ドッペルゲンガー
黒沢清監督 2003年公開
主演 役所 広司
脇 永作博美 柄本明 ユースケ・サンタマリア
ドイツ神話などに根拠を持つ「ドッペルゲンガー」に関する物語。ある企業の研究員が自分の分身=ドッペルゲンガーを見たことから始まるサスペンス映画

2度目の鑑賞 幸いながら内容もディテールもさっぱり忘れている映画であった
前半の永作さんと弟のドッペルゲンガーの場が、黒沢ホラーっぽくてヨイ。僕はこーゆー場面が黒沢さんの映画で一番好きな所です
でもこの映画はホラー映画ではなくサスペンス喜劇なので、あまりホラーっぽく引っ張ってくれません
ウジウジ悩む役所コージとバンカラ(死語)な役所ドッペル
ドッペルが派手に暴れ回るよーになってからの展開は黒沢さんらしいサスライ・ロードムービー
あまり話もややこしくならずわかりやすいサスライなので観辛くはありません。黒沢さんのは時々ややこしくわかり辛くなる時もありますが、これはギリギリわかりやすいです、そんでもってロード。ロードの柄本明とダンカンはイイ
最近バツグンにイイ感じの永作さんですが、この映画ではにあまりヨロシクナイ。とゆーか最近までこの映画に永作さんが出ていたことを忘れていました
ま、役所さんのプロモーションビデオとゆー見方をすればイイか
分身とゆーと自分はパーマンのコピーロボットを思い出すのですが、コピーロボット欲しかったなー、色々な使い方が出来るんやろーなーと子供の頃妄想しまくってましたコピーロボット
あとこの映画に出てくる車椅子みたいな色々やってくれそーな装置は可愛くって弱冠フェチっぽくてなかなかイイ品物です
黒沢さんの映画はよく「あっけない暴力シーン」が出てきますが、この映画でもハンマーでよく人をドツキまくります。このあっけなさは、勿論「悪魔のいけにえ」の影響でしょう。この映画は少しクドイですなハンマーどつきが
あっけない暴力シーンは黒沢作品の中ではダンカンが一番上手でしたねー(この映画ではダンカンはラストの方でちょろっと役で顔を出します)
とゆーことで、やっぱし前半部分の永作&弟ドッペルシーンと
永作さんの弟ドッペルをやっつけに行く役所さんのシーンが好きです
そんな映画でした

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