランク上のリアルカジュアル:デラックス溺愛

スコアの眺め方

2008-08-02 08:42:47 | 音楽
弦楽合奏、四重奏あがりなので、オーケストラのスコアって縦に長くて面白い。
バロック的には通奏低音の進行読むでしょ、それに合わせてコードの変遷を云々・・・、みたいなのと交響曲のスコアって何か違うじゃん。もっとシンプルに俯瞰。

最近発見したスコアリーディング。
・CDを聴きながらティンパニ譜だけを読む。
できれば叩きながら。

あ、テーマ2週目はティンパニが無い、でんどんがどんでんになってる
など、なかなか忙しく楽しい。
つい乗り遅れそうになる場所、つい走る場所。ティンパニに耳を澄まして~と言いたくなる場所。
なんか愉快になってきてオススメです。


演奏会終了

2008-07-20 10:14:59 | 音楽
演奏会無事終了。楽しく弾いてきました。

 弾いていて感動しちゃうことは結構あるのだが、舞台でモーツァルト交響曲第40番の第二楽章を弾いていて、ちょっと泣きそうになった。それも予期せぬ場所で。なんのことはない転調に、モーツァルトのたたみかけるような展開にその場であらためて気付かされてGes-Durになっただけで泣きそうになった。初めての経験。
 どういう演奏だったかわからないけれど、演奏会を堪能できました。一緒に弾いてくださった皆さま、聴きに来てくださった皆さま、どうもありがとう。

 次回はシューベルト「未完成」、ドビュッシー「小組曲」、ベートーヴェン「交響曲第八番」。
 未完成なんて家に一枚もCD無いぞ。おすすめありましたら教えて下さいませ。
 嗚呼。はやく弾きたい。今日から始まる来シーズンも楽しみ。

ヨーロッパ支部からの伝言

2008-07-12 14:33:34 | 音楽
7/19に蒲田で演奏会やります。

 幻想蒲田行進曲あらため「KAMATAシンフォニー」、そしてモーツァルト交響曲第40番。お時間ありましたら蒲田へどうぞ。事前にご連絡いただければチケット用意いたします。
 今回はマツオさん・ハシモトさんとVaパートで共演ということで楽しみなのですが、それを聞きつけたヨーロッパ支部から視察が入ることになりました。英国からイソノさんが聞きにきてくれるって。便乗して飲み会を企む面々も聞きにきて下さいませ。

2008年7月19日(土) 15:00~
大田区民ホール アプリコ大ホール(蒲田)

でございます。
チャオ

モーツァルト交響曲第40番

2008-04-30 06:47:55 | 音楽
演奏会は楽しく弾かせていただきました。
音楽の中で楽器を弾くヨロコビというのでしょうか、楽器を弾くことはこんなに楽しいのかと堪能。
演奏の是非は知らん、楽しい
と開き直った感想を持つのは久々なので、それだけでも達成感。

そして翌週、次の演奏会に向けて「モーツァルト交響曲第40番」練習スタート。
この曲はモーツァルトの中でもかなり大好き。彼の最高傑作なんじゃないかと思っています。第2楽章なんて奇跡のように美しいのに、スコアを見ると信じられないようなシンプルさ。シンプルとか無駄がないという言い方はおかしいな。評論するには引用しにくく、演奏家にとって部分練習しにくく、聞き手としてはおそろしく理解しやすい美しさ。ベートーヴェンのスコアを「読む」ような感覚と違う。通奏低音の進行を追っていくのとも違う。詩のような、詩集のような、絵のような。いや音楽でしかありえないような表現。

 モーツァルトは本当に好きだ。恥ずかしい話だが、モーツァルトは俺のためだけにこの曲を書いてくれたんじゃないかと思う。いま俺がやりたいことにあまりにピッタリしすぎている。相思相愛なんじゃないかとさえ思う。以前もそんなこと思った気がするが、それもやはりモーツァルトだったと思う。あまりにも個人的な。

 モーツァルト大好きなんです。

音楽雑感

2008-01-18 19:15:43 | 音楽
日曜日:Oフィル・ソロコンサート
 今回はわがままにやらせていただこう~というコンセプトのもと、ジェスマイヤー、ディッタースドルフ、ドヴィエンヌという18世紀の微妙な作曲家の小品をやってみました。Vシネマ好きの私にとって、クラシックのB級作品がどういうものなのか体感してみたかったのです。
 何というか・・。たっぷりB級に浸かったよ。別の方が演奏したテレマンのターフェルムジークの演奏を聴いてあまりに高級なので泣いた。演奏も勿論素晴らしかったが、テレマンのような一流作曲家はほんとイイ曲書くよなあ。その後弾いたモーツァルトのDivertimento k.136の異質なまでのクオリティ。翌日に弾いたジュピターの桁違いな音楽。鼻血が出そうでした。世の中にはいい曲が多すぎる!面白い体験でした。
 自身の演奏は・・・。共演者の方々ほんとにありがとう!聴いてくれた方も超ありがとう!
 先々への良い課題が出てきました。細かな技術うんぬんというより、音楽は今俺が思っているよりもっと面白い、それを垣間見ました。刻みも一年後はもっとイケそうだし、旋律もまた。しかしこんなに視界が開けたのも久々だ。やるですよ!


月曜日:音泉
 1拍目のことを意識しつつ音泉のアンサンブルに参加するのを楽しみにしていたら当日になってた。きゃー!
 Vaパートはワルツで2,3拍目を中心に担当するのだが、あくまで1拍目の休符を捉えることに集中。音楽が志向している次の一拍目。そういうことを思いつつ楽器を弾くことが新鮮な体験だったことにまずビックリ。無自覚にやっていたんだよなあ。ワルツは休符のある一拍目を数え、ジュピターでは音符のある一拍目をひたすら数える。拍節と裏返っていく旋律。でも数える。フーガに分散した音楽が結集してくる匂いにいち早く反応すること。そう書くと格好イイが、ただ拍を数えてただけ。
 Vaの第二プルトで弾く~というのも面白かった。2ndヴァイオリンやチェロが遠いものの、ファゴットやクラリネットの呼吸の音まで聞こえる。両者がズレていきそうなときにどちらに加勢するのか。指揮者はいない。音楽家としての自分のジャッジ。「自分のやりたい音楽をまず伝える。アンサンブルのことを気にするのはそれからです」というVaの先生のアドバイスを思い出しました。今まで考えていたこととは随分違うよなあ。熱演!以外のことをしようとして舞台に立つのも記憶にない。
 満足。
 そして音泉に出た後はいつもそうなのですが、アレコレやってみたいことが増えてきました。
 皆様、またよろしく。

 打ち上げからの帰り、オランダ在住TKちゃんから、帰国後に室内楽で遊ぼうという嬉しいメールをいただく。やるですよ!

コンサートのご案内

2008-01-04 21:50:01 | 音楽
さっそくですが年始のコンサートのご案内です。

1/13(日)14:00~
大田フィル 第4回ソロコンサート
大田区民ホール アプリコ小ホール@蒲田
コントラバスとのデュオ、フルートとのデュオなど悪ノリしていろいろ弾きます。
http://home.att.ne.jp/kiwi/otaphil/OPO_4thSolo.html


1/14(月祝)14:00~
音泉室内合奏団 第23回演奏会
東京芸術センター天空劇場@北千住
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」など
http://web.mac.com/bassbassbassyy/iWeb/Site/Information.html

足を運んでくださる方おりましたら当方までメールください。チケット手配いたします。
今年も1月からバリバリ演奏です。よろしくー。

ゲヴァントハウス四重奏団

2007-11-17 07:55:57 | 音楽
ゲヴァントハウス四重奏団のMozart映像(2005年)を繰り返し見ている。
 四重奏を聴くのが楽しくてしょうがない~という気になってきます。音のきこえ方がすごい気持ちいい。2ndVnのコンラート・ズスケ(カール・ズスケ息子)最高。
 アイネクライネなんて素晴らしすぎる。あの曲は四重奏+Cbという編成でやるとやや寂しく、旋律を一人で歌えば歌うほど空回りする傾向にあるのだが、ゲヴァントハウスはそんなことを全く感じさせない。旋律がtuttiとして響いてくる感じ!

「母を訪ねて三千里」「フランダースの犬」は見ていたけれど何も覚えていない。
「名犬ジョリー」「トムソーヤの冒険」はすごい楽しくて大好きだった。リンゼイ四重奏団は前者に近くゲヴァントハウス四重奏団は後者に近い~というのが妻の評でした。なるほど。

私は半導体

2007-10-14 21:01:19 | 音楽
やべー。オケの練習が楽しい。
 Ob/Cl/Fl/Trp/Hrn/Timpani・・すげー把握しやすかった。今まで管楽器が100人ぐらいいる印象だったが、個別の顔が見えてくるような感覚。把握しやす過ぎて間に一枚入っていたものが足りない感じがしたが、今日ファゴットがいなかったのでぱらぱらと聴きやすかったのかも。オケ自慢のファゴット陣が入って一体感が復活したときにあらためてどういう風に聞こえるのか真相は次回。楽しみ。

 それにしても。ウチの低弦はうまい。ヴィオラ的には低弦さえ安定していれば弾いていて楽しい。アンサンブルの1エンジンとしてもう少しで出来そうなことが多々。俺様がもうちょっとイメージどおり弾ければVnもずっと弾きやすくなる~ような箇所多々。月から金はシステムエンジニア。土日はシステムエンジン。俺がペンティアムだ!

 えー。明日の9時に提出と書いてしまったので今からしこしこ作るです。

オーケストラ

2007-10-08 08:31:44 | 音楽
 合奏するときは、ある程度まわりにわかるように少し大きめに動くようにしています。しかし今回のエキストラは5プルトの裏。後ろに誰もいねーよ。動く意味ねーよ。
 普段と違う景色、オケ全員の姿が目に入る~というのは新鮮です。コンマスは遠くてなかなか視界に入らず、低弦は全く見えず、あまり聞こえず。指揮者いらない~と思っていたのですが、後ろの方に座っているとそうも言ってられないよなあ。

 とここまで書いて本番へ。
 タノシカッタ(*^_^*)

 控え室のテレビでBSが入ることが判明し、斉藤-渡辺俊介の投手戦模様の雰囲気を感じつつ本番へ。あ、先制点を取られた場面も見たような気もする。緊張→緩和というのを味わった後に本番に臨む~というのはなかなか良いですね。
 途中休憩。ダッシュでテレビへGo! H4-3M。ラプソディーインブルーを弾いている間に何が起こったのですか?すげー会心の演奏だったと思うのですが・・・。呆然としつつ眺めていると、あっという間に同点・逆転!本番の休憩中に逆転シーンを見れると後半の演奏に繋がる気がするな。
 ドヴォルザーク交響曲第七番。エキストラらしく忠実に、そして出来る範囲で暴れる~出来た気がするよ。思えばヴァイオリンで舞台に乗るのは10年以上ぶりじゃん。何やってたんだっけ?
 演奏会終了後、もちろんテレビ部屋に直行。H4-7M。何があった!何があったの!?
 打ち上げにも参加せず、走って帰宅。最後のヒーローインタビューだけ見れたよ。

 そして現在、録画しておいた試合映像を見ているところ。
 いやー。こみあげてくるヨロコビ。いい演奏だったなあ。

 オーケストラに入った理由をひさびさに思い出しました。
 区民税をしこたま払っているので、区民税の象徴「アプリコ」で弾きたい。
 気がつけばアプリコでの本番も今年4回目。なんだか野望を達成しつつあります。