初めて買ったRoland。。。

今回は私が初めて買ったシンセサーザーってことでお願いします。

初めて買ったのはRolandのD－５ってシンセサーザでした。
キーボード　61鍵盤で音源はLA音源、最大同時発音数32音でチェイス機能（ディレイみたいな効果）やアルペジレーターが付いてました。
本体はこんな感じ


鍵盤はペコペコで今思えば音もかなりデジデジしてピアノなんぞは使えたもんじゃなかった気がしますが、当時の私がバイトして金返すからってことで親から金を借りて買ったシンセでした。
ピッチベンドのコントローラーもYAMAHAは上下型、コルグはM１が何故かジョイスティック型だったのでこのRoland独特のモジュレーションの掛けづらいタイプはどうかな～なんて大して弾けもしないのに生意気にも考えたりしてました。
この頃の日本のシンセ３大メーカーって今以上に音色に特徴があった気がします。
Rolandはシンセシンセした音（いわゆるシンセストリングスとかパッド系はキラキラしてキレイ）
コルグは実直な音（よりリアル感を出そうとしていた、ピアノなんかは定評があり）
YAMAHAはその間をとってどれも優等生な感じの音（どの音もそれなりにキレイですがいまいち飛び抜けた個性がなかったかな？）

なんて書くとそれぞれのメーカーを良く知る方から怒られそうですが、当時17歳～20位までの期間のド素人が楽器屋で音出ししての感想なのでご了承ください。

まあ、これを入手した私は必死で？練習をする訳ですが、それはまた今度。

ちなみにこのシンセはプリンセス・プリンセスの今野さんがイメージキャラでして、チラシにもなっておりました。その時の写真はライブの写真でしたがどう考えてもメインとは言えない位置に設置されていて（笑）
当然マスターでは無かった様ですが。。。何せ２段のスタンドの上段に位置されて、そこじゃ弾きにくいだろ！つかうのは効果音程度か？って感じでした。

とは言っても私にとっては魔法の箱の様デシタ。色々音色（おんしょく）も入っていてライブの時にJETなんちゃらって飛行機が飛んでく様なSEとか便利でした。スプリットもできたのでピアノ＋ストリングスなんかも可能で左でストリングスシロタマで弾きながら右手でピアノを８で弾く（叩く）な～んてのも便利でした。
アルペジレーターはパターンが少なくて下から上、上からしたの二つを基本にドミソドミソといくかドミソミドって戻るかってパターン位しかなくて、あとはテンポが変えられる程度でいまいち使えなかった覚えがあります。

大学時代はひとまずこれでライブしてましたね。と言うより金が無いので買えなかったってのが本当なんですが。
大学２年の時にまた別のシンセを購入し、自宅で一時待機したあと後輩に貸していたところ一番高いFの鍵盤がこわれてしまい、それでも欲しいって後輩がいたので卒業する時にあげちゃいました。

今思えば最初に買った思い出の品だったので勿体ない気もしてますが・・・現在も４つ鍵盤が自宅にあって実家にも１台置いてある事を考えると何とも言えんです。D-5ありがとうとダケ言っておきます。

その後も色々な鍵盤を乗り換えていきましたので、その歴史なんかも掲載したいと思います。

次回予定”D-5の次は？”