畑中葉子 / 「畑中階段」コメント動画
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JOJO広重:きっかけはツイッターなんですよ。数年前に畑中さんがツイッターをやっていらっしゃるのを見つけて、昔からファンだったのでフォローさせてもらったんです。で、その年の僕の誕生日に畑中さんが「お誕生日おめでとうございます」とツイッターを通してメッセージをくださったんですよ。畑中さんは僕が一体何者なのかご存知なかったと思うんですけど、僕にはその年で一番嬉しい出来事だったんです(笑)。
畑中葉子:私がなぜ全く面識のないJOJOさんにフォローを返したかと言うと、ひらめきみたいなものですね。この人とは関わっていたい、みたいな直感があったんです。ただ、それで直接お話しするような機会はすぐにはなかったんですけどね。
広重:2014年に畑中さんがソロ・デビュー35周年記念で4枚組の『後から前からBOX』をビクターから出しましたけど、それと非常階段の『咲いた花がひとつになればよい』の発売日がたまたま一緒だったんです。『咲いた花が〜』は非常階段の結成35周年記念アルバムで、偶然にも同じ35年だったんですね。ディスクユニオンのウィークリー・チャートの1位が『後から前からBOX』で、2位が山下達郎さんの復刻もので、3位が『咲いた花が〜』だったんです。「山下達郎さんが畑中葉子さんと非常階段に挟まれてますね」というツイートを見かけて、面白かったのでリツイートをして(笑)。僕も『後から前からBOX』は買わせてもらったんですが、驚いたのは畑中さんが「JOJO広重さんのBOXを買いました」と連絡をくださったことなんです。『生きている価値なしBOX』という10枚組で、1万2,000円くらいするシロモノですよ?(笑) 「わざわざ買わなくても差し上げますよ」と返事をしたら、「いや、もらっちゃうと聴かなくなるので」とおっしゃって。これはマズい、あんなノイズまみれのなかで「生きている価値なし!」なんて唄っているのを聴かれたらただの変質者だと思われてしまうと考えて(笑)、一度ちゃんとご挨拶をさせていただこうと思ったんです。お会いさせていただいたのは2014年の暮れか2015年の頭くらいでしたね。
──畑中さんは『生きている価値なしBOX』を聴いて、どう感じたんですか。
畑中:「……ん? んん!?」って。いつまで経ってもキュッキュキュッキュ言ってて、訳が分からなかったですね(笑)。でも、JOJOさんのささやいている言葉がすごく胸に突き刺さったんですよ。私も中学生の頃から自分の思いをノートに書き連ねるようなタイプだったから、表に出せない心の思いをJOJOさんが誰かの代わりに言ってあげてるんだなと思って。さすがに10枚全部は聴けませんでしたけどね(笑)。
──そんな伏線がありつつ、どんな経緯で畑中階段が結成されたんですか。
広重:「もし関西に来られることがあればブッキングしますよ」と以前から畑中さんには話していて、去年の9月に難波ベアーズで畑中さんと僕、山本精一さんの3人でライブをやらせてもらったんです。それが畑中さんとは初共演でした。そのライブで「『カナダからの手紙』をデュエットしませんか?」と畑中さんに言われたので、8月にカラオケボックスに行きまくって声が嗄れるくらい練習したんですよ(笑)。でも、あの歌はけっこう唄うのが難しいんですよね。
畑中:いや、すごく格好良かったですよ。「あなたの愛を〜♪」のパートも熱がこもってたし、JOJOさんとのデュエットは私にとっても特別な「カナダからの手紙」でしたね。
──そんな話を伺うと、お二人がデュエットする「カナダからの手紙」を今回のアルバムに入れて欲しかったなと思ってしまいますね。
畑中:ああ、そうすれば良かったですね(笑)。
広重:まぁ、それはまた別の機会に……(笑)。
畑中葉子 「後ろから前から」振り付けあり
Jojo広重ー生きてる価値なし
20Hz #02-a "JOJO Hiroshige"
非常階段 Hijokaidan Live at Shibuya La.Mama Nov. 3rd 1987 - pt.02
Hijokaidan/Mani Neumeier
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