
このあたりで、カウルに色を入れていきましょう。
メタリック塗装なので、ベースはツヤありブラックで塗り、表面を4,000番のスポンジヤスリである程度平滑にしました。
一見、ツルツルに見えて塗装が乗りにくそうですが、コンパウンドで磨いているわけではないので、4,000番の細かい傷が残っており、肉眼で見るよりも凹凸があって大丈夫です(*´Д`*)。
塗装は、マイカシルバー(ラッカーLP72)とメタリックブルー(TS19)、2色の塗り分けです。今回はタミヤさんの指定色を使っています。
メタリックブルーは缶スプレーしか設定が無いので、缶から取り出してエアブラシで噴いています。メタリックの粒子が粗いという評価も多いですが、デカールがこの塗料に合わせてあるので、他社のメタリックブルーを使うと、デカールの「SUZUKI」の文字も塗り分けたくなります。
メタリックブルーの色自体は、とてもキレイで光によって若干緑がかって見えたりするなかなか素敵な色です。
塗り分けは、タミヤさんいつものマスキングテープを使ってシャープに塗り分け可能です。基本塗装が乾いたらクリアを軽く噴いて、デカールを貼っていきます。
フロントフェンダーはこんな感じ、マイカシルバーは粒子が細かくてこれもキレイですね。こちらはビンラッカーに指定があるのでそれを使っています。
カウルはこんな感じ、ウイング部分がカーボン地なので、そこのデカールがポイントです。
最初にウイングを組んでしまったので、デカールが貼りにくそうですが、スタジオ27さんのGSX-RR用デカールを使っているので、余白さえキチンと落とせばほぼピッタリに貼り付けられ、あまり苦労はありません。
これを市販のデカールから切り出して貼ろうと思うとかなり大変そうです。
サイドカウルはこんな感じ、アンダーカウルやフロントカウルにまたがったデカールがあるので、しっかり仮組みしてから貼って、切り分けます。
タンクカバーはこんな感じ、GPマシンのお約束なのか、アゴが入る部分のデカール、ライダーから見た向きではなくて、前方向から見た向きになっています。気をつけないと逆に貼ってしまうポイントです。なんでこの向きなんでしょうかね・・・(*´Д`*)。
シートカウルです。ここの「SUZUKI」の文字は、ビス穴の部分が丸く抜けているのと、スジ彫りラインに沿ってデカールにも分割ラインが入っているので、位置決めでズレることはありません。こちらを先に決めてからサイドカウルのデカールを貼るといいと思います。
裏側の様子です。
最後にアンダーカウル、こちらもサイドカウルにまたがるデカールがあるので、しっかり切れるデザインナイフで、デカールが欠けないように気をつけて切り分けましょう。
全て貼り終えたら、しっかり乾燥させて、ウレタンクリアでコートしておきます。
色が入って、スポンサーデカールが貼られるとレーシングマシンっぽさが出てきてカッコいいですね。早く車体に組み付けられるように頑張って進めていきましょう。
今回も動画を作ってみました、よろしかったら見てやってください。
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