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Woodturnerの気まぐれ歳時記

浪人若殿

2012年08月28日 | Books

1978年に発表された時代小説。岡っ引きの娘お吟と浜松藩主の舎弟新三郎が、藩を我が物にしようとする家老と対決する、山手樹一郎の標準スタイルだ。結末が分かっていても面白いんだな。


ガウジブランクの製作-完

2012年08月26日 | Woodturning

チャックを三ツ爪スクロールに変えて、鋼材部分を咥えセンターを押してターニングします。ワイヤーバーニングで模様を入れると、それらしくなりますね。

今回はウレタン塗料で仕上げてみました。鋼材部分が120mm、ハンドル部分が300mm、全長420mmです。鋼材部分はこれから、都度用途に合わせて、刃先を作りたいと思っています。
詳しくは「Craft House まな」に載せています。

ガウジブランクの製作-1

2012年08月25日 | Woodturning

材料は35mm角の栗とHSSは1/2"。先ずは掴み代以外を、30m/mの丸棒に削ります。

真鍮のキャップを被せる先端部分を25.4m/mに削るのですが、自作のスピンドルキャリパーを使って、26m/mの正確な段を付けます。

鋼材を入れる穴をあけます。ここでは1/2"のドリルを使っています。

 鋼材とキャップを、2液性エポキシ接着剤で接着して、1日寝かせます。


江戸名物からす堂

2012年08月14日 | Books

からす堂”は、なんでも十六文で占うという観相家。くたびれた黒絽を着流し、博多帯に雪駄履き……と、どうみても尾羽打ち枯らした浪人者だ。ところが、深編み笠をぬぐと定九郎ばりのいい男。色恋も断って千人悲願のために八辻ガ原に立つ。そんなからす堂に、なわのれん「たつみ」のお紺ねえさんが惚れてしまったから、さぁ大変。


サングラス修理

2012年08月05日 | Woodworking

サングラスのフレームを息子に依頼され、暑い中工房で半日過ごした。フレームは木製で、更に何回か修理しているようなので、アルミ板で補強することにした。アルミをエポキシ樹脂で接着し待つこと3時間。

1mmのピンを打ち完成。外から見ると修理跡が分からないように、内側だけ2mm厚のアルミ板で補強しています。


恋染め浪人

2012年08月01日 | Books

昨日から静岡出張、このところ週の半分は出張で、少し疲れ気味かな。でも、本が読めるので、ヨシとしよう。表題の小説ですが、浅草のなわのれんで出会った威勢のいい美人手品師・紫太夫と浪人夏目鮎太郎が飲んでいると、ごろつき剣客たちにイチャモンをつけられ表へ出ることに。勝負!と見せかけて逃げたところが墓地の中。そこで、鮎太郎は生き埋めにされかかっていた美しい武家娘を拾う。事件は未曾有のお家騒動へと発展するのは、山手樹一郎のいつもの手法。666頁の長編時代小説。