レニークラビッツ公演を観に行った時

ちょっと、記憶が定かでは無いのですが、ヤンディーズになる前後・・・
９６か９７年の秋と記憶していますが、ジミヘンドリックスの再来と言われた
レニークラビッツの来日、日本武道館公演を、音楽学校の同窓生から
「チケットが余ったから、太郎君、どう？」と言われ、経済的余裕も
当時有ったので、即決、その日誘われ、その日、観に行きました。
（完全にその当時のメタルから離れていた時期です。）

ただ、私、レニクラのＣＤ、一枚も持っていなかったのですね。
知っている曲は２曲だけ。勿論、その内１曲は「明日への疾走」
９３年頃、大ブレイクして、元、バンドメイトや、ボランティアで毎日行っていた
特別介護老人ホームの職員（介護士）もひたすらレニクラの事、語っていました。

ただ、私、そのブレイク当時、あまり関心が無くて、バンドメイトに頼まれ
あの明日への疾走のスレーズを弾いていました。

そして、数年後のこのレニークラビッツの来日公演。
カッコ良く幕を開け、２曲目までは盛り上がりました。
しか～し・・・３曲目以降、７０年代バンドに良くあった１コードフリーセッションの
セットリストが延々と続き、長い曲では２０分位有ったでしょう。
完全に中だるみしてしまいました。
そして、私も不幸な事に(？)修理に出していたブーツを引き取りそのまま、履いて
観に行ったのですが、そのブーツの修理が、完全に失敗作でして、腰痛の痛みで
頭の中が占められている中での中だるみ・・・・。
残念ながら、レニクラ公演を満喫出来ず、レニクラのギターも良く判らないのでした。

アンコールの最後で、お待ちかねの「明日への疾走」が演奏されました。
そして、演奏中？？？と思っていたのですが、最後、閉幕の時、バンドメンバーが
全員ステージに立った時、あのパワフルなドラムを叩いていたのは女性と判りました！
セクシーな格好して、あのパワフルドラミング！女性で凄いプレーヤーと言えば
マイケルジャクソンバンドのギタリスト、ジェニファービトゥンしか知らなかったので
皮肉にも、このコンサートの私のハイライトはドラマーがパワフル女性ドラマーだったとしか
思い出が残らなかったのです・・・・。

あっ、女性ドラマーはシーラＥとか居ましたね。プリンスの前座やって、
セクシーさが足りない！とプリンスに平手打ちを喰らい「俺のセクシーさを見ておけ！」と涙を流しながらプリンスのステージ観ていた・・・と、いう逸話を思い出しました。