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Fritz_Honka フリッツ・ホンカ

2020年03月30日 | ヒトゴロシ


Fritz Honka
Friedrich Paul Honka (* 31. Juli 1935 in Leipzig; † 19. Oktober 1998 in Hamburg) war ein deutscher Serienmörder.

Murderpedia Fritz Honka



ホンカは1935年7月31日、ドイツ・ライプツィヒで生まれた。父は大工で母は掃除婦、10人兄弟の3番目だったという。しかし、父は共産党の支援者だったことから強制収容所送りになって1946年に死亡、母は子供達を育てきれなくなって、ホンカは児童福祉施設で暮らすこととなった。
成長したホンカはレンガ職人として働き出したが、持病のために転職、さらに西ドイツに逃亡して農村に住み着いた。しかし、夫のある女性と不倫関係になり子供まで生まれ、慰謝料の支払いを迫られたホンカはハンブルクに逃げ出した。
ハンブルクで造船所の仕事を得たものの、今後は交通事故で顔を負傷してしまい、後遺症で顔が歪んでしまった。それでも結婚し、子供も生まれたが、この妻とはホンカの酒癖・女癖の悪さが災いして1960年ごろに離婚している。妻に見捨てられたホンカは警備員に転職、新たな女性と結婚したが、アルコールと暴力が原因でまたしても離婚する。
孤独になったホンカは、住んでいたアパート近くのパブに入り浸るようになった。ホンカは言語障害と事故による後遺症、さらに度重なる女性へのトラウマで性的不能になっており、まともに女性と付き合えるような状況ではなくなっていた。売春婦を買っても性的不能を笑われ、彼はますます怒りと卑屈さを増していった。
やがてホンカは、金がないアルコール中毒の女たちを相手にするようになる。この頃のホンカの好みは身長165cmの自分より小柄で、歯のない女だった。売春婦ではないが浮浪者に近い、社会の最底辺に身を置く女たちを狙い、ホンカは「酒をおごる」と言っては彼女らをアパートに自室に連れ込んだ。
ホンカの被害者は、そうして連れ込まれた4人の女である。犯行の動機は彼女らがホンカとの関係を拒んだり、彼を嘲ったりしたことだという。
最初の犯行は1971年。関係を拒まれてカッとしたホンカは当時42歳の女性を殺害、その遺体をバラバラにして一部を近所の空き地に埋めた。遺棄した遺体の一部が発見されるものの、その捜査の手がホンカに及ぶことはなく、彼は自信を深め、ますます暴力的になっていった。
それから1974年までに、ホンカはさらに3人の女性を手にかけた。遺体はバラバラにして自宅アパートの屋根裏に隠していた。当然、彼の部屋はおろか、アパート中に悪臭が漂っていたというが、それでも彼の犯行は発覚しなかった。また、ホンカに暴力を振るわれて逃げ出した売春婦がおり、それが原因で逮捕されたこともあった。
事件が明るみになったのは、1975年7月のことだった。同月17日、ホンカのアパートが火災になり、焼け焦げた部屋から遺体が見つかったのだ。逮捕されたホンカは罪を認めたが、裁判では知的障害と精神疾患があるとされ、懲役15年の判決に処された。
その後、ホンカは精神病棟で刑期を終え、1993年に保釈された。晩年はピーター・ジェンセンと名を変えて老人ホームで暮らし、1998年10月19日に亡くなった。
事件当時こそ大きく報じられたホンカであるが、一部の物好き以外にはすっかり忘れ去られた存在だった。しかし2016年、再び大きな脚光を浴びることとなる。彼の事件を基にした小説『Der goldene Handschuh』(英題『The Golden Glove』、ホンカが入り浸っていたパブの名前)が出版されて話題となり、映画化されたのである。




1975年6月17日のことである。ハンブルグのツァイス通り76番地の2階でボヤが発生した。駆けつけた消防隊が上階を捜索すると、屋根裏部屋で女性4名の遺体を発見、仰天した次第である。
 仰天するのも道理で、遺体は状態はいずれも異常だった。1体は完全に屍蝋化し、2体は頭と手足を切断されていた。更にもう1体はバラバラに切り刻まれて、部屋の隅に積み上げられていたのである。

 この部屋の住人はフリッツ・ホンカという39歳の夜警だった。
 彼はオーラルセックスでしか興奮できない性的不能者で、しかも164cmの自分よりも背が低く、その上で歯がない女でなければ受け付けなかった。ちんぽこを噛まれることに病的なまでに恐れていたらしい。しかし、歯のない女なんて滅多にいるものではなく、彼は連れ込んだ女の前でインポテンツに陥った。そして、嘲り笑う女たちを殺害したのである。

 死体は当然に腐敗し、異臭を放つようになる。近隣では以前から問題になっていたらしい。ホンカも一緒になって、
「最近臭うねえ。何の臭いかねえ」
 などと首を傾げていたというが、その臭いの元で暮らしていたのだから凄まじい。
  逮捕されたホンカは記憶喪失を装ったが、結局すべてを自供し、終身刑に処された。  

 
 
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