楽しくくらそ!

園芸、創作、可愛い子供達

どちらがいいやら・・・

2011-06-21 09:03:44 | Weblog
先日、義理の叔母さんが亡くなった。
60才過ぎの 息子との二人暮らしだったんだけど、息子が会社から帰ったときには息が切れていたらしい。
常々幻想を見ていたとかで、他人が信じられず夜はもとより昼間も雨戸を締め切り、部屋の中で息を潜めていたとか。
認知症も出ていたけれど火の始末はきちんとできて、息子の食事や洗濯などは普通にできていたという。
 けれどきれい好きだったはずの叔母さんながら部屋はこの上なく汚れていて、死に際には苦しんだ様子で、汚物で汚れていた。
 かわいそうに、誰もいない家で手も握られないまま独りで苦しみながら死んで行ったかと思うと涙が止まらなかった。
息子も昼間一人で留守をしてもらうのは気にかかり、施設の相談もしたけれど頑として受け付けなかったらしい。

 最近の施設の充実ぶりは素晴らしいと思う。
職員の方々はとても親切で親身のお世話をしてくださる。
年寄りは自分が捨てられるような気がするのか、嫌だと言う声をよく耳にするが・・・・
独りでさびしく苦しみながら死んでいくのと、最後まで優しく声をかけられ見守られながら終われるのとどちらがいいのだろう。
 だれでもいつか来るその日のことを考えておかねば・・・と思わされた。
 

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2 コメント

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考えさせられます (アレ丸)
2011-06-25 10:23:35
都内は、このような孤独な年寄りが多いと聞いています。施設にはいるのも、お金がかかるし……。このような孤独な状態をなくすには、地域の中で、コミュニケーションの輪を作らないといけないですね。町内会の活性化は、私の所も課題の一つです。
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ほんとうに・・・ (taeko123)
2011-06-26 12:22:47
お元気でしたか?
ほんとうに、都会でも田舎でも独居老人がとても多いみたいです。
まだ田舎では隣近所が助け合っているようですよ。
 民生委員さんも忙しそうです。
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