K馬日記

映画や美術、小説などの作品鑑賞の感想を徒然なるままに綴っていきます。

アイスランド旅行(食事篇)

2020年01月16日 | 海外
最後はアイスランドの食事情です。
魚しか獲れないだろうと高を括っていましたが、想像よりも独特な食文化がありました。

物価の都合でちゃんとしたレストランは初日の夜だけ、ということでアイスランド料理店Lækjarbrekkaへ。

本当はミシュラン獲得したDillの姉妹店Systirというお店に行く予定が、なんと渡航直前に閉業との連絡が…!こんなことってあるんですね…
※Googleのクチコミを見ると同じような被害に遭った方も居り、とりあえず閉業への修正を提案しておきました。


これがアイスランドの食材を使った料理たち。小ぶりのロブスターやラム、タラなんかが有名のようです。後は日本同様捕鯨国でもあるので鯨も食べられるらしい。
タラについては漁場を巡ってイギリスと争い、当時の情勢に合わせて"Cod War"("Cold War"のもじり)と呼ばれたのだとか。

以下、料理についての感想……


ロブスターのスープ

海老の味はするものの全体として薄味。Soup Stock Tokyoの「オマール海老のビスク」がいかに優秀かを痛感しました。


ラムステーキ

柔らかくてめちゃめちゃ美味しいです。この日頼んだ中では1番美味しかった。マッシュポテトとソースを絡めて食べるとなお美味。


オオカミウオのムニエル

タラを食べようと思ったんですが、今の時期はないらしく、その代わりにオオカミウオ(ウツボみたいな強面の魚、お前食えるんかいっ)をいただきました。
美味しい白身魚という感じ。味よりも「オオカミウオを食べた」という経験に価値ありか。


ハウカットル(Hákarl)

アイスランドの珍味!アンモニア臭のするサメ肉です。味のクセがかなり強く同行者は断念。
個人的には奈良漬けのような感じで、酒好きにはたまらん味のような気も…?
ほかにも羊の睾丸など珍味として食べられているそうです。

お通しとして出てきた塩バター+パンも非常に美味しかったですね。かなり満足度の高いレストランでした。


その他でいくと……


謎麺

とにかく寒かった日にあったかいものがどうしても食べたくなり入ったのがNoodle Station
店内はアジア人ばかりかと思いきや、ヨーロッパ系が多い!
因みに何故かレイキャヴィークにはベトナム料理などアジア料理屋が多かったのが印象的でした。


味はもうまずまずとしか言えませんが、あったかいスープが骨に染みたことは一生忘れないでしょう。


ラムスープ

そして同行者の一人がどうしてもと飲みたがったのが、アイスランド名物でもあるラムスープ。レイキャヴィークのSvarta Kaffiðで賞味。


この一見パンにしか見えないパンが…


実はスープ!というありがちなやつです。
味は見た目通り。Soup Stock Tokyoの偉大さを改めて感じさせられます。


価格破壊バーガー




どれも美味しいんです、美味しいんですけど、どれも約2000円なんです。アイスランドは外で食べると最低価格このぐらいなんです。
そりゃ最後の方金欠で自炊しますよ。アイスランドに居るにも関わらず。


ヨーグルト

自分史上最高のヨーグルトがこいつでした。クリームチーズのように濃厚なヨーグルト。
フレーバーもベリー系やシトラス系などバリエーションがあり飽きない。
ヨーグルトはブルガリアでもギリシアでも、ましてや発祥の地トルコでもない、アイスランド産isey skyrがベスト!
早く日本にも輸入されますように。
※因みにスイスには売っていました。


こんな感じで食べた物をひたすら並べて参りましたが、総じて言うとやはりSoup Stock Tokyoはすごいということです。


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2 Comments

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Unknown (zooey)
2020-01-21 14:54:51
アイスランド紀行、楽しく拝見しました。
物価が非常に高いということは以前聞いたことがありますが
バーガーに2千円とは凄いですね。
北欧も高かったので、さもありなんとは思いますが。
ちなみに初日のアイスランド料理店での食事はお幾ら位だったのでしょう?
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Unknown (tadakeima)
2020-01-22 02:02:53
拙い日記お読みいただき恐縮です。
バーガー約2000円はスイスでも遭遇したので、やはり物価というものは恐ろしいものです……
初日の夕食は紹介した料理に加え赤ワインボトル1本入れて3人で19,000円でした。ご渡航の際はご検討くださいませ。
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