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サンダーマスク

2022年05月16日 | 映画・テレビ・動画





1972年10月3日から1973年3月27日
日本テレビ系列局 (NNS) で放送された特撮

東洋エージェンシー(現・創通)とひろみプロダクションの共同製作。
全26話。
放送時間は毎週火曜 19:00 - 19:30 。

テレビ放送と並行して、手塚治虫による漫画版が『週刊少年サンデー』で連載されていた。

企画    
東洋エージェンシー
平田昭吾(ひろみプロ)


脚本
上原正三
藤川桂介
田村丸
浪江志摩
野村尚史
高橋二三


監督
本多猪四郎
田中進
岡崎明


出演者
菅原一高
井野口一美
黒田英彦
加地健太郎
滝波錦司
藤井敏夫
山下則夫
富田浩太郎


ナレーター 小林恭治


オープニング
若木ヒロシ
ザ・フレッシング・フォー
みすず児童合唱団「サンダーマスク」
エンディング
若木ヒロシ
ザ・フレッシング・フォー
みすず児童合唱団「斗え!サンダー」

テレビ版はひろみプロ・東洋エージェンシー(現:創通)の両社が連名クレジットされているにもかかわらず、放送終了後には東洋社員が制作会社を訪れ、一方的な形でマスターを引き上げた。地上波では1994年3月27日、中京テレビ『今甦る!昭和ヒーロー列伝』で抜粋した3話分を放送したのを最後に、「マスターは状態が悪い」、「ネガならある」、「すべて存在しない」と創通側の説明が二転三転。本作の権利が分散し、各会社の権利と利害が発生することも含め、現段階で創通のみの判断では再放送やソフト化して市場に流通販売できない、いわゆる封印作品と化している

 

 

 



手塚治虫による漫画版は、『週刊少年サンデー』1972年(昭和47年)10月8日号から1973年(昭和48年)1月7日号にかけて連載された。手塚作品としては珍しくテレビ版が原作であり、本作品はコミカライズという位置づけであるが、内容はテレビ版とは別物のオリジナル作品である


ガス状宇宙生命体サンダーと珪素生命体デカンダーとの戦いを描いた物語であり、サンダーマスクのデザインや、主要キャラクターのネーミング以外はTV版と共通するところはない。科学パトロール隊や魔獣も登場しない。
また、サンダーマスクに変身するのは命光一であるが、物語は手塚がサンダーとデカンダーとの戦いに巻き込まれたという設定のもと、手塚の視点で進行して永井豪がゲストキャラクターとして登場したりする。
サンダーマスクはサンダーが地球人・飯田光一=命光一の肉体を借りて地球上で実体化した姿と設定されており、鱗と羽毛に覆われたその姿が「ちょっとおっかなくて人に見せられない(作品内の手塚の発言)」ため、手塚自身がマスクとコスチュームをデザインし、サンダーがそれを身にまとって「サンダーマスク」として登場したという経緯になっている。また、デカンダーは高瀬博士の娘・まゆみに憑依し、全生物の珪素生命体化を企んでサンダーと対決する。
サンダーに憑依されている間の意識はサンダーが優先するために光一は何も覚えておらず、まゆみはデカンダーに憑依されていることすら知らないという展開も含んでいた。
テレビ放送に合わせて連載が終了したため、終盤はストーリーが端折られている。
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