
続いては、ラジエターを仕上げていきます。
ラジエターは「ホビーデザイン」さんのディティールアップパーツを使います。このディティールアップパーツの良いところは、ラジエターのシュラウドがパーツ化されているところです。
MotoGPのマシン、ストリップ状態がひとつの見せ場ですが、ラジエターのシュラウドが無いと今ひとつ締まりません。このパーツが付くだけでグッと雰囲気が良くなります(個人の意見です(*^▽^*))。
パーツ構成はこんな感じで、ラジエターもキットの物は使えません(T^T)。
それだけに仮組みをキチンとしないとカウルが閉まらないという、大惨事を招きます。
まずラジエターのパーツを組んでみます。
マスキングテープで仮固定です。
下から見るとこんな感じ、この時点でギチギチな感じです。
更にカウルを仮組みしてみました。
本当にギリギリですが、ピッタリ収まります。なかなかすごい精度ですね。
収まることがわかったので塗装していきましょう。
全体を、「ガイアノーツ」さんの「EXシルバー」で塗装し、パイプ部分を塗り分けました。
この紫の部分はホースバンドです。初めは塗り分けでいいのでは・・・と思い塗装してみましたが、あまりに立体感が無くて間抜けな感じになってしまったので、後でエッチングに切り替えました。
合わせて他のホースバンドも「ホビーデザイン」さんのディティールアップパーツに入っているエッチングを使います。こんな風に適当な丸棒(今回はドリルのシャンク部分を使用)を使って、コロコロ動かし、エッチングに曲げグセを付けていきます。
エッチングは、曲げやすくするために、事前に焼きなましました。
やり方は、ターボライターを使って真っ赤になるまで熱して、その後自然冷却します。赤くなったらすぐやめましょう、長時間熱するとエッチングが焼け落ちます(>_< )。
丸めるとこんな感じ、直径が小さいのと、途中に穴が開いているのでキレイに丸くなりませんが、取り付ければ気にならない範囲かな・・・と思います。
色を入れるとこんな感じです。
この部分、クリアパープルを塗りました。目立つ場所なので効果的ですね。
ホースの途中にセンサーがあるのですが、キットでは再現されていないので追加します。
こちらにも追加です。
ラジエターの表面はエッチングを貼り付けます。
上側のラジエターはラウンドしているので、それに合わせてエッチングを緩やかに曲げて貼り付けました。
ラジエターにもクランクケースと同じように、赤い筒がありますが、こちらもキットでは再現されていないので、クランクケースの時と同様にプラ棒と6角プラ棒の組み合わせで作りました。
取り付けるとこんな感じで、よいアクセントになります。
紫のホースバンドも組み込みました。こちらもよいアクセントになっています。
ラジエターのパーツはこれで完成です。特に紫のホースバンド、丸穴が開いている部分が立体的になるので、やはり塗装ではなくてエッチングにして正解でした。
これで車体に組み付けていきます。
合わせて周辺のパーツも取り付けました。
シリンダーヘッド付近の配線も接続します。
ラジエターが接続できて、更に密度感が高まってきました。
ひとつひとつは手間がかかりますが、少しずつでも完成に近づいています。飽きずにお付き合いいただけると嬉しいです(>_< )。
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