先週の山場はこれでしたか?
なぜ森光子が死なないで岸田今日子様が先に死んでしまうのか
1964年
「砂の女」「卍」
「砂の女」は勅使河原作品のわりには一般ピープルにもわかりやすい、芸術気取り度の少ないイイ作品でした。原作の良さを勅使河原は台無しにしてくれるんでね、気をつけないと・・・ま、岸田さんが強烈に光っていたとゆーわけで
ピッタリなんですね「砂の女」、ここまでピッタリのキャスティングはありません、まさに砂の女・岸田今日子
そして若尾文子様の美しさに隠れて忘れがちなんであるが「卍」の主役は岸田さんなんです、ヒロインなんです、ドMです
イメージからいくと若尾様がドMで、キチガイドSの岸田今日子様にふりまわされる所なんですが、この頃の岸田さんはまだ普通に綺麗な女性だったんで、やはりこの頃の若尾様の美しさはこの世の者ではありませんでしたから、仕方ありません、私は原作を先に読んでいたんで、岸田さんの台詞回しが弱冠気に入らなかったんですが、レズと三角関係に振り回される日陰の華の無い女ってゆーのはドンピシャだったんです、ま、そーゆーのも全て若尾さんの美しさに全て忘れてしまうんですけどね
この2作品、監督は大嫌いな方々なんですが、日本映画の名作にまちがいなく入ってしまいます、原作がイイのとキャスティングのハマリ方と・・・この2本とも監督が市川崑ならもっと良くなっているんではないかと
とりあえず岸田さんはこの2本からいってみましょうか
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