
まもなく17万kmになるセレナC25の2回目のプラグ交換。
今回も自分で交換するつもりで部品購入後暇な時にやれば良いと保留にしていましたがカーショップ店員に何気なく聞くと部品持ち込み1万円以下でできるというのでこのMR20DEは少し面倒なため依頼。
カーショップ側も半日時間を下さいということでホンダライフの代車を借りて自宅に戻り、夕方電話確認後引き取り。
2013年に9.8万kmで交換した時は遅れたためか白金プラグの状態が酷いもので以前にブログの「セレナC25プラグ交換」で公開しています。
今回は少し早く交換のため約8.0万km走行で交換しましたがプラグ状態はそれほどでもなく少し早かった気がしました。
以下の比較でどちらも10万km対応ですが、
右が製造時のNGK LZKAR6AP-11 白金プラグ ( 酷い状態 )
左が前回交換したNGK DF6H-11B イリジューム (まだ使えるかな)
整備の方も少し早いと言っておりやはりイリジュームは白金より長持ちします。
交換部品は前回と同じく
・プラグ、スパーク5989 BY483DF6HI
・マニホールド ガスケット 1435ED800
・ガスケット、アダプター 16175J631A
で違うのは日産販売店からでなくネットで購入。
但し燃費は交換前平均13.2km/Lでしたが交換後は12.1km/Lと1.1km悪化。
その後約50km走行後変化があると期待しましたが変わらず。
もしかして組込み時何か外れてするのかとエアーダクト付近にライトを照らして簡単に確認しましたが特に問題ないと判断。
または中心部の角度調整された丸いスロットルを触ってしまい電子制御スロットルが変化したのか。
再び開けてスロットル角度確認は面倒なので中止。
< Pivot 3-drive AC >
しばらく考えているとオートクルーズとスロットル調整している Pivot 3-drive AC がスロットル調整しているため怪しいと判断。
Pivot 3-drive ACを初期化して再設定しましたがこの時に役に立ったのが私のブログで2014/05に「セレナC25 オートクルーズ機器設置」がありそれを見ながら設定。
同じくスロットルを絞って燃費優先のEC5の状態へ。
そのままで3日後近くへ買い物でエンジンを掛けてみると9.8km/Lとなり約2km走行でも10.2km/Lまでしか変化しません。
その後、もしかしてスロットルをノーマルにした時はどうなのかとNORに戻してから走行しましたが特に変化なしのためEC5に戻しました。
で何かの不具合があるかもと思いましたが機能的に無いと判断。
< 途中の考え >
別な原因としてプラグ交換すると交換前より火花がしっかりと強くなるため燃焼状態が改善されインジェクションの噴射量が増えるためエンジン吹け上がり、低速トルクが増加したような気がしていますのでこれかもしれませんので噴射量が多少落ち着くまで待つしかありません。
日産ディーラーに確認した所、
普通交換後は良くなるかまたは余り変化しないはずと言われ、最悪スロットルの再設定では約4.x千円掛かりテスターでデータ確認もしてくれるのですがひとまず様子見。
< バッテリー ① >
最近の低燃費の車はバッテリー効率と共に容量サイズが小さくなってきていることが気になりました。
そのためセレナC24使用した予備バッテリー(75D23R)用のアイソレータSWを切りしばらく走行すると燃費がどんどん上がり最高で14.4km/Lまで上昇。
でもまた下がり13km/Lで前後繰り返して12km/Lまでは下がらず。
2012/9に交換して9年経過で性能低下のバッテリー車体側(80D23L)と予備で少し大きいバッテリーを充電するため体感はしませんがオルタネータの駆動頻度が多くなりエンジン負荷になっている感じでした。
予備バッテリーは12.59Vあり予備として十分ですが車体側バッテリーは12.33Vと低下しており12V以下になればスタータが回らなくなった記憶があります。
標準55D23Lよりはるかに大きい性能(容量)で交換後9万km走行、9年経過になるため少し小さいものと交換する予定でしたが….
< バッテリー ② >
エンジン始動前で12.28Vと前回より低下していました。
バッテリー低下といってもエンジン始動は力強く始動でき14.45Vとオルタネータがフル回転、1分後は14.38Vで少し低下、エンジン停止時で12.90Vといつもと同じ。
エンジン負荷と言っても実際はオルタネータ(発電機)が約54Ahの電気低下を補うために電気を生成して約17万kmまで故障知らずに動作しているのを感謝していますが多分数年後は壊れると思っています。
昨年は21年経過したHA7アクティトラックが壊れて交換しています。
なので劣化により今回の連続発電で早まると思い現状のバッテリー状態を確認。
エアクリーナダクトを外して、マイナス端子はショートしないように手袋を被せて右下に寄せて、バッテリー固定金具、プラス端子を外して引き上げ。
液は少し手前にずらすとどのセルも上限と下限の中間になっており蒸発などしていません。
バッテリーの6つの十字の蓋は10円玉で緩めてからドライバーで外しました。
1セル2V電圧の各セル比重をフルードテスター(バッテリー/クーラント)で左から測定。
1.172 ~1.185 と各セルが1.25以下で RECHARGE 対象となっています。
9年経過したのと最近は2~3回/月しか乗らないのが悪化している原因です。
仕方がないため今回は 韓国製の75D23L (48Ah)をネットで探してボーナス、ポイントを引いて送料無料で約6.2千円で注文。
< 新バッテリー交換 >
2日後に来て午後に交換する前に75D23Lの確認。
そのままで電圧は12.87V となっており製造後の時間経過で低下しています。
各セル比重をフルードテスター左から一つ飛ばして測定。
1.27~1.28 あり テスターでは GOOD 状態
再びセレナのボンネットを開けてバッテリーを交換しました。
エンジン始動時は13.27V で交換前の14.33Vと比べて1.06V低くオルタネータ発電はほんの少しです。
1分後に再び測定しても13.27V、周辺を約12km走行後も変化なく13.27Vでした。
エンジン停止後は13.17Vは約0.1Vと少し下がりましたが以前は12.90Vまで低下したことを考慮するとオルタネータは常時発電していたようなのでこれで少し劣化スピードは鈍化したのでしょう。
本題に戻り燃費はリセット後3.8km/Lから始まり8.3km走行中に前回の12.1km/Lのレベルになり12.5km走行後に自宅に戻ると12.8km/Lになりました。
予備バッテリーへの供給は止めており、スロットル開度はEC5と絞ったままです。
翌日はスパイダーモア SP850Bのクラッチの600112RSと同じようなペアリング購入でホームセンターへ行きましたが12.0km/Lとなり改善されません。
原因として
・エンジン… オイル不足、漏れは確認できますがオイルポンプの油圧警告は無点灯
・バッテリー… 寿命低下によりオルタネータ常時駆動、電気系統ですが充電警告灯は無点灯
・タイヤ… 空気圧の確認、常時2.6kg/cm2のため多分これではない
・エンジンオイル… 一番安い10W-30と少し硬いですが燃費にあまり影響しない
・センサー… 状態を取得するためですが年数劣化で不良があるかも
・運転の仕方… 運転方法は特に変化していません
・その他...
各警告灯がありますがどこも点灯していません。
最後にネットでセレナC25の実燃費は街乗りで9.0~10.0km/L、高速で12.0~13.0km/Lのようです。
前回のプラグ交換時も思い出せば最初は13km/Lにならなかったような記憶が少しあります。
今回のプラグ交換で標準に戻った感じですがしばらく乗れば変化することを期待しています。
< 2021/11 追記 >
その後、中々改善されませんでしたが家内が1年半ぶりに孫に会うため高速道を利用して行った所、乗る前の一般道では12km/L前後でしたが圏央道、東名、新東名で90km/h前後で走行していると燃費が良くなり13.xkm/Lで最高13.7km/Lとなり、一般道に降りても約13.5km/Lで帰宅しました。
自宅に戻り燃費をリセットしてから近所の買い物でも13~14km/Lと以前の状態または少し良くなり、プラグ交換後高速走行でエンジン廻りに少し刺激を与えて馴染んだようです。