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クラウド・メモ(備忘録)

気が付いたことなどメモ代わりに掲載

2022/05 自走式草刈機 HR400W 走行クラッチレバー変更

2022-05-01 17:44:12 | 農業機械

2013年に購入した 自走式草刈機オーレック HR400Wは無くてはならないものとなっています。

購入時販売店で止めた方が良いと数回言われましたが少し違った理由で購入。

 

平坦な所は4サイクル小排気量なので燃費がHR400Wベター、傾斜地ではスパイダーモア SP850Bが担当していますが2サイクル混合の燃費は良くありません。

過去に平坦な所をSP850Bで行うと燃料減りが早いことに驚き、その後は一度も利用せず。

 

なお最近でもあまり売れていないようで売れ筋の HR6** 等とは別物と考えた方が良いと思います。

草刈りだけならば HR6** のある程度パワーのある方が良いですが、幅40cmと狭く約1.6倍余計に掛かるためむしろ健康のため歩数が伸びると勝手に解釈。

 

夏以降は通常の草刈り以外でスイカ、トウモロコシ、かんぴょう、ジャガイモなどの残渣(ざんさ)処理で活躍。

この時にロータリ幅が広く、重い車体では細々と動くのは体力的にも無理。

 

最初は一番高い9cm、1速でゆっくりと上に伸びたもの巻き込みして軽くカットして次に3~5cmで切断。

オプションで他機種では高いものを押し込むディバイダーがありますがこの機種では期待しません。

この時に最低の2cmはしません、土をかき混ぜてナイフ先端が摩耗して痛むためです。

 

そのためか約9年経過していますがナイフ両面を研磨してまだ使用可能で作業後は必ず洗車して各部を簡単に確認しているのが良いと思っています

その後は管理機などで切りくずも一緒に耕運すればOK。

 

今回、草が急速に伸び始めており今季初めて田んぼの通路の草刈りをしました。

...  が約200mを折り返し3回行うと以前からの左中指の関節症でレバーをハンドルと共に左手で握っているのが辛くなり数年前に対策で以下の写真のように90度ずらしてレバーとハンドルを固定していました。

   

 

反転時にそのまま間違って前進したことがありますが機械が小さいため何とかなります。

でもやはりキケンであること、さらに指が痛くなり今回対策としてHR400W後継機 HR401の走行クラッチレバーを検討。

クラッチレバーから離して「切」、レバーをハンドルと共に握り「入」となり握っていなければなりません。

 

HR401から主クラッチを採用して走行クラッチをデッドマン式からナイフクラッチレバーのように跳ね上げ式に変更されています。

走行クラッチとナイフクラッチが「入」状態でも主クラッチ切れば止まるためこれは良いですね。

 

取付けが可能かどうか確認すると何とか加工すれば使用できるかな? と判断。

部品として オーレック HR401/HR402の

HR401パーツリスト     納品されたもの

0338-10200          -> 0338-10201 走行クラッチレバー白

80-1515-262-00   -> 0339-73500 レバーグリップ黒 ??

0201-10300        ==  0201-10300 段付きボルト  

を 約3千円 で注文/購入。

 

< 取付け① >

HR400Wの黒いクラッチレバーを外して白いHR401のクラッチレバーを入れるとピッタリ。

 

HR400Wの走行クラッチレバーの幅が約33mmあり、HR401は約38mmと広いため無理かなと思いましたが隙間は段付きボルトがうまくカバーしています。

 

でも段付きボルトが右からうまく入りません。

仕方がないため以下のようにワイヤー押さえを外して引っ張りが無くなると段付きボルトが入りました。

   

 

< 取付け② >

スプリングのあるワイヤー押さえを戻してクラッチレバーを上げますがエンジンスイッチ下部に当たります。

   

下部の部分を削るのは止めてプッシュ型の丸いエンジンスイッチの下側をプライヤーで挟み下から押し上げるとポコッと取りました。

 

HR401ではクラッチがエンジンスイッチ下部に当たるため位置を下側に移動しています。

ミッション上部でアースとイグニッションコイルに接続されている2本を外してスイッチ取付部より外しましたが取付け位置が無くなり右側の拡張ハンドル部に下側を針金で引っ掛けてひとまず取り付け。

   

但し、クラッチレバーを上げると「入」になりますが手を離すとレバーは下がってしまいます。

 

スイッチ取付部に当たり上げられないため当たっている部分のみグラインダで削りました。

ある程度削りレバーを上げると  ピタっ!  止まってくれました。

 

イメージした状態になりこれは行けると判断。

当初はその都度上げて左手の押さえなければいけないかも知れないと思っていたからです。

 

まだ不安定なので接触部分はヤスリでキレイに研磨。

さらにクラッチレバー側の鉄板厚みの角も当たっているため斜めに研磨。

最初の写真のように2つの赤丸マークです。

 

実際にエンジンを掛けて走行テストをして問題ないことを確認。

 

この構造は走行クラッチワイヤ押さえ先でミッション内部の走行クラッチフォークを少し左回転させて、ギヤは左に少し移動して主軸ギヤにかまして伝達させチェーンを回して走行するようです。

 

キケンなのはほんの少し移動したまま2軸10丁スプロケットとギヤの端同士の接続は故障の原因になるかも。

なおHR400W走行シフトアームから変更になったHR401ギヤのチェンジアームバネは外れやすいようですね。

左タイヤ斜め後方の位置と左側は引っ掛けているだけのため草木に当たると取れ易い構造のため改善が必要かも。

 

< 実走行後 >

設置後確認のため50mぐらい草刈りをして問題なし。

但しレバーを上げる時が結構重いため考えました。

 

草刈だけならば良いのですが収穫後の残渣(ざんさ)処理で以前のようなレバーで引いたり離したりして調整していたのがこれでは重く負担になり耐えられません。

 

HR401、HR402でもこんなに重いのでしょうか?

レバーのスプリング掛け穴は2つあり、当初HR401のように少し盛り上がっている下側の穴に入れました。

 

何か方法はないかと白いレバーを見ていると2つ穴があり穴間約8.5mmでスプリングを引いた時は下側から上側に変更すればスプリングの引く長さが短くなりレバーの上げる重みは無くなるかと思い変更。

 

なんと感覚的に半分ぐらいまで軽くなりポコッ と上げられ少し驚き。

 

これならば残渣処理でも頻繁にレバーの上げ下げができそうです。

心配したクラッチの切れ/入りは問題なくエンジンを掛けてテストしてもOK。

 

 


2022/04 傾斜地草刈機 スパイダーモアー SP850B 点検・整備 刈取部

2022-04-02 08:30:47 | 農業機械

毎年5~6回しか使用していない SP850Bの点検・整備です。

 

< 点検 >

スパイクタイヤの泥の入り具合を確認前に刈取部のクラッチ部を点検。

ベルトカバー外しは2つの10mmボルトから蝶ネジに変更してから外すのが簡単。

 

点検した所、右側のテンションアームのベアリングが少しオカシイ。

左側はコロコロと普通に回りますが右側は少し重い感じ。

 

特に異音は無いが気になりパーツリストで調べて純正89-3115-060014 ベアリング 6001 2RS 販売店またはネット購入予定で調べると本体はそれなりですが送料が本体の2~3倍するため近くのホームセンターに行くと寸法が6001と一致する6001 zz 少し高い498円 を購入。

 

自宅で6001 zzと6001 2RSを比較すると値段は数十円違うだけでしたが摩耗トルク、高速性など6001zzが良いのですが防水性が悪いため結果的にパーツリストの6001 2RSが良いと判断。

6001 2RSはネットで調べるとやはり送料が高いため結果的に2個をMonotaROに注文。

 

出荷連絡が届きその間にテンションアームを取り外しました。

 

左側は問題ないためそのまま。

右側のテンションアーム先端に付いているプーリー部下側の軸用止め輪12(サークリップ)は広げて、上側の穴用止め輪28は閉じて外します。

   

 

12mmシャフトからテンションプーリーはそのままでは固すぎて抜けないためギヤプーラーで引き出せば簡単でした。

   

 

KOYO 6001 2RS と思っていましたが汚れを拭き取り見るとNGK 6001 DUなっており途中で変更したようです。

 

OREC社のHR400Wのベアリング交換時はKOYO製だったので勝手に思ってKOYOの6001 2RSを注文してしまったが同じNGK(日本精工)も日本製なので問題無いと判断。

 

12mmシャフトからベアリングを無理に引き抜くことはないためコロコロと回転しながら異音や固さを確認。

前回少し回転が固いと思ったときにグリースを注入後にスムースになったようでした。

 

でも潤滑不足が発生するかと思い少し固いグリースを付け根に塗り、スプレーグリースを吹き付け、最後に#80オイルでたっぷりとオイルまみれにして組付け。

 

後は2回毎、最後の草刈後に簡単にベルトカバーを外してベルトの状態も含め確認すれば良いと判断。

 

 

< その他 >

スパイクタイヤの取り外しのため右側サイドフラッパーをその都度外すのは面倒なため内側2本の溶接ボルトM6x15の代わり少し長いM6ボルトで内側より出して写真のように外側にナットで固定しました。

従来のように内側を溶接ボルト抑えながらサイドフラッパーを取り付けていたのが差し込むだけとなり簡単にスパイクタイヤの確認ができるようになりましたのでこれはお勧めです。

   


2022/03 クボタ 管理機 TR-6 点検・整備 クラッチ部、その他

2022-03-02 09:25:10 | 農業機械

昨年、中古入手したクボタ管理機 TR-6 の点検・整備です。

最初の写真を見ればプロの方はおかしいと思いますが残念ですが気が付きませんでした。

 

入手時ひとまず点検・整備しましたがその後春先なので事前整備と軽く行いました。

 

・オイルは多少汚れがある程度

・点火プラグも多少汚れた程度

・左右のタイヤ空気圧は共に1.0kg/cm2まで下がり、規定の1.4kg/cm2より少し多い1.5kg/cm2へ

・その他、エンジンを掛けて全体的に目視判断とチョっと動かして判断

 

 

 

< クラッチ部点検 >

2~3回前よりクラッチを入れると何となく非力に感じたためカバーを外しました。

 

ミッション側のVベルトを外してみるとテンション・アームの動きがカタカタとおかしい。

アームのシャフト内部のグリースが切れて固着しているようだ。

テンション・プーリはクルクルと廻りますが少しオイル不足かもと思いスプレーグリースを隙間に注入。

 

サークリップを外して抜いてみると完全に潤滑切れで丸い内部は黒い塊がいくつか固着。

     

 

本来ならばヤスリ等で擦るのですがアームを入れた時に少しガタがあり下手に研磨すると左右の揺れが大きくなると判断したため黒い固着しているものはマイナスドライバーで削り落として軽くシャフト側も錆び取り薄いスプレーグリースでなく刈払機のグリースを指先でグリグリ。

 

バネを差し込んでテンション・アームを取付けて見ると今度はスムーズに動作。

 

Vベルトを付けて主クラッチケーブルのロックナットを緩めてベルトの張りを調整。

エンジンを掛けてロータリを動かしてみると少しシッカリした感じとなりました。

 

 

< 再点検 >

翌日、何かスッキリしません。

  1. 主クラッチ・レバーがやはり少し重い。
  2. ベルトの張り調整は正しかったのか、またはベルトが伸びるのは分かるが短くなったためか、ベルト押さえがテンション・プーリに当たっている。

 

  1. クラッチケーブル

ベルトカバーを外してクラッチケーブルをそっくり抜きました。

 

単体でケーブルを点検するとやはり途中でオイルが切れている感じのためオイルを注入。

 

バイク等ケーブルが外すのが面倒な時は専用のケーブルオイル注入道具を使用しますがこのケーブルは結構隙間があるようなのでいつものように上部側を厚紙とビニールテープでオイル溜まりを作り上からオイルを貯めて中のケーブルを何度も上下すると下に落ちてくる方法を行いました。

但し、この時に失敗しました。

      

最初にスプレーグリースを入れてその後80番のミッションオイルを入れたためグリースが下に浸透するのを防止した感じで何度もケーブルを上下してもオイルが落ちません。

1時間ぐらい放置しダメだったのですがオイル溜まりはなく今度は10W-30のオイルを入れて何度も上下しましたがやはり落ちません。

 

でも最初の引っかかるような感じはなくなりグリースが入ったためかヌルヌルとした感じになり下側を良く見ると最初無かったオイルが何となく付着しているためこれで勝手にOK。

 

ケーブルを取り付けると主クラッチ・レバーは緩やかになりました。

 

 

  1. ベルトの張り調整

今回最初に計測したのですが…

ベルト隙間は23mm(規定35mm)、ベルト張りは50m(規定10~15mm) とかけ離れていました。

 

新規交換時ならば隙間約35mmが23mmでベルトが伸びてしまったと思いましたがテンション・プーリを上下しているとエンジン側のベルト押さえが上げた時に接触していました。

     

更に中心部が擦れて溝となりこれでは当たってマズいため外してグラインダで大きく当たる付近を削りました。

    

取付け後はテンション・プーリを上下しても全く当たらない位置となりましたが何かおかしい。

今回は良く原因を確認しないで現象のみ安易に対応していました。

 

ベルトが伸びてしまったかも知れないのになぜベルト押さえに当たるのか ?

 

一瞬、製造元の関東農機がこんなもの作るかと思いましたが訳が分からなく、しばらく見ているとまさかエンジン位置が後方にズレたのかも ?

 

今までの機械でエンジンがズレた経験は一度もなく確認のため4本あるボルトの締め具合を確認。

 

最初に手前上側12mmナットを緩めるとスルッと簡単に回ります。

残りのものを見ても締めただけで締め切った状態では無かったため昨年使用でエンジンが後方にズレたためベルト押さえがテンション・プーリに当たるようになっていました。

 

多分前所有者がベルト交換時キチンと締めていなかったと思いますが中古入手時ボルトの締めの確認を下側1本だけ簡単に行ったのが手抜きだったようです

 

エンジン位置調整のためベルト隙間約35mmにすると結果的に6mm前へ移動後ボルト4本固定。

 

当然ベルト押さえも前になりテンション・プーリからさらに6mm前に移動。

こんなことならば安易にグラインダで削る必要がありませんでした。

 

クラッチケーブルのロックナットを緩めて5mmぐらい下げて張り過ぎた規定ベルト約13mm。

   

 

 

< 抵抗棒 >

点検・整備後少し草が出てきた畑を少し耕しました。

 

耕深として抵抗棒を上下しますが草が少しある所を初めて行いました。

クボタ TMA25も同じく草や野菜のクズがあると耕運中に下側部分に引っかかり土玉になり溝を作ってしまいます。

 

今回のTR-6は昨年5月より使用したため草の無い所を耕運していたため分かりませんでした。

他の中型と小型の耕運機は抵抗棒がないため気が付きませんでしたがこれではダメと判断。

 

結果として抵抗棒のロータリカバーより下になる長方形の前側の角を面取りして草等の引っかかりを少なくしようとグラインダで軽く面取りしました。

 

次回使用する時は引っ掛かりが減少すると思いますが現在草はほとんどなくなっておりテストできず。

 

 


2021/05 クボタ 管理機 TR-6 点検・整備・改造 TR60 TR70

2021-05-16 16:31:41 | 農業機械

クボタロータリ専用機となる小型の管理機またはミニ耕運機TR-6を入手しました。

機能的にはその後のTR50、TR60、TR70などに整備も含めてほぼ同じ。

 

主に家庭菜園として使用している家の前にある畑ですが春先に何もなければ160cmもあるトラクターのローターで一気に耕しますが数ヶ所に野菜が残っておりここ数年使用していません。

 

現在ある耕運機、管理機の最大馬力等は、

・共栄社 ホーネンス SL-70  8.0馬力 200cc? 耕運幅60cm  160kg?

・イセキ LANDmini33 KC33-PS  2.6馬力 124cc  耕運幅 24cm  41kg

・クボタ TMA25  2.4馬力 91cc 耕運幅52cm  30kg

・ホンダ FF300H 2.0馬力 57.3cc 耕運幅45cm  51kg

 

新たにミニ耕運機がほしい理由は、

・旋回が安全なもので重量100kg前後(重いホーネンスで旋回時土手から落ちそうになった)

・畝立ての培土器が可能 (LANDminiとFF300Hでは条件が限定されて使用できない)

・耕深目安として15~20cm、硬い土でも耕せる (トラクター、耕運機は余り使用したくない)

・前進作業は低速、中速と2つは必須(TR6x系はTR-6のみ)

・耕運幅は50~55cm

・中古で安いもの(入手後整備代含め5万円以下)

 

そこで今回検討したのは、

ホンダ FF500 4.5馬力 160cc 耕運幅 55cm 79kg 作業前進2

クボタ TR-6 6.2馬力 169cc 耕運幅50cm 105kg 作業前進2

クボタ TR60 5.5馬力 169cc 耕運幅50cm 100kg 作業前進1

クボタ TR70 6.2馬力 169cc 耕運幅55cm 105kg 作業前進2

 

旋回が簡単なものとしてTRS60のようにデフ連動ロータリ入切レバーは作業-直進-旋回とクランクになっておりスロットルレバーも操作を含めると面倒 (その後のTRS600は直進-作業-旋回とストレートになり改善)

 

でも新しいのは旋回時アクセルを戻して旋回モードに切り替え、車体後方を上げて旋回して再び作業、アクセルを開けるようですがこれは面倒。

そのため動画ではほとんど旋回のシーンがありません。

 

 

機種決定として、

本命はクボタ TR70でしたが中古でも高くTR60は数多く出ているが前進が1つのみ。

古いTR-6はなぜか前進が2つあり、それ以降のモデルは1速のみでデフロックレバーは他メーカー機のようにストレートでした。

結果として古く安いクボタ TR-6を探すことにしました。

 

ネットで現在も使用中で動作しているものを落札。

なおクボタ TR-6 ですが正式には TR-6Aとなるようです。

そのため正逆刃などはTR-6Aとして販売しています。

 

軽トラックで引取り後、翌日から整備作業となりますが田植えの準備などで少し忙しいので合間に行いました。

 

 

< 各部の動作確認 >

点検前にケーブルなど重い軽いは別としてまずキチンと動くかどうか確認すると特に壊れて動かない所はなし。

 

以下は点検、整備が必須な所を見ました。

 

車体を水平にするためエンジンフレーム前下にジャッキを入れて水平儀で測定しながら上げると先端部約4cmの所でした。

TSR60説明書にあるように2cmぐらいの厚みの板をタイヤの下に入れるのと同じです。

 

 

< ケーブル注油 >

各ケーブルと動く所にグリススプレーまたは#80オイルを注油して少し軽くなりました。

 

 

< 耕運刃 >

刃のボルト締めのガタの確認。

摩耗として元の長さは約15cmが約14cmとなり角は丸まっておりあえて新しいものと交換する必要ない判断。

もし交換する場合TR-6A正逆刃 ネットで7,000円前後。

 

 

< エンジンオイル >

引取り時確認するとオイルは定期的に交換していますと言われ給油プラグを抜くと交換してくれたためキレイな状態で油量上限となっていました。

 

< ミッションオイル >

古いためミッションオイルはいつ頃交換したか確認すると一度も交換はせずに補注していたようです。

オイル検油プラグを抜いて見るとドロドロとオイルが出てそのため下側とデフロック部がオイルとホコリで汚れていました。

定期的にみていたようですがオイルが落ちるならばウェス等置いてから見るべきでしたね。

 

TSR60からは検油窓となり見た目で確認可能。

なお給油口よりマイナスドライバーを斜めに指してもオイルが付着しないため上限ではありません。

下限となるオイル検油プラグのレベル位置は多分4.8Lぐらいだと思っており各オイルシールからのオイル漏れはないため1回/年でも良いかな。

 

でも特に汚れていませんがやはり古い為後で暇な時に5.5Lもある#80オイル交換予定。

 

 

< 点火プラグ >

フロントカバーの無いためホコリで汚れて付着していました。

点火プラグを外して見ると先端部全体にカーボンが付着しており真っ黒で混合気が濃いためか、プラグ熱価が違うためか、隙間は約0.7mmと狭いためか、短時間使用のみか 等考えられひとまず隙間は0.9mmに広げました。

 

また正規プラグはBP6HSなのになぜか比較的新しそうなBP5HSになっていたのが原因かもしれない。

 

その後落花生のマルチを貼る前に畝立てで使用後、プラグの状態を確認するとある程度キレイに焼けていたので使い方の問題か、隙間が狭いため火花が弱かったのかも知れません。

 

 

< エアクリーナ >

キャブレタ左側に固定された黒いエアークリーナケースが2カ所長いボルトでキャブレタも固定しています。

最初手前のボルトを抜くとキャブレタも一緒に手前に倒れましたがカバナーで引っかかる。

 

次に奥のボルトを抜くと一緒にエンジン後方の黒いパイプ、インシュレータも外れました。

このパイプは多分不完全燃焼時のキャブレタへ戻す役割かと思います。

   

 

ケースを外してオイル溜まりも外してからエレメントを真下から引き抜くのですがなかなか手で抜けないためプライヤーで掴み抜きました。

ケース内も含め真っ黒。

上部のケースキャップも外して見るとオイルに付着した土がケース内部全体に付着しておりウェスで拭き取りました。

 

エレメントは灯油で洗浄後1時間ぐらい乾燥して装着。

次にオイル溜まりも下には泥が沈殿固着しており細いマイナスドライバーで灯油に付けて何度も洗浄。

 

一連の状況で購入後エアクリーナのエレメント以外は手を付けていなかったのかも。

 

オイル溜まりの「OIL LEVEL位置」が消えていましたが多分6割レベルの高さと判断しましたが10W-30のオイルをオイラーで入れて各層の高さ調整している内に7割レベルになりましたが捨てるには面倒なためそのまま。

 

後で良くみると消えかかって薄く「OIL LEVEL位置」がやはり中間より少し高い6割レベルにありましたのでマジックで印を付けました。

 

 

< キャブレタ >

なぜか壊れやすい燃料コックは従来のままでした。

燃料コック真下のフィルタポットを開けると予想した通り汚れたゴミが付着していたので小さいマイナスドライバーで削り洗浄。

キャブレタ真下のフロートチャンバーも開けると同じようにゴミが付着していましたので洗浄。

 

フロートも真横から見てズレていないか、フロートを手で上げて自然に下がるか、その他確認。

フロートバルブ円錐の先端を見て傷などが無いことを確認。

 

その他はキャブレタクリーナを各穴に吹き付け後エアーコンプレッサーで別の穴から泡が噴き出すのを確認。

事前にエンジンは普通に始動でき、アイドリングも安定しているため特に問題と無いと思っています。

 

取付けはカバナーが曲がらないよう気を付けてエアークリーナケースの奥側ボルトを入れてキャブレタも奥側を貫通させてインシュレータも通して奥側を仮止め。

次に手前のボルトを貫通して2本のボルトを締めました。

キャブレタ裏側の黒いパイプはマフラー側より差し込みできます。

 

 

< 主クラッチ >

このTRシリーズはクラッチケーブルが切れやすいのか交換されていました。

確かに他のものと比べると最初重く引っかかるような感じのためケーブルがこれで負担が掛かるようです。

 

ベルトカバーを外して状態確認しましたがこれも以前にベルト交換されていたようです。

ハンドル側のクラッチレバーを紐で縛って、ベルト押え(テンショナー)が上がり張り具合を測定。

規定では10~15mmなので約13mmありOK。

 

 

< フロントカバー >

気が付きませんでしたが点火プラグ点検時フロントカバーがありませんでした。

最初無くても良いかなと思いましたが点火プラグ付近が汚れておりカバーが無いためと思い急遽何かをカバーすれば良いと判断。

 

家の廃材置き場でいろいろと見ていると以前セレナの車内ゴミ箱の先端カバーがあり寸法を測ると丁度。

カバーの付け根を切断してフロント部に合わせ6mmボルトが入る箇所があり利用して固定。

色はひとまずとして見た目は結構良いと思います。

   

 

< マフラー >

タンクを外してキャブレタ側に持ち上げてマフラーを外しました。

点火プラグがカーボン付着のため排気口の中もカーボンが均一に付着していたため右タイヤを上げて車体を傾けてマイナスドライバーで削ったカーボンが中に入らないように少しずつ削っては手袋した指を差し込み取り出しました。

   

キレイになってからライトで奥を見て削った分が少し落ちたかなと思いましたがエンジン始動で吹き飛ぶと判断。

 

前所有者が錆び止めで塗装したようですが耐熱ではないと判断したためバイク用の黒い耐熱塗料で再塗装。

 

 

< タイヤ >

3.50-7のタイヤはそのまま使用するつもりで空気圧を見ると左右タイヤには入っていません。

マズいと思いコンプレッサより空気を既定の1.4kg/cm2 を入れましたが翌日確認すると左タイヤの空気圧が少し下がっていました。

 

自然に洩れるため1度/年は空気圧が必要ですが耕運機のタイヤは指で押して不足しているか分かりづらいため良く忘れるようなので最低でも1回/年の定期点検は必須。

 

タイヤを外してどこで洩れているか確認。

稲の育苗箱の消毒に使用している樽の中に水を入れて小さなタイヤを入れて良く見ましたが空気が漏れていません。

 

水の中に入れてしばらく見ているとバルブ付近から本当に小さい気泡が出ているのに気付きました。

プラグキャップを外してみるとゆっくりと気泡が膨れて行きポコッと浮き上がっていました。

ほんの少し洩れているため空気圧が1.2kg/cm2まで下がった原因判明。

 

バルブ部のみダメで良かったです。

もしチューブが劣化して穴が空いていれば面倒な硬いタイヤを外してパンク貼りしなくてすみました。

その後バルブコアのみ交換した結果、空気漏れが無くなりました。

 

 

< リコイルスタータ >

カバーも含め点検しましたが問題なくロープもまだ十分に使用できるレベルで中心部にスプレーグリスを注入。

 

でもこのロープ長は他の機械と比べると50cmぐらい長いため最初リコイルを引いた時にこんなに引くのは少し大変と思ったためこのモデルで電動スタータがある理由がここで分かりました。

高齢女性では少しキツイだろうと感じます。

 

 

< スロットル >

ネジを緩めてスプレーグリス注入後、動きを確認。

しばらく見ているとどうしてこんな下側の位置にあるのか疑問でした。

作業中のことを考慮すると離れ過ぎです。

 

このモデル後TR60はデフロックレバーの所、さらにその後はエンジンスイッチの所へ移動しています。

スロットルワイヤーを引いてデフロックレバーの隙間まで移動しました。

 

それでもハンドルを持ち左側を歩行した場合はやはり遠いため、バイク用の適当なワイヤーがあればエンジンスイッチ横に移動予定。

 

 

< SWハーネスチューブ >

変速レバー左下側で破れていたため黒いビニールテープで補修。

当時にスロットルワイヤーと一緒に本来止める所に変更。

 

 

< ラベル補修 >

何ケ所か部分的に剥がれたラベルが見っともないため両面テープで貼って見た目良くする。

 

 

< 培土器取付け部改造 >

イエローのホンダFF300Hとイセキ LANDminiの培土器が未使用のためTR-6に使用できるように改造。

 

ホンダFF300Hは中古で入手時付いていたものですがメーカーのビデオ撮影のため条件の良い時のようで実際は使用できるレベルで無かった。

イセキ LANDminiは駆動輪が狭くハンドルが振られてクネクネの畝のためこれも実際は使用できませんでした。

 

知り合いの方も同じように使用していないと言っていました。

 

TR-6は四角い接続部なので 約32mmx10mmのため同じように四角いイセキ LANDmini用は32mmx12mmと厚みがあるため約2mmグラインダで研磨して挿入。

 

でも純正培土器でないため高いため水平にしてもロータリ刃は7cmぐらい浮いてしまうのでロータリカバー後方中央部とフラップカバー上部中央部を削り培土器が上がりロータリ刃との差は3cmとなり、実際にテストすると何とか畝立てが可能となりそうです。

   

以下のように耕していない所でもイキナリ畝立てのテストしてOK。(但し2週間前に草取りで耕しています)

   

 

< フラップカバー改造 >

実際に耕してみると跡がフラップカバーの△▽の凸凹で平坦でありません。

昔の耕運機のカバーも同じようにありますがなぜ△▽にしているか私には理解不能。

 

耕作後の整地したつもりが凸凹なので個人的に好きになれません。

ホンダ FF300Hで行うとタイヤ跡はありますが平坦でキレイに仕上がります。

 

そのためフラップカバー下部に余っているプラスチックの稲育苗箱を切断して平らな板を付けました。

ボルト3本で止めて、丁度△▽が無くなるようにしました

実際のテストの様子。

   

今度は平坦になりました。

 

< 変速機カバー >

他のネットで見ても理由は分かりませんがこの変速機カバーは割れが多いです。

右側は欠けて削られていました。

ヒビ割れも3ヶ所あり大きく割れた所はボンドで修復してありましたがプラスチック用でなく普通の透明ボンドのためキレイでないためボンドを剥がして割れた所をキレイしてプラスチック用ボンドで接着。

 

凹んだ部分は少し山盛りにしてボンド固着後カッターで平坦に切り取り、サンドぺーパー(荒と細)平らにしてから塗装しましたが失敗。

 

ボンド部が凸凹になり汚い。

再度、プラフサよりキチンとやり直して赤色を塗装して割れ部は少し分からないようになりました。

 

 

< その他塗装 >

経年劣化のため傷、色あせ、変色しているためオレンジに近い赤色はベルトカバー、スタータカバー、ロータリカバー上部はクボタ赤色1号、ロータリサイドカバーとフロントカバーは余っている白色で再塗装予定。

さらに白色は擦りキズのあるハンドル、タイヤホイールの再塗装予定。

 

< 塗装開始1 >

まずはロータリサイドカバーの取り外しました

   

 

< 移動尾輪 >

田植も終了して水回りとなり、塗装も終わり少しのんびりとなりましたが一つ気にかかることがありました。

TR600からだったと思いますが抵抗棒に移動尾輪が付けられるようになっていたのを真似しました。

過去にクボタの管理機と思われる尾輪があり付け根の部分のみ外して抵抗棒の下側8mm穴にボルトで固定するようにしました。

外す時は正規のように固定ピンではなく蝶ネジでは外すぐらいです。

    


2021/01 クボタ管理機 TMA25 オイルシール交換

2021-01-29 08:49:12 | 農業機械

自宅横の山林を一部開拓してユリ畑にしたり、自家消費分のサツマイモ等を植えたりしていますが今回残った切り株を植木屋さんに依頼して重機ユンボで抜根をすることにしました。

 

以前は横に根の張った間を草刈りや耕す時に小さなHONDA FF300Hでは凸凹のため機械がダメになるか、さらにロータリが根に食い込み強制的にエンジン停止されて使用できる状態ではありません。

 

代わりに廃棄直前のクボタ管理機TMA25を近くの農機具屋より入手したものがあり軽いため、かつロータリが少し丸まっているためか根に当たると跳ね返りポコンポコンと上下に上がってダメ元ですが使い勝手が良かったのです。

今回抜根作業後に荒地全体を耕すために気になった所を点検整備しました。

 

このクボタ管理機TMA25は中古機の多くは車軸オイル漏れがあります。

構造的に19.8mmΦシャフトに前後左右の振動でぐら付き、そこに土がオイルシールの隙間入り込み発生し漏れ易いようです。

以降のTMA30、TMSなどは改良されている感じです。

 

入手したTMA25もオイル漏れがあり修理しようと思っていましたが不動になれば廃棄予定のため気乗りしませんでした。

無理な使い方が原因と思っていますがどの程度か確認するため左右のロータリを外してシールカバーも取り泥を取り少し洗車後、前側を上げてエンジン始動、シャフトを回転させながら状態を確認。

 

前方より、

右側オイルシールは回転するシャフト付近にオイルが少し付着するだけでしたが左側はゆっくりとタラタラと出ているため保管時下側にオイルがベットリと落ちているのが理解できました。

土で汚れていたためベットリと付着したままで下側に四角いポリ容器を置いてオイル落ちに対応していました。

 

部品として販売店で在庫不明、かつ正規値段では高いだろうと判断してネットで探しました。

TMA20/TMA21/TMA25 共通

・オイルシール(右) 61141-1714-0  外径47mm

・オイルシール(左) 61141-1715-0  外径40mm

・オイルシールカバー 61141-1281-0   左右セットもヤフオクで落札

・ステンレスネジ8M 2本 

部品 + 送料 + ステンレスネジ = 約3,200円と少し無理しました。

2日後に部品が届きました。

 

 

< 交換作業 >

ミッションオイルを抜く前に3分ぐらいエンジンを掛けてカラ回し。

真下斜めの12mmドレンを抜くと汚れたオイルがまだ暖機不足でドロドロとゆっくり落ちました。

 

状況を見て右側のオイルシールから余りオイル漏れしていないため左側だけ交換としました。

マイナスドライバーと軽いハンマーで中間地点に食い込ませて引き出し。

時々オイルシール交換しているので40mmは小さいので比較的簡単。

       

 

抜いた後の状態を確認するとシャフトのオイルシール部はすり減っておりシャフト径とオイルシール内径差が出て密着しないためオイルが漏れる訳です。

  

 

本来はシャフトも交換すべきですが部品は多分なく、もしあっても高価なためNG。

中のベアリングも少しカタカタしているようでしたがそのまま使用します。

 

シャフトはひとまずヤスリ400番と1500番で磨いてからオイルを塗って挿入。

オイルシールカバーも従来のものは穴が空いており、そこから土が入っていたようです。

内径部も少し広がっていたため注文した左右カバーを取付け。

      

シャフトに取付ける内側ロータリの固定ネジは変形していたので今度はステンレスで少し強化して固定。

外側のロータリのピンは変形していないためそのまま固定。

 

不足して汚れていたミッションオイルも交換として規定0.95L #80-90オイルを約0.90L 入れてゲージをネジ込み先端3mmオイル付着(規定では5mm)。

なおオイルは入れにくい位置のため先端カットしたいつものオイラー ( 400ml x 2 + 100ml ) で斜め横から注入。

  

 

エンジンオイルは約2年前で交換したのでまだキレイでした。

全体的にボロボロですがエンジンは必ず2~3回で始動できるためその他は省略。

作業後移動用の改造した一輪車のタイヤを両輪に付けて機械置場へ移動、抜き根が終了後活躍するでしょう。


2020/09 クローラ運搬機 MKI-80 くろ助 エンジン 4サイクル化

2020-10-07 21:23:46 | 農業機械

今回切り取った紫蘇の枝を運搬するために運搬機「くろ助」を利用するためエンジンが何度やっても掛かりません。

 

こんなに掛からないのは初めてなので分解、点火プラグの火花はOKでしたが混合燃料がベットリと付いたままで爆発しません。

キャブレタを外して分解しても特におかしい所がありません。

 

少し気になった点は組立時ニードルバルブを上下するヒンジレバーを左右で固定するピンがカタカタと動き、ネジを締めてピンは固定しているものでグラつかないはずです。

さらにニードルバルブも上下の戻りが少し悪く引っ掛かるようでした。

   

 

組み立て後もエンジン不動でした。

 

仕方が無いためワルボロWYJ予備品でニードルバルブ、ヒンジレバー、ピン、少し長くなったスプリングをそっくり交換。

今度はエンジンが掛かり原因は交換した部品でした。

 

 

< エンジン変更検討 >

その後、年に数回不定期に使用する毎に 2サイクル混合の三菱TL33エンジンでキャブ詰まりの不具合を心配するのはもう止めて4サイクル化すれば無くなるかも知れないと検討。

そのためか最近ではこのような運搬車は4サイクル化したものが販売しています。

 

基本として、

汎用クラッチハウジングで取付けボルト間70.7mm のため58mm間の25ccクラスのエンジンは無理で35ccクラス。

ハウジング内も78mmΦと統一されていると判断。

   

 

最近の刈払機ではメーカー毎にクラッチハウジングのボルト間が異なり、さらに逆台形なっておりエンジン乗せ換えが同じメーカーでないと出来にくい感じです。

 

 

< 候補選定 >

まず候補としてHONDA GX35とマキタRobin EH035 の2つをネットで中古を探しました。

エンジンだけなので多少ジャンクでも良く探すと汎用のためエンジンポンプにも使用されています。

 

結果的にGX35が後で部品補給などに良いかもと判断。

正規品の値段は高く中古も見つからないためダメ元でコピー品を送料込みで正規1/3以下で注文。

 

エンジンが到着するまでは運搬機の錆びを取り、錆び止め塗料で再塗装しました。

 

約10日で中国から到着。

 

HONDA製でないGX35エンジンを受取後簡単に外見確認した所特に問題ないようでMKI-80に4本のボルトで取付けてから英語の取扱説明書ではオイル0.1L 10W-30でしたが少し多い0.12Lを入れました。

 

アクセルワイヤーは従来の三菱TL33ではキャブレタがエンジン右側からGX35は左側になり遠くなってしまったので左側移動。

キルスイッチは何かのバイクで一時使用したものを取付け。

 

ガソリンを入れてスタータを最初のためゆっくりと数回引き、チョークを引き素早くスタータを引くと4サイクル独自のエンジン音開始。

30秒ぐらいアイドリングをしてアクセルを引くとエンジン回転数が上がりました。

 

走行レバーを入れて動き出しましたが騒がしい2サイクル三菱TL33のエンジン音よりやはり静かです。

HONDA製で無いため不安があり、当たりハズレがあるらしいので様子見としますが感じとして問題無いようです。

 

 

< 初回使用時 >

ゴーヤの刈り取ったつるを廃棄のため約200m離れた所に運搬しました。

 

エンジン始動は問題なかったのですが運搬中にマフラーから右膝付近に熱風が来ます。

冬ならば温かいのですが真夏では熱い。

今までのエンジンTL33やマキタで販売している4サイクルは右側に吐き出していますのでこれは良くありませんので改良検討。

 

< マフラー出口方向改良 >

熱風の方向を変えるため、エンジントップカバー内側にマフラーカバーのようなものがあり缶ビールのアルミを2重にして挟み込むように取付け写真のように風向きは約45度としました。

   

 

< エンジン不調 >

また200m移動して廃棄中にエンジンをアイドリング状態のまま数秒でエンジン停止、その後再始動が数回スタータを引っ張りましたが再始動せず。

アクセルを1/3ぐらいにしてひとまず再始動できましたがキャブレタ等が調整されていなかったのかと思い再点検。

 

まず点火プラグは正規のNGKでなくメーカー不明のCMR5Hで接地電極先端が加工時の切断バリが付いたまま、さらにギャップは0.9mmもあり0.7mmに調整。

 

その他ぐるりと見ましたが製造番号など無くても気にしませんが外から見えないエンジントップカバー内側にマフラーカバー取付ネジは4ヶ所の所、2本しかありませんが愛嬌ですね。

 

キャプレタは ワルボロWYB 14Bですがやはりメーカー不明なのか上部にスロットル・バルブ芯弁調整ネジがなく調整できないので不調時は交換するらしい。

純正部品16100-ZOZ-814 WYB 14B 約9,000円がネットでは1500円ぐらいで汎用品でも芯弁調整ネジが付いています。

 

停止時回転数は特に低くはなかったのでやはり空燃比調整が良くないかも知れないがひとまずアイドリングアジャスタを廻して回転数を少し上げて見ます。

黒い円柱形の吸入抵抗弁の開度を変えて横穴からの空気の吸い込み量、芯弁から燃料噴射量を調整したいので少し不満です。

 

< 追記 >

本日エンジンを掛けて近くを周りアイドリング状態でキャブレタを見て見るとフューエルタンクからキャブレタに燃料が上がるチューブ内に空気があり途中で切れるような状態でした。

これでエンジンが停止したのかと思いプライマーポンプを数回押すとチューブ内の空気が無くなりキチンと燃料が上がりそのままアイドリングで停止することは無くなりました。

最初に数回プライマリーポンプを押さなかったのが原因かもしれませんがしばらく使用しない時は実施していますが2~3日前ならばポンプを押すこと無く他の機械は問題ないのですが......

結果的に大きな問題は無いと感じられ細かなトラブルは楽しみながら修理できそうです。 

 

< 2020/12追記  >

中華製エンジンは日本の数十年前と同じようなものと判断しているため3回(約1.5h) 使用したのでオイル点検としました。

他に可能ならばオイルシールなど点検で必要かも知れませんが使用頻度が少ないため省略。

暖機後車体を傾けて抜くとオイル量は少ないため汚れは当然あり、細かい銀紛のみ予想より多かったので早めに交換して正解。

オイル10W-30 を今回はキッチリと0.1Lを入れると出口のネジ部までピッタリ。

       


2020/09 自走式草刈機 HR400W ロータリーフレーム補修

2020-09-21 21:03:45 | 農業機械

補修として本来は鉄板等で補修すると思いますが溶接機が古く危ないため簡単な方法なので参考です。

 

前回ロータリー部のシャフト点検時ローターフレーム内の錆びが目立ち錆止め塗料として内側は余っている赤で塗装して、外側は白の錆止め塗料で補修しましたが8年使用しているため汚れや錆びで見た目が悪くなっています。

 

余りにも汚いため洗車後、フレーム内を原液で錆止め塗装しましたが錆のため鉄板厚みが半分ぐらいになり小石が飛び突き当たり数ヶ所小さな山が出来ています。

錆止めが終わりそのまま今後どうするか検討後、補強としてステンレス板を使用するつもりでしたが高いためひとまず鉄板で補修することにしました。

 

< フロントカバー補修 >

最初簡単なフロントカバーを行うため左右のネジを外してカバーが外せます。

 

ここも錆びのため半分ぐらいの鉄板の厚みになっています。

赤い錆止め塗料をベットリと塗りましたが数回の作業で傷だらけになり錆がさらに進み2~3年後は多分穴が空くかな。

紙で4つのボルト穴を合わせてひな形を作り作業小屋に余っているブリキ板で436mmx163mmを切り6.2mmボルト穴4つを開けました。

 

本来は緩み防止で上部に3ヶ所ぐらい穴を開けてボルト止めしようと思いましたがカバーが上下に移動するため当たってしまうかもしれないため止めてボンド付け。

鉄板を入れる時にカバー上部の角が内側に反っているため鉄板を入れる時にパチンと入れる感じでした。

 

カバーとの前後左右の隙間は同じボンドでひとまず埋めましたが鉄板がカバーと密着していないため2つのクランプで固定して固まるまで一晩そのまま。

   

 

次の日にクランプを外すと見事に固まった感じです。

 

今回はこれで終了しようと思いましたがフロントカバーを仮に取付けするとやはりカバー全体が錆びているためどうにかしないと上部に穴が空いてしまうと判断。

やはりここも2~3年後にはまず間違いなく穴が空くと判断。

ネットなどで中古のハンマーナイフモアを見ると至る所に穴が空いているものがあり何も対応しないでそのまま使用したための結果と判断。

 

 

< ロータリーフレーム補修 >

2輪のあるフロントアームを外す時に両側の段付ボルトが緩みません。

カバー内のZUFスーパーロックナットM8の頭が擦れすぎて角が無く12mmスパナでは全く無理。

外側のボルトよりは回るが空回りして押さえてもナット側が削れるたけで仕方が無いためグラインダーでナット両側をM8ボルト手前まで削り何とか外せましたがネジ部は緩み防止剤の強度らしく白い粉が付着していました。

なお組立時にはナットは錆びなく多少強いステンレス袋ナットに中強度の緩み防止剤を付けて交換。

 

本命のフレーム内は物凄い錆びを全体的に錆取りしましたが固まっている所は取れません。

普通の固い金属ならばニードルスケーラーで対応できますが私の経験不足のため錆びて薄くなった鉄板では間違って突き抜けてしまう恐れがあるため止め手作業で削り落としました。

 

次に上部の凸凹を平らにするため久しぶりに板金作業には当盤(あてばん)と板金ハンマーの出番となりました。

 

防錆塗装として赤い錆止め塗料をベットリと塗りましたが錆びて鉄板が剥がれて薄くなっているのが鮮明になり塗っている内に錆止めだけではまた小石が飛び散り凸凹になるためフロントカバーと同じように塞ぐ必要があると判断。

 

今度は真面目にブリキ板でなくステンレスが良いと判断してお店に行くと値段が高過ぎます。

 

お店でものを見ていると機械小屋に同じようなものがあったのを思い出しました。

探して見ると幅400mmが狭いためどうしようかと考えましたが新たに購入するのは無駄と判断。

 

結果的に、

ステンレス板 縦470mmx横400 厚み0.5mm と横幅不足分はブリキ板 縦445mmx横422mm 厚み 0.5mm の二重構造にして左右11mmはブリキ版としました。

 

フロントカバーと同じように4穴を開けて、まずブリキ版を接着するためにボンドを塗りつけて2つのクランプで固定して固まるまで一晩そのまま。

   

 

翌日、ステンレス板を取付けてゴムのフラッパーを4個のウエルド(溶接)ボルトで固定。

前後のゴムのフラッパーを固定する各4x2=8個のウエルド(溶接)ボルトはステンレスに交換しようと思いましたが値段が高過ぎるため中止して再利用。

 

 

< 草刈り後の状態 >

数日後山側の草が50~100cm位伸びてしまったので刈払機では無理と判断して改良後HR400Wの出番。

 

作業後の洗車時カバー内を洗い流すのが今までは面倒だったのがステンレスでツルツルのためか流れ落ち、

さらに明るく反射して汚れが良く見えます。

 

でも写真のように今回も小石が当たりステンレス板の表面が少し凸凹になり厚みが薄かったのかと判断。 

  

 

でも厚みが2重の1mmとなり当面はこのまま使用しますがやはり穴だらけになればステンレス板の厚み0.8~1.0mmとして型として幅は422mmにして次回の交換作業は半減します。

 


2020/08 自走式草刈機 HR400W ロータリー部の点検

2020-08-31 08:32:34 | 農業機械

自家消費用の「かんぴょう」が今年もそれなりの大きさのものが出来て料理の材料となります。

「かんぴょう」とはお寿司のかんぴょう巻きのものですが昔はどこでも作っていたのが最近は数少なくなりました。

 

本日、山側に放置したかんぴょう周りの草刈りを行いましたが約1.2m近くあり簡単に考えて刈払機のチップソーで行いましたが刈った草を左に移動するが重過ぎて手に負えないため、5~6m刈っただけで即中止。

 

最初必要ないと思っていた自走式草刈機HR400Wの出番となりました。

お昼前で気温は34度ぐらいになり物凄く暑い所、麦わら帽子をかぶりアッという間に刈取りましたので平地なので最初からHR400Wを使用すれば良かったのですが暑いため判断ミスです。

 

山林の伐採した後に切り株がまだ半分近く残っておりその切り株の隙間に「かんぴょう」を植えたため高く伸びた雑草で切り株が分からなくHR400Wで乗り上げるとハンマーナイフが株に突き刺さりエンジンまで停止になってしまうのが2回あり、これではショックで壊れてしまうかなと心配しました。

このようなことが数回/年にあり購入後数十回繰り返しています。

 

終了後洗車した時に前下のローターを手で回して見ると回転負荷が、

 

あれ?

こんなに重かったかな~ と廻しましたがやはり重い。

洗車後、機械小屋に入れましたが気になり夕方点検することにしました。

 

夕方でも暑いので使用していない扇風機を作業場に持って来て開始。

 

 

< 右側分解 >

初めての分解となります。

 

右側のベルトカバーを外してフロントを上げてナイフプーリーを外すためにロータリーが空回りするためボルトM8x20が緩みません。

とこにも固定する部分がないためビニールハウスで使用したハウスバンドでナイフ付け根部と車体にグルグルと巻き付けて12mmTレンチで左に回すと何とか緩み、緩み止め剤は塗っていなかったようですが硬かった。

   

次にエンジンプーリー側よりベルトを外して緩めて、ナイフプーリーはキー(片丸)5x25等でロックしており引き出せないためにギヤプーラーを掛けてポコッと少し引き出しました。

 

この時はプーリーにベルトが入っておりナイフブレーキCMPの丸い先端がベルトに当たっているためそのまま手前に抜けると思いましたがプーリー下側がナイフブレーキCMP当たってしまうためナイフブレーキCMPのE型止め輪10を抜いてスプリング等で引っ張りがあるためナイフブレーキCMPは抜けないレベルまで手前にしてナイフプーリーは斜めにして外しました。

 

軸受けR-CMPは4本のネジで外れて右側のシャフトが出て来ました。

 

 

< 左側分解 >

黒いつば付き盲蓋42をマイナスドライバーで均等に外すとシャフトのボルトM8x20ですが「左」のシールが貼られています。

 

刈払機と同じように左ネジで間違い防止のためシールが貼られているのはオーレック社さんこれは親切で良いです。

   

 

但しこのネジもロータリーが空回りしてボルトが緩まないため、再びハウスバンドでナイフ付け根部と車体にグルグルと巻き付けて12mmTレンチで右に回すと何とか緩み、こちらも緩み止め剤は塗っていなかったようで硬かった。

   

 

< 各部点検 >

一番気になったベアリングをガタや耳に当てて廻しながら異音などあるか確認。

左側は特に問題がありませんでしたが作動時ベルト等で負荷の掛かる右側が少し変。

ガタは気が付きませんが耳に当てて回しながら異音があるかと確認するとちょっと気になる程度で小さな音なのか、気持ちグラ付きがある感じでした。

 

ナイフは摩耗してすこし刃先が丸まっていますが今年度はそのまま、購入済み交換分は来年予定。

 

< 結果として >

2013年に購入して既に8年経過しており、大きいハンマーナイフでは通常2年毎に点検するようなことが何かにありましたので少し点検が遅すぎた感じですが仕方がありません。

 

ひとまず様子見としてそのまま継続することにしました。

 

組立時は分解と逆にハウスバンドで固定して左右のシャフト部の2つのボルトは「中強度の緩み防止剤」を少し塗ってから締めました。

強度の緩み防止剤では再び緩めることがキツイと思うためです。

 

ベルトを付ける前にロータリーを回すとクルクルと静かに軽く回りましたがベルトをエンジン側に接続すると従来の重さになり、心配した問題が無かったと判断。

 

なお今回は順番を間違えたような気がします、本来は面倒な左右のボルトを先に開けてから行う感じです。

 

このHR400Wの使用頻度はスパイダーモアSP850Bを使用してから減っており、消耗品と位置付けの89-3115-060044 ベアリング 6004 2RS 1個純正品を注文予定。

規格品はネットで約400円/個ですが振動・強度等の問題があるかも知れませんが高いと思いますが純正としておきます。


2020/08 刈払機 ループハンドルに変更

2020-08-13 10:18:53 | 農業機械

やっと梅雨から本来の夏になり伸びた草刈りを行っていますが3台の刈払機はすべてUハンドルのため2台あるナイロンコードでゼノアBC2310をループハンドルに変更しました。

 

私の場合平坦な所は自走式草刈機HR400W、法面はスパイダーモアSP850Bで対応しているため細かな所や田んぼの畦などは刈払機を使用しておりBC2310に装着している叩いて出す「楽巻カッターGT-06」は切断面が2~3cmと高く主に接地刈が多いため予備にしているため余り使用しません。

予備があり使用未定でしたがGT-06底が薄く削られているので穴が開けば即交換。

 

また、庭の各植木間は植木家さんのお勧めか1m間隔でいろいろな木がありその間の草刈りではUハンドルは左右に当たり、さらに後方エンジンも木に当たりボコボコの状態で行うのが嫌になります。

 

なので使用頻度の少ないBC2310がループハンドルに変更しても良いだろうと判断。

 

そのため刈払機の予備として 共立SRE2430UT( Uハンドル)でなく SRE2430LT(ループハンドル)にしようと検討中でした。

 

ネットなどでループハンドルの長所と短所を確認。

長所はUハンドルのように両手で幅が広くなくかつ軽いため細い所や法面が良いらしい。

短所は特に左腕に負担があり草刈り範囲は主に腕の回転範囲のため狭くなる。

 

そのため高齢者などが増加したためか主流はUハンドルとなっているようです。

 

背負式刈払機もエンジンが約7~8kgあり両肩でもやはり重く操作はループハンドルと同じかな。

でSRE2430LTを購入する前にどんなものかと事前に現行機を改造して確認しました。

 

ゼノア BC2310のUハンドルを外して近くのコメリで購入したスロットルも付属の丸山製ループハンドルに変更。

 

クラッチ部を外して何かのバイクのグリップを穴開けてスッポリし挿入。

 

ハンドル右側のスロットルとエンジン停止ボタンはそのままシャフト側に入れて使用としましたがスロットルワイヤーが長いためひとまずエンジンとキャブレタ周りをぐるりと巻きました。

   

 

がやはり見た目と作業中に引っかかる可能性があるため同じく30cmでなく丸山製ワイヤー40cmを購入。

 

ベルト取付部は従来位置でしたがループハンドルはUハンドル位置より10cm位前に変更。

       

翌日朝に田んぼの畔の斜面の草刈りをこのループハンドルでテストも兼ねて行いました。

 

幾分軽くなったようで第一に姿勢が変わりました。

従来はエンジン側を右手に持ち上げて左手はUハンドルの持つ所がないためハンドル付け根を左手で持支えて斜めにして草刈りしたのが左手はループハンドルを持って斜めにするだけで余計なUハンドルが無い分スッキリ。

なお2グリップ刈払機だけでなくループハンドルで付け根にグリップが付いているのを見たことがありそのためでしょうね。

 

但し終了後一部平坦な所を草刈りしましたが特に左腕に負担が掛かります。

今までは体の回転力と両腕力に合わせ刈り取った草は左側に寄せた力が左右の腕力に掛かり体の回転力は低減されてしまいます。

まだ操作に慣れないためですが長時間作業ではやはりUハンドルと思います。

 

その後機械が入れない用水堀のガードレール内側約1m幅をこの変更した刈払機を使用しました。

少し法面のためこのために作った機械のようで使い勝手が良かったです。

 

…が左腕だけでなく特に右手が丁度90度の持ち方のため疲れました。

 

戻ってきて右手の持ち方をシャフト並びのグリップでなくUハンドル取付部を利用して水平の垂直にしたことにより左手と右手の向きが逆並行になり右腕で左向き回転を補佐可能となります。

背負式刈払機では右手を垂直立っているグリップにアクセルに持って支えるものもありますが90度ズレているため今後どのようになるか。

さらにループハンドル手前に2グリップのように付ければいろいろな持ち方が可能となりますね。

そのため今年は予備のSRE2430LT購入は保留となりました。

 


2020/06 自走式草刈機の整備 ミッションその他

2020-06-17 11:27:01 | 農業機械

先週、刈払機をしたので今週は自走式草刈機の点検整備をしました。

 

毎年梅雨が始まる頃に行っており何らかの異常が発見されます。

 

< 自走式草刈機 HR400W >

ハンマーナイフモアーと呼ばれていましたが最近はブルモアーになりカラーが変更。

とにかく最小モデルで刈幅40cmと通常の草刈機だけでは役不足ですが平らな所は当然ですが畑の作物間の簡単な草刈りとスイカ、トウモロコシ、サツマイモ、落花生等の収穫後の除去に大活躍して、砕いてバラバラにした後は耕運すれば良いのです。

 

点検順として、

・右タイヤのメックボルト(8T)がなぜか緩んでいましたので締め付け

・エンジンオイルは3月に交換したばかりでOK

・ミッションオイルは検油口10mmネジを緩めてマイナスドライバーを差し込んでもオイル付着せず?

本来ならばにじみ出なければならないのですが不足しています。

 

思い出しました。

丁度2年前にオーレック社のエンジニアに説明書の規定0.6Lではにじみ出ないことを電話相談しまして説明書が間違っているのではないかと

回答としてひとまず既定の0.6Lにして下さい と言われたためそのまま不足状態でした。

 

個人的にモヤモヤしていました。

一般的な車や農機具等の機械でミッションオイルは説明書ではにじみ出る付近まで入れることになっています。

 

他の機械では給油口または検油口までオイルを入れるのが普通だと思っており

例外はあるかも知れませんが今までの機械では経験していません。

規定量で多少オイルが少なくても良いのですがオイル漏れ等があった場合のことを考慮するとやはり検油口の役割、確認は必須です。

 

ひとまず入れ過ぎないように少し右側を5cm位上げて多分0.10.2L位入れてネットリとにじみ出るまで行い右側を外して水平にして、他の機械のようにマイナスドライバーを差し込みオイル付着となりました。

なぜ右側を上げたかというと水平の状態では入れ過ぎて溢れて下に落ちてベトベトになるからです。

 

・スタータを外してロープを引っ張り切れそうな所があるか、回転部グリースアップなど点検OK

・右カバー内のベルトOK

・ガソリンメータを外して少し持ち上げ点検OK

・エアークリーナ OK

・購入後7年経過したので初めてのキャブレタのフローを外して点検、下側に真っ黒に汚れた物が付着しており清掃しましたが丸いパッキンがキチンと入りにくい OK

・マフラー OK

・点火プラグOK

2つの前輪(樹脂タイヤ200)の軸内部がプラスチックのためすり減りガタがきているためどうしようかと考えましたが代替え案見つからず。

 

・各ハンマーナイフの石等に当たった部分はめくれているのでヤスリで削る。

2年前に22本のナイフを外して向きを変えましたが来年あたり交換が必要かも。

・最後に各ネジの緩み確認OK

 

 

< 自走式傾斜地草刈機 SP850B >

スパイダーモアーと呼ばれておりエンジンは混合4サイクルとなりカラーも黒赤と変化して更にフリーナイフが売れています近所でも見かけるようになりました。

 

点検順では、

・エアークリーナ OK

・点火プラグ OK

・マフラー 3年前に中古購入時点検後初めての点検ですがエンジン排出口の回りにカーボーが均等に薄く付着しただけでマイナスドライバーで削り取りしてキレイにしました。

       

 

・デコンプも3年前に中古購入時は使用した形跡がなく真っ黒で固まっていましたが今回も混合ガソリンの初期排出部のため多少汚れており13mmスパナで外しました。

戻りが少し固いため内部にカーボンが付着しているのかと思い灯油に2回付けて洗うと結構汚れていました。

 

4つのスパイクタイヤを外すと内部はこのタイヤの構造上ある程度仕方が無く泥等が入りますがいろいろと改造した効果があり余り入っていませんでした。

むしろ中古購入時にボロボロの状態を錆取ペイントで塗りまくったのが剥がれてきたようなのでマイナスドライバーで簡単に剥ぎ取りました。

後で暇な時に再び錆取りペイントを塗りまくります。

         

 

・ナイフの小石等に当たった部分は少し丸くなっており外してグラインダで削るつもりでしたがそろそろ限界と判断しているため新しいナイフに交換を予定しています。

・最後に各ネジの緩み確認OK

 

 

 

< ナイフの購入 >

HR400Wのハンマーナイフ22本とボルトセットを注文しましたが今年は交換予定なし。

 

SP850Bのナイフは小石のある場所があり刃先に負担があるためフリーナイフを検討後、「メタルフリースパイダー255」を注文しましたがこれも今年は交換予定なし。

当初は「ブレードマックス260フリー」を検討しましたが切断位置が下がるようでNG

ほとんど「刈高調整-高」の使用のため適さないと判断、さらに切断位置が低くなり抵抗が増すためか燃費がさらに悪くなるようでした。

 

・なぜ今回注文だけでしたのかというと6月末でキャッシュレス還元5%が切れるため、7月以降は加盟店手数料が掛かるため止めるか、または手数料上乗せになるお店が増えると判断。