K馬日記

映画や美術、小説などの作品鑑賞の感想を徒然なるままに綴っていきます。

夢野久作『少女地獄』

2013年10月27日 | 文学
久しぶりに文学の更新です。 夢野久作の『少女地獄』を読破いたしました。 もう一カ月近く前の話になりますが笑 (今は同『ドグラ・マグラ』を読み進めております) いやあ、すごく好みの文体かつテーマでした。 「何んでも無い」「殺人リレー」「火星の女」の短篇3つから構成される作品です。 嘘を吐く女、恋に生きる女、処女性を尊ぶ女。 少女が伴う3つの側面の其々にスポットを当て、その性質が身を . . . Read more

『Silver Linings Playbook』

2013年10月05日 | 映画
はい、こんばんは。 もう映画はいらんとか言わないでください…… ぼくにはもうこれしかないんです…… というわけで、お次に紹介いたしますのは。 デイビッド・オーエン・ラッセル監督の『世界にひとつにプレイブック』です。 こちらも前回紹介した『天使の分け前』同様、痛快なスカッとする映画。 ヒューマンドラマもかなり良いですし、声を出して笑うほどコメディ要素も豊富。 ジャンルとしては所謂「ラブコメ」の王道 . . . Read more

『The Angel's Share』

2013年10月05日 | 映画
またもや映画の更新でございます。 もうね、映画観るくらいしか無いですね最近は! 映画観てないときは大体読書か小説書いてます笑 というわけで、先週ギンレイホールで観てきた分の感想を書きます。 これから4連続の予定ですが、正直気力が持つ気がしません。 しかも、特に名作っていう程の名作が無かったというのもありでして。 割と適当な感想文になること必死ですが、それでも読んで頂けたら幸いです。 (夢野久作『 . . . Read more