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古川琴音 in みなに幸あれ

2024年01月17日 | 映画・テレビ・動画
古川琴音 in



『みなに幸あれ』
2024年1月19日(金)公開

第1回日本ホラー映画大賞受賞 短編作品 長編映画化
総合プロデュース:清水崇
原案・監督:下津優太/脚本:角田ルミ
2024年1月19日(金)ヒューマントラスト渋谷ほか全国順次公開

本作は2021年に日本で唯一のホラージャンルに絞った一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」(主催:KADOKAWA)の初大賞受賞作品となった同名短編映画を、「呪怨」シリーズの清水崇総合プロデュースのもと、原案の下津優太自身が監督としてリメイクした長編ホラー映画。

祖父母に会うため村を訪れた看護学生の孫(古川)が、得体の知れない恐怖と対峙する様を描いていく。田舎に住む祖父母のもとへやって来た主人公の孫が久々の家族との再会を喜び、和やかに食事をともにする、どこにでもある光景から、一変してテーブルの下に隠れ息を殺し、身を潜めなにかの様子を伺う姿が。さらに、暗い森のなか、服や顔に血をつけ呆然と絶望感を漂わせて1人で座り込む様子など、本作への期待がさらに高まるカットが揃っている。 

最近では金曜ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」や、大河ドラマ「どうする家康」など話題作に出演し、妖艶でミステリアスな演技が記憶に新しい古川。

映画では『花束みたいな恋をした』(21)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(22)、『リボルバー・リリー』(23)、そして来年の夏には『言えない秘密』(2024年夏公開)の公開が控えるなど、その確かな演技力と存在感で多くの作品に引っ張りだこな古川は、いままさに注目すべき若手女優の1人といえる。 

これまで数々の話題作に出演し、そのたびに様々な役柄を演じてきた古川だが、ホラー作品に出演するのは本作が初めて。さらに主演という大役ながら、徐々に増していく主人公の狂気は観る者を震撼させるものがある。

古川は自身の役柄や本作について「私が演じる主人公は、社会の仕組みに抗おうともがきますが、そこに逃れられない恐怖が迫ってきます。映画を観ている間はもちろん、観終わった後、人間そのものの存在が怖くなるような居心地の悪さというか、根源的な新しい恐怖を感じてもらえればと思います」とコメント。

登場人物たちが織り成す想像を絶する恐怖のなか、主人公の “どうすることもできない”悲しみや、現実に絶望する演技には古川の持つ俳優としての圧倒的な表現力を再認識させられる。

本作で商業映画デビューをはたす下津監督は主演の古川について「自分のビジョンを持って現場に入ってきてくれました。この映画はかなり表現しづらいストーリーだったと思いますが、僕の持っているイメージをそのまま体現してくれました」とその活躍を絶賛している。

古川 琴音(ふるかわ ことね、1996年10月25日 - )




 

 
 
 
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1 コメント

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明治維新錦の御旗のその力 (グローバル・サムライ)
2024-03-03 00:07:50
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタインの理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズムは人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。ひるがえって考えてみると日本らしさというか多神教的な魂の根源に関わるような話にも思える。
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