めんたいこんにちは~
みなさま、釣りってしたことありますか?
自分は以前どこかでこんな風にマス釣って、
こんな風に焼いて食べた記憶しかありません。雰囲気も相まってマスの串焼きってめちゃくちゃおいしいですよね
(ちなみに、上2枚の写真は写真ACのものですのでイメージとしてご覧ください)
両親がアウトドア派でキャンプなど外に出ることは多かったですが、ちょっとした釣り堀に行っただけで本気の釣りに行った覚えはありません。だから大人になって興味を持つことも無かったのかなと思います。
あとは、テレビでマグロに掛けた男たちという漁師密着の番組を見たことあるくらいです。
そんな私が明太子活動を始めまして。そりゃあ触れないわけにはいかないでしょう!とは言いつつも私の頭には釣りといったら一本釣りしか浮かばないわけで。最初はスケトウダラをどうやって獲ってるかなんて疑問にも思いませんでした。
それが、ある日どこかで袋状の網に沢山捕らえられてるスケトウダラの写真か映像を見て初めて自分の想像と全く違うことに気づいたのです!!!衝撃!!!
漁法って20種類くらいあるんですね!!!
その中で主に3種類の方法を使って獲ってるんです!!スケトウダラって!!
その方法をご紹介したいと思います~~
①延縄(はえなわ)
ご覧の通り、太ーーい縄に細い縄が枝のように垂れ下がってて1本1本にエサが垂れ下がってるタイプです。
枝縄は少なくとも100本くらいついていて、100本だとだいたい50m。
他の2つの方法に比べると魚の体に傷がつきにくく、優しい獲り方ですがとても手間がかかるそう。
(漁法の図は全て農林水産省漁業種類イラスト集のものです。明太子を説明するのに分かりやすいイラストを頂けるのは本当にありがたいです感謝です。)
②刺し網
魚の通り道に網を置くタイプです。網に引っかかった魚を獲ります。
より分かりやすく、自分で再現してみました。網の範囲はこんな小さくないですが、網に魚が引っかかるというのはこんな感じです。頭から網に突っ込むと背びれなどが網に引っかかり抜け出せなくなるそう。
(セルフタイマーで撮影したのですが何回やっても自分の顔が写ってしまい申し訳ありません。私はいないものと思ってご覧ください)
網目の大きさを厳密に調整するので、下の写真のように大きな魚にとってはただの行き止まりで普通に避けられるし(私を大きな魚だと思ってください)
小さな魚は難なく通り抜けられるので、比較的狙ったもののみを獲ることが出来ます。
③底引き網
今一番主流の漁法。袋状の網を漁船で引き回して獲るタイプです。
子供の頃、ビニール袋の持ち手を持って振り回す遊びをしていたのでそれに似てる!と思いまた自分で写真を撮ってみましたが結果上の写真の方が数百倍分かりやすかった、、
一度に沢山獲れるのが最大のメリットですが、狙ってないものも何でもかんでも入ってきてしまうのが難点だそう。
こうして色々調べてみると、最初の2つは魚に優しくてもウミガメや海鳥を傷つけてしまうことがあったり、底引き網漁は期間や区域の制限でなるべく海に優しい約束を作ったりどんな漁法にもメリットデメリットがあるんだな~、と感じました。
試行錯誤しながら出来る限りみんなに優しい形で魚獲っていけたらいいですよね。きっと現場の方々、すごくすごく海について考えられてるんだろうな、、頭が下がります
今のところ私は調べてるだけなので、スケトウダラ漁は極寒で無理かもしれないけどいつか漁体験してみたいと思いますっ