10月中旬にやっと稲刈りが終わりましたが今年も例年通り湿田に泣かされました。
2カ所の田んぼも共に南側が刈取り時期になっても北側が水が引かなくその間に台風が来てまた振り出し。
仕方がないためコンバインが埋まらない所を刈取りしたため近所の方から虫食いしていると言われています。
特に南田んぼ北側の畔付近は3年前にコンバインが埋まって大変な思いで引き上げその悪夢がその都度稲刈り時思い出します。
今年になり湿田付近に水路を作れば良いのではないかと考えましたがとても手作業では無理と判断。
モヤモヤしているとネット情報で同じような問題を抱えている方がいると分かりました。
この地域で溝切りをしているのを見たことがありませんが以前東北に旅行した時に溝があったのを思い出しましたがその時は何のためにこんな溝を作るのか理解できませんでした。
ネットで調べるとやはりエンジン付き溝切り機がいろいろとありました。
最近はバイクのようにハンドルが回る乗用型が主流となっているようですが専業農家でもなくもし効果がなければ無駄になるためお試しも含め安いものを探しました。
条件は田んぼの中を歩かなくても良い乗用型。
機械と一緒でも湿田のため長靴が埋まる深さの所があり絶対一度は転ぶと思ったからです。
オークションで動作するものは8万円以上するため気持ち引きました。
1週間ぐらい時々見ていると半額のものがあり機種情報を調べて見てもほとんどありません。
機械が古いためいつ発売されたのかも分かりません。
当然評価なども一切ありませんでしたがひとまず乗用なので20年以上は経過していないだろうと勝手に判断。
オークションでの物件は「ロビン乗用溝切り機 CH-W430H」というもので大竹製作所が製造したものでした。
ひとまず入札し毎日チェックしましたが引取限定のためか誰も入札しませんでしたのでそのまま落札。
引取り時早めに到着すると既に周りは真っ暗でしたがすぐに現物を出して頂きエンジン稼働のみ確認。
帰路は夜間でさらに知らない道なのでナビゲータを100m単位にしてカーブ状況を見て運転しましたがやはり軽トラックのため腰が痛くなり1時間単位で降りて5~10分ぐらい休憩。
22時頃に自宅に戻り物件を下ろして終了。
翌日は八方ヶ原方面の「おしらじの滝」、紅葉めぐりと塩原温泉日帰り入浴のため確認できず。
翌々日より点検作業開始ですが余りにも塗装がひどくまた溶接跡が無残なので修理というよりレストアすることにしました。
< レストア開始 >
1. ハンドル、シート
まずはハンドル関連としてシートを外そうとした時に13mmネジがありません。
車体を両手で持ち上げた時にグラついた理由が分かりました。
ハンドル全体に汚い白い塗装まみれのため分解、サンダーで溶接痕を少し平らに研磨、白いスプレーで塗装。
塗装はもちろん一番安いコメリの198円のものです。
スイッチ付近も白い塗装で噴きかかり汚いため塗装うすめ液、細い真鍮ブラシ、シール部は爪先で擦りキレイにした後塗装のためマスキングテープで保護。
黒いシートもベットリと白い塗装が付いており見た目に汚いため同じようにキレイにする。
またスイッチ部への配線は何か所がむき出しのためテープで保護。
配線チューブも白い塗装で汚いため交換予定。
2. エンジン周り、本体カバー
燃料タンクから外しましたが下は泥まみれのためエンジンヘッド回りはブラシで水洗い。
CDIも泥まみれでした。
それでも汚れが落ちない所があり灯油で細いブラシで擦りキャブ周りも一緒にキレイにしました。
フレーム内の本体カバーもキャブを外すと何とか外れましたので汚れや凹みなど直して白いベットリした白い塗装こぼれをマイナスドライバーで剥ぎ取りました。
シール部は丁寧に剥がしてマスキングテープで保護して白スプレーで塗装。
3. 車輪
カバーを外した状態を見ていたら車輪も外れるのではないかと思い見てみるとボルト止め以外にセットピンとスナップピンで固定されていましたので外しました。
約60cmの車輪がスッポリと抜けると期待しましたが5mmぐらい出ただけで抜けません。
仕方がないので車体を左側に倒して両足でフレームを抑えて左右にグラグラと振りながら引いてもダメ。
軸部にスプレーグリスを吹き付けて何度か左右に少し回転しながら軸内にオイルをにじ込ませました。
その後再び両足で抑えてグラグラと振りながら引っ張るとやっとスポット抜けました。
車輪の各羽? は何か所か曲がっておりデコボコ道などを移動したようなのでハンマーで叩いて修正。
なお最初に車輪を付けたままで外した形跡はありませんでした。
その後錆の付いたままで塗装できる少し高い缶の赤い塗料を購入して刷毛塗りしました。
スプレーの方がキレイですが他にもいろいろと使用可能な塗料としました。
4. 溝切り板
ステンレスの溝切板も下側にモンキーのタイヤで止めていましたが面倒なため10mmネジを外してパイプからスポッと抜き出して横に保管。
高さ調整のため一番大きいマイナスドライバーを差し込み落ちないようにテープ止め。
ここまで、
・ネジ不足はハンドルシート固定1、シート固定2、溝切り板のセットピン
・錆付いて回らないネジ(大きいマイナスドライバーで叩いて開けるが破損)はエンジン上部カバー固定1、燃料タンク固定2
5. ギヤ部
ギヤ部は取扱い説明書が無いため排油栓は真下にあるため分かりましたが注油栓はいくら探しても見つからず
但しオイル点検ネジのようなものがありましたが容量が分からないためどうしようかと検討開始
他の乗用溝切機を参考にすると
スーパーギヤオイル460(出光) 全量で230ccぐらいと思われ交換時期は10時間毎となっています。
6. フレーム部
フレームとスタンドも錆が何か所もありましたが同じ色が無かったため余っている青色スプレーで塗装。
7. 組み込み
塗装した本体カバーや車輪がほぼ乾燥したので組み立てしましたが本体カバーは上側に少し無理して外したためなかなか入りません。
その時にネジ止め部に当たり塗装が剥げてしまいましたが組み立て後に補修。
2度程やりましたが無理と判断。
しばらく見ていると下から入れれば可能かなと思い入れてみるとスンナリ入ってしまい先程の苦労は何だったのか。
次に車輪の取付けもシャフト部はグリースを塗って次回外す時は苦労しないようにしました。
8. ハーネス作製
スイッチ部からエンジン部のハーネスは結局作り直しました。
配線チューブも白い塗装で汚れていたため15mmサイズの新しい配線チューブ(コルゲートチューブ)1mを購入しましたが失敗。
従来の外径15mmとしてお店で商品札15mmとあるもの購入して自宅に戻ると何と内径15mmでした。
仕方がないのでケーブル長より20cmぐらい短い従来の外径15mmはそのまま使用してその周りに内径15mmを包んで2重にしてエンジン部からスイッチ部まで伸ばしました。
9. 取扱説明書
近くのクボタ販売店で大竹製作所より取扱説明書が入手できるか確認すると可能なことが判明。
欲しいのはCH-W430H取扱説明書と必要に応じて在庫があればパーツ購入ができるかと問い合わせしましたが即答できないので調べてから電話してくれることになりました。
後日いつもの所長より電話がありCH-W430Hは古いため無理なようで後継機「のるたんNT-1」可能だろうと言われ、ひとまずもう一度確認してダメならば「のるたんNT-1」で注文待ちとしました。
なぜ取扱説明書が必要かというと特にギヤ部のオイル交換方法が曖昧なためです。
最悪は逆さにして排油栓から注入するらしいのですが想像したくありません。
10. キャブ、マフラー
ひとまず組み立て後にキャプは低速以下のアイドリングで止まってしまうため下部のフロート部から分解してエアーブローしましたが特におかしな所はありませんでしたが混合油のオイル分らしいものが付着していましたのでキレイにしました。
マフラーは分解清掃時穴の先からピストンを見ましたが特に傷は見られませんでした。
マフラーカバーは黒のスプレーで塗料。
11. 溝切り方法
溝切り方法は目安としてメーカー毎に異なり悩みました。
・大竹はありませんでした。
・丸山では2.5m毎
・共立では条間5~10本
・マメトラでは8~10本で10cmぐらいの深さ
・ゼノアでは2~3m毎
ひとまず私は3m間 10本毎に行う予定としました。
12. 溝切り板の変更
当家の6条田植え機で条間30cmですが稲株が増えて中干頃は27cmぐらいになり場所により運転が下手なので24cmぐらいに狭い所をどのように行うか。
溝切り板は最近のものは標準と多湿田ように別れ幾分CH-W430Hと違っていました。
ステンレスの溝切り板をサイズ確認すると泥を左右に水平に固める部分の幅が28cmとありこれでは30cmで植えた稲が左右に広がった場合27cmぐらいになってしまい溝切り時左右の稲に当たってしまうためダメと判断。
その点ハンドルが回るものは左右ずれても調整ができるため四隅をグルリと回るだけでなく良いですね。
そこでステンレスの一番広い所を左右1.5cm程詰めて折り曲げしましたので最長部は25cmとなり本番ではどうかなと心配しています。
13. エンジン始動
エンジンを掛ける時に入っていた約1L混合油は25:1かも知れないため古い刈払機用にしました。
私が使用している混合油FD級40:1を入れてエンジン始動。
昔の機械のため結構うるさいですが2回のスタータで始動しましたが相変わらず低速以下のアイドリングでは止まります。
古くなったロビンEC04ER-2のエンジンはこんなものかとひとまず諦めました。
再びエンジンを掛ける時に少しアクセルを低速よりも少し回してスタートした時に突然車輪が動きビックリ。
刈払機と同じような遠心クラッチのため回転が上がると動きだすのを気が付きませんでした。
その後車体の右側を持ち上げエンジン回転を少しずつ上げると車輪がゆっくりと回り出しました。
手で少し触ると結構力強い感じです。
当たり前ですが重量車体込みで90kg以上を動かすのですから。
なお推奨値は人間と車体込みで80kg以内と何かにありましたが車体が26kgあり差し引けば54kgとなり男性ではほとんどいないと思っています。
さらにエンジン回転を上げるとストン... とエンジン停止。
えっ!
どうしたの?
その後再始動はできないためCDIがダメだったのかと冷や汗でした。
ひとまず点火プラグを外してみると始動できなかったためか燃料で濡れていました。
布でキレイに拭き取り付けて再始動した時に思わずホッしました。
エンジンが暖気していない時に急に回転を上げると停止するようなエンジンでしたので何度かアクセルを少し開けて再び低速に戻しを繰り返し十分温まったと頃にさらにアクセルを開けると先程停止した所よりは先に進みましたので繰り返し戻り進みをエンジン音を聞きながら行うと結構車輪が速い回転となり実際はこんな回転はしないだろうという所で終了。
なお確認のため再始動もOK。
14. メンテナンススタンド
最後にやはりメンテナンス用または移動用のスタンドが必要と思いイメージスケッチしましたが年に数時間しか使用しないものに本当に必要なのか疑問になりスケッチのみ保管して保留。
基本的に台車で上に乗せるものでなく上から吊り下げる方式となり状況に応じて下側に車輪を付ければ移動可能となりますがメインテナンス中に動かないようにブレーキが必要となります。
本体に付いているスタンドは田んぼの畔道で使用する感じですね。
写真はレストアしたもので白い塗装まみれがキレイになりました。
< 追記 >
11月に田んぼの荒起こし前に気にしていたトラクターのマフラーからの排気ガスを少しでも少なくなるように以前セレナC25で破損したマフラーの一部を少し加工して取付て30cmぐらい横に出すことにしました。
その延長でこのCH-W430Hのマフラーも前方下にあり、まともに排気ガスを吸い込むだろうと思い19mmハウス用パイプでマフラー部より以下の写真のように延長させました。
当然ですが作業中に振動などで外れないようにネジ止めしています。
なおEH-W430Hの取扱説明書が無かったため近くのクボタ販売店から「のるたんNT-1」が届きました。
心配したギヤ部のオイル交換は最悪パターンで排油栓と注油栓は兼ねており逆さにする必要があり。
ギヤオイルは140番 300ccで10時間毎に交換、この辺のお店では販売していないためネットで購入予定。
なお、普通の粘度140オイルだけでなく耐熱、耐摩耗性でいることが前提。
通常の草刈り以外に畑の自家消費のスイカ5本、カボチャ3本、トウモロコシ約40本の残った茎や葉などの処分に草刈機としてHR400Wは今年も活躍してくれました。
久しぶりにHR400W後継機をネットで見ると最新はHR402ブルモアーなり使用しているHR400Wからさらに進化していました。
主な変更として、
HR400 初期モデルで一輪なので除外
HR400W ロビンEng 燃料2.7L 重量 67kg
HR401 三菱Eng 燃料2.5L 重量 67kg タイヤトレッド幅10mm拡張
HR402 三菱Eng 燃料2.5L 重量 71kg ハンドル左右1段階回転
となり、オーレック社でもそれなりに改良しています。
HR401でトレッド幅変更のように私のHR400Wは既に12mmで改良済みですがHR402のハンドルが左右に曲がるというのは最初から不満でしたので今回でやっと改良されたようです。
但し、そのためかHR402では燃料が0.2L減ったのにかかわらず重量が4kg増加しています。
このHR400系は往路で切り替えしないで前方を上げて回転するため女性には少しキツイものです。
そのためダブルタイヤはある程度の幅になっていますが重量を上げたのは感心しません。
むしろフロント回りを錆除けも兼ねてアルミ板にすれば良いのではないでしょうか。
コストや強度など考慮するとまだ無理だと思いますがサビた穴が空いた方に聞くと変更しているようです。
で今回当初より気にしている点として少し傾斜部の草刈りではHRCシリーズのクローラなどは結構斜めの所を草刈りしていますが刈幅400mmと狭いため右側斜面時車体が傾くと右ハンドルでは支えるのがつらくなり速度レバー付近で抑えて刈っていました。
その時に右側ハンドルからさらに延長したハンドルが欲しかったのです。
ハンドル形状は少し狭くグリップ角度が平行のため平坦を直線に進む時のもので凸凹の所では車体が振れるのでここでダブルタイヤになっても抑えるのに疲れます。
HR402は1段階でも右にハンドルが回れば歩行型のため作業がし易くなります。
そこで検討しました。
現行のタイプでは左右は固定されているため現行の改造は無理と判断。
でもしばらく見ているとハンドルをもう一本追加すれば良いのではないかと判断。
最初はビニールパイプ19mmの約50cm半端分を持ってきて取付け角度をいろいろと検討。
ひとまず固定位置が決まるが締める金具が19mmしかなく25mm径ハンドルのため近くの農具量販店行きました。
お店のビニールパイプコーナーで
・ハウスを40cm伸ばすロングジョイント30° 25.4mm
・ユニバーサルジョイント 25x25
を購入。
帰宅して実際にハンドルに付けて見るとちょうど良い長さと角度でした。
下側はハンドル高さ調整バーを25mm管の中に挿入してジョイント25mmで固定。
上側は速度切り替えレバーとハンドルの隙間に入れて固定。
ひとまず水平にして上部先端にはTLR200用の新品のハンドルグリップに水を付けて入れるとすっぽりで乾燥すればボンドなど必要なさそう。
取付け後傾斜面の下側部分の草刈りを試行運転。
やはり右側に車体重心が移りこの追加ハンドルで支えながら左手でクラッチを握ると両手を広げた状態で車体を少し支えることができ我ながら上出来と感心。
但し取付け金具が2箇所だったので締めが甘く25mmパイプが少し回ってしまう。
やはりこのパイプで車体の傾きを支えるには少しつらい。
その後またお店に行きジョイント25mmを2個購入して中間に固定するとさすがにシッカリとしました。
これで秋の落花生畑の整理まではいろいろと使用できます。
まず耕運機は耕耘機、耕うん機などと表記されますが私は「耕運機」と統一しています。
山側の機械小屋の奥に2年前まで時々使用した耕運機があり久しぶりに見てみるとタイヤがパンクしていました。
ディーゼルからティーラーと呼ばれガソリンになって操作が軽くなったものでトラクター導入前は活躍したことと思い廃品処分には惜しいということで保管していました。
デコンプエンジンで始動は非常に軽くSLAロータリーはSL6型で耕耘幅は約60cmです。
自宅前まで仮に空気を入れてからエンジンを掛けて移動しました。
< 点検・整備 >
5年ぐらい前に軽く整備したので基本的に使用できるので主な個所のみ
1. タイヤ
空気圧を入れてなかったためか左右のタイヤ全体に深いにひび割れが目立ち片側がパンクしていたためエア漏れだろうと思いひとまずコンプレッサーで1.5barまで入れました。
さらに少しフニャフニャの感じのため一気に2.5bar(250Kpa)まで入れると少しパンパンになりましたがまあ良いか。
その後少し心配になり再確認するとタイヤはブリジストン5-12 2P.R N.T.NYLON とあり
使用時の空気圧は1.2Kg/cm2 以下
リム組込み時の空気圧は3.5Kg/cm2以下
となっていたので安全のため後で1.5barぐらいに落とします。
2. ロータリーのギヤケース
ケース上にオイル補充のキャップがあり外してマイナスドライバーを指してもオイルが付着せず真横に点検窓の四角いプラスチックがあったが汚れて見えないため外して同じようにマイナスドライバーを入れるとオイルが入っていました。
特別汚れていませんでしたが年数的に数十年は経過しており交換しようと思いましたがメインで使用する機械でないため保留。
でもオイル不足と思われひとまず80Wミッションオイル100cc補充すると点検窓付近までオイルが入りOK。
3. エンジンオイル
シバウラ製のガソリンエンジンで嘘のようにいつでも掛かります。
フロントウエイトを外すと前側にも後ろ側以外にオイルレベルケージがありオイルは親父が2~3年前に交換したと以前聞いたことがあり綺麗な状態と思いましたが汚れておりほぼ真っ黒。
多分それ以前のオイル交換した記憶が無いと言っており長く使用していたにも関わらず点検を放置していたようです。
そのためドロドロに汚れた状態から真っ黒な状態に改善? したようです。
但し、車体は水平のつもりでしたが前側オイルレベルケージを外すとオイルが噴き出しました。
一杯になっておりケージのH~Lのレベルからはるか多く急いでオイル受け皿に下に置きこぼれたオイルを見ていました。
オイルを入れ過ぎたと判断したため車体を少し前に下げてオイルをさらに抜きました。
約150ccかな。
ケージではH~Lの中間となりましたので栓をして裏側のレベルケージを外して見るとH~LのLマーク付近でした。
あれ?
何だろうと考え込みました。
もしかして前後のレベルケージが違うものかと比較すると全く同じものです。
再び現物を見ながら考えました。
取扱説明書などなく悩みました。
暫く見ていると他の農機具ではレベルケージが無い場合オイル栓の直前まで入れると何台かの農機具にありそれを考えて勝手に判断しました。
前側のオイルレベルケージの所では位置が低いため車体を水平にしてオイルがこぼれる直前まで入れて裏側はオイルレベルケージのH~L内に収めることにしたため新しい10-30Wを入れました。
結果はピッタリでした。
前側は直前まで裏側はレベル中間となりひとまずOK。
4. チェーンケース
エンジン側とロータリー側を接続するケースにも点検窓はありましたが役に立ちません。
カバー用の10mmネジを外してエンジン側とロータリー側にある△径の大きなネジを手で回して外しました。
中はグリスがタップリとありチェーンも問題なし。
5. Vベルト
高速用のベルトしかなくひび割れていましたが使用頻度を考え切れるまでそのままとします。
6. ケーブル、ワイヤー、各軸の隙間
各所目視点検してオイル指し、クラッチ解除の遊び調整。
7. その他
エアークリーナーは忘れたが以前丸いケース内の周りにオイルを入れたと思う。
写真は点検後機械小屋に移動する時のもので少し綺麗に見えますが近くから見ると年数を感じます。