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「たびっと」のたび・まち・ひと ... やぶにらみと言われても

旅行が好きで、その旅行「前」「中」「後」や「旅行」「街」「人」を思うまま、感じるままになぐり書きしてみることにしました。

サンフランシスコ仮想旅行(4:3日目はショッピング)

2006-08-01 | 仮想旅行


今日は買物をする日だった。Fラインでマーケット通りに行くのではなく今日はバスで行くことにする。
コロンバス通でバスを待つとすぐに来た。昨日乗換えた「ワシントン・スクェア」で何かやっているので少し降りて見てみよう。なんか色んな店(屋台)が出ている、”ソーセージ屋”に”アイスクリーム...そうだ! まだ朝食を食べていないからここで何かを買って食べよう。...えっと、ホット・ドッグにジンジャーエール...ん? ジンジャーエールはないって...それじゃペプシ。2ドル25セント? えぇーと、これ2ドルにクォーターを...はいっ!
まだ少し早いようだけれど、ジャズ・バンドが来て演るらしい。食べ終えてもう一度バスに乗る。
この辺りのイタリア街(?)からチャイナ・タウンをこのバスは通る。チャイナ・タウンでは一挙にバスが満員になってしまう、それも降車口が開くようなものならそこからお構いなしにドカドカと。。。

トンネルを過ぎるともうすぐユニオン・スクェア。ひとまずここで降りよう。
今は夏でバーゲンがあっても規模が小さいけれど、クリスマスを過ぎるとこの辺りはバーゲン・ハンターで大賑わいになる。うちの奥さんはブランド物にはあまり興味がないけれど、靴は「フェラガモ」が履きやすいといつもこの辺りの「アーサー靴店(?)」で狙う。普通の靴屋で1階は女性物、2階が男性物でバーゲンの時期になるとどこかにしまい込んでいた大量に陳列できる靴のディスプレー・ラックいっぱいに靴が並ぶ。
そして僕は靴の試着用椅子に座って奥さんを待つことになる。『どぅやこれ...』『うん、ええんちゃう』『ほな、これにするでぇフェラガモちゃん$89.97やしぃ』と、こんなシーンが2-3回続く。
ここを出ると「ニューマン・マーカス」や「メイシィズ」。ここは素通りしてパウエル通に出てマーケット通の方へ。

そうそう、昨日言っていたCD屋に入ろう。店の名は「ラスプッチン」。1階は新着の展示とキャッシャーで2階から上がメイン売場。2階まで階段で上がり、そこからエレベーターで4階に。
4階は中古CDやDVDで、まずここを見るけれど数が多くて見るのが面倒になってしまう。それでも頭文字で...A,B,C...エリック・クラプトンの何かいいのはないかなぁ?
そしてまた2階へエレベータで降りたりするけれど、ここのエレベーターにはエレベーター・ボーイがいる。と言っても、お兄ちゃんが音楽をラジカセで鳴らして箱に座っていて、3階と言えば3階のボタンを押すだけ。もし安く気に入ったCDがあれば1階でお金を払うけれど、その前にここの”会員”になろう。”会員”にはすぐなれてカスタマー・カードをくれ、それを見せると1ドルとか2ドルとか安くしてもらえる。この店はサンフランシスコ対岸のバークレーにもある。
ただここで気をつけないといけないのはDVD。当然ながらここ(アメリカ)で売っているDVDの"リージョン・コード"は"1"だから日本で売っているDVDプレーヤーやレコーダーで観ることができない。でも日本で探せばこれに対応できるプレーヤーが1万円もしない価格から売っているから1台買っておいてもいい。なんたって、新品のDVDでも5ドルくらいあるのだし。

ここを出るとケーブル・カーに乗ろうとする人たちの列ができ、ケーブル・カーの方向転換させる回転台の写真を撮ろうとする人たちでいつも賑わっている。マーケット通とパウエル通との角に「GAP」があるので少しだけ覗こう。見るのは奥にある丸い陳列ラックに吊るされた”セール”品のみ!
もしかすると5ドル程でシャツが売っていたりする。いいものがなければ出て地下に降りよう。地下にもMUNI電車が走っていて、今日はここからMラインに乗って太平洋側にある「ストーンタウン・ショッピング・センター」に行こう。ここにはバークレーやサンフランシスコ空港に行くBARTの駅もあるから間違わないようにしないと。
地下から地上にMUNIが出てしばらくすると「ストーンタウンSC」。乗っていて右手に大きな建物が見え、多くの人が降りるからまず間違えない。

ここには「ノードストーム」と「メイシィズ」があり、それに挟まれたように多くの店があるし、「ボーダーズ」もかなり広い。そして、聞き慣れたブランドの店がある。バカ広いわけではないけれど、店を見たりしていると疲れるから、軽く食べながら休憩しよう。2階にフード・コートがあるから。
いい買物はできたかなぁ? ん、ちょっとまだ足りない? 大丈夫、今度はまた戻って店を見てみよう! と、降りた駅で電車を待とう。ぁ、この駅で切符の販売機あったかなぁ? なくても、電車の中で買わないとダメだよ!

戻る途中でFラインに乗換えるのもいい。Mラインは少し早いけれど地下を走ることになるからおもしろくない。Fラインは路面を走る分遅いけれど、街なみを見ながら行けるから楽しいかも。
ヴァンネス通を越えた辺りからはちょっと街の雰囲気が変わる。この辺りはホームレスがどこかで拾ってきたのだろうか? それらを路上に広げて売っていたりするし、チェスだかドミノだかをやっているがきっと賭けゲームだろう。
この辺りは”シビック・センター”と言われるが日没後は歩かない方がいいだろうし、その奥も同じだ。
でも、”シビック・センター”地区で土曜なんかに市(マーケット)がたったりするから、その時はこのホームレスの人たちはどこかに行ってしまい賑やかになる。けれど、店はちょっと首をかしげるようなのが多い。
ぁ、ちょうど市が今日はたってるからここで降りて覗いて行こう。買わなくても見ているだけで楽しいから。魚もある...うゎナマズやぁ。。。ミルク・フィッシュ...何やろ、これ...。
と言いながら見てまわり、そのままパウエルまで来た。

その名の通り「サンフランシスコ・ショッピング・センター」に入ろう。
ここは客を回遊させるようにエスカレーターの配置と運転をうまくしている。ここのエスKレーターは三菱が”螺旋状”のものを開発し、それを使っている。これができた頃、僕もおもしろいと思いカタログを送ってもらったけれど、どのプロジェクトにも提案しなかった。そして僕が知っている”螺旋エスカレーター”はここだけだ。
そんなことはどうでもいい。このエスカレータに乗り上階に行くとそこは「ノードストーム」。ここは靴が結構安かったりもする。コール・ハーンの靴...ディスカウントで$119.99。。。ん~~ ちょっとまだ高いから止めよう。
いいなと思うものはなかったのだし無理に買うこともいらない。もうちょっと向こうの「オールド・ネイビー」に行く? それとも向かいの「GAP」にもう一度? なにぃ? もうちょっと向こうの「アニエス・ベィ」を見たいと? 今はバーゲンじゃないし見てぇ~るぅ~だぁ~けぇ~~になるぞぉ(古うぅぅぅ)。

もうすっかりと日が暮れて街に灯りが点いている。「サックス・5thアベニュー」へと? どうせ見るだけで買わないんだし。。。ん?「ブルックス・ブラザーズ」? さしあたって必要なシャツなんかはない、それにあの日本人(?)の店員がなんかうるさいしなぁ。。。
食事をしてホテルに戻るか...、そう今日は(も?)チープなディナーにしよう。でもステーキだぞっ! BSEどこ吹く風で食べよう…と入ったのは「Tad's Steak」。
ここは$10でステーキが食べられる。特別に美味しいわけではないが、決して不味いこともない。
店に入ると「何にする?」と聞かれれば「ニューヨーク・ストリップ」とか「テンダロイン」とか言えばいい。するとお兄ちゃんがアイヨッとばかり肉をグリルのところへひょいと載せ焼いてくれる。
焼き上がった肉をベイクド・ポテトとタマネギの炒めたようなのが載った皿に入れて渡してくれる。そのままその皿をスライドさせて行くと「サラダのドレッシングは何にする?」と聞かれるから好きなドレシングを言えば、サラダの入った器を持ってこれでもかとドレッシングをかけて手渡してくれる。
さぁ、やっとレジに着いたら「飲物はいるか_」と。「ジンジャーエール」を頼むと大きなプラスティックのコップにざっと氷を入れ「ジンジャーエール」をどぼどぼと...。これで$12ほど。支払いを済ませて好きな席に座り食事が始まる。

すっかり満腹になりFラインに乗ってゴトゴトとホテルに戻るが、まだ満腹なので寄道しながら買える。
お土産屋が並んだ一角に”コカ・コーラ”関連商品を多く置いている店がある。古いボトルや”コカ・コーラ”のジューク・ボックスに、看板、スタンド、ノベルティなどなど...。
唯一サンフランシスコらしいのは店の前に出された”サンフランシスコ 49ers”のユニフォームを着たくまさん...#8となっているから...ヤング? それともモンタナだった?
もう少し人が入ってもいいと思うけれど、いつも人は少なくいても1人か2人。 その僕も店には入るけれど未だに買ったことはない。。。

サンフランシスコ仮想旅行(3:2日目はざっと一巡り)

2006-07-31 | 仮想旅行


3日目となると街の空気にも慣れてくるから、ダウンタンを取り巻くような形でざっと一巡りしてみよう。
ホテルから出てフィシャマンズ・ワーフの方へ1ブロックのところにMUNI路面電車Fラインの駅がある。ここはFラインの時間調整駅(?)で、エンバカデロの方からやって来た電車が一旦ここで全員降りて前に待っている電車に乗換えることになる駅で都合がいい。そして待っている間に停留所前にあるディスカウント・ショップ=ウォル・グリーンで水を買ったりしておいてもいい。MUNIはバスも電車も$1.5で乗れば90分以内での乗換え券をくれる。ケーブル・カーに乗るなら1日パス($11)や3日パス($18)を買った方がいいかも知れない。昨年秋だったかに値上げされケーブル・カーは何と$5にもなってしまったから、ケーブル・カーで往復し一度バスに乗るなら1日パスが得だけれど、今日は乗換え券を有効に使って巡ろう。

MINI・Fラインは「ホリディ・イン」の別棟南を通り「シェラトン」を通ってエンバカデロ地区に入る。左手にひときわ目立つ建物が見えてくれば次で降りよう。ちょうど「フェリー・ビル」前に停まる。土曜ならここでバザーをしているけれど、今日は平日なので静か。ここで公園を横切りマーケット通を見渡せるMUNIバス停で21番のバスを待とう。バスが来れば乗換え券を見せて乗ろう。マーケット通をしばらく走り右に折れるとサンフランシスコらしいながらも普通の町なみが続く。ドライバーに「アラモ・スクェア」の近くに来れば教えてほしいと言っておいてもいいし、フィルモア通辺りで降りバスの進行方向に歩いてもいい。小さな交差点の右前角(北西角)に公園が見えるから、ここに入ろう。
入って右の芝生辺りで右を向いてみよう。
そうサンフランシスコの絵はがきやパンフレットに必ず出てくるだろう、ヴィクトリアン・ハウスの家なみとその向こうにダウンタウンの”ピラミッド・ビル”等の高層建築が見える、いわば”お約束”の場所だ。
この辺りに住んでいる人たちが犬を思い存分走らせたり、遊んだりもしているのを眺めながらお土産写真を撮っておこう。

「アラモ・スクェア」を後にして今度はフィルモア通を北へ向かおう。坂道があるからバスの方がいいかも知れないが、のんびり歩くのもいいし途中のカフェで休憩するのもいい。夏場なら歩道のテラス席で冷たいスープを飲むのもいい。でも、距離と坂があるから途中でバスに乗って終点まで行こう。
終点、着いたところは”マリーナ地区”と呼ばれるところでヴィクトリアン・ハウスは少なくアメリカ的(?)な家なみが続く。公園のような芝生広場の向こうに「ゴールデン・ゲイト・ブリッジ」を見ながら左へ曲がり少し歩いていくとドーム状の屋根が見えてくる。
ここが「パレス・オブ・ファイン・アート」と呼ばれる建物。確かここでケヴィン・コスナーだったかが女性と別れる(?)シーンの映画を撮られたと思うけれど確かではない。でも、ここではよくコマーシャル写真が撮られている。今日も東洋系の男女をモデルとしたブライダル写真の撮影が行われていた。
建物は池に囲まれていて、その池には噴水が上がりアヒルや白鳥たちが泳いでいる。
周りを散歩気分でゆっくりと歩いてみるのがいいだろう。時には木陰で一休みしながら...。
ここを出た辺りは大きな家が多い。カタリナ・タイルを貼りつめたアプローチを持つ家、バラを家の周りに植えた家...中でもおもしろいのは”ダマシ絵”の家。よぉ~~く見ないと見過ごしてしまう”ダマシ絵”だけど見つければきっとにっこりだろう。2階建の白い家でチムリーがよく目立つ(写真5左)。
この家の窓枠はdeep sea greenに塗られているが、その内のいくつかはペンキで窓を描いている。
これほどの家の持主だから予算がなく窓を塗った訳ではないだろうし、その方が高くつくかも知れない。きっとユーモアを持った家主だろう。

もう一度フィルモア通に戻りユニオン通まで歩くかバスに乗ろう。ユニオン通で降りここを今度は歩こう。確かフィルモア通とユニオン通が交差する辺りに”ペンタゴン・ハウス”だったか”ヘキサゴン・ハウス”がある。歴史的な建物でボランティアの女性が一人いて説明してくれたりもするが、この前は閉っていた...今日はどうだろう? 家の中に入らなくても庭を見ているだけでも楽しい。

ユニオン通にはいろんな店がある。服飾店、雑貨店、本屋、レストラン...総じてセンスがいいなぁと思うような店が多い。中には日本の陶器や古家具などが売られている店があり、日本ではなかなか見ない素敵な発色の陶器があったりする。少し歩いてちょっと気になる店に入り、また歩いて入ったりしているとあっという間に時間が経ってしまう。もし夕方になればこの辺りの店で食事をしてもいいし、軽くお腹を満たすのもいい。
帰りは41番か45番のMUNIバスで「ワシントン・スクェア」まで乗ろう。ここでコロンバス通をワーフ・ゾーンに向かう30番のMUNIバスで乗換え、ノースポイント通で降りればホテルはすぐだから。
ユニオン通で食事をしていなかったら、この「ワシントン・スクェア」のイタリア街で食事をしてもいい。どっちにする?

ホテルへ戻って来てそのまま部屋に入るのもいいし、「ヒルトン(フィッシャマンズ・ワーフ)」「マリオット(フィッシャマンズ・ワーフ)」の向かいにある「タワー・レコード」に入りちょっと見てもいい。
でも、買うのは待てよぉぉぉおおおっ! 余程安いって確信できるならいいけれど...。欲しいなって思うCDやDVDの価格だけをチェックしておくんだよっ!
ん? どうしてって? もっと安く買えるかも知れないからだよぉ。そうだ、明日はショッピング・ディにするかっ?!

サンフランシスコ仮想旅行(2:1日目はのんびり辺りを散歩)

2006-07-30 | 仮想旅行


1階のUA”アライバル・ラウンジ”を出て同じUA国内線のバゲイジ・クレイムの前にあるタクシー・スタンドに行く。少し列ができていたけれど、タクシーが多いから次々とさばけていく。
5人組の人が僕たちの後ろに並んだけれど、ちょうど僕たちが乗るタクシーはミン・バン・スタイル。
急ぐこともないのでミニ・バンを5人組に譲って普通のフォード・タクシーに乗る。「ワーフのホリディ・イン...ノースポイント通の...」と告げ出発。少し開けた窓からの風が気持いい。

ハイ・ウェイは混んでいなく順調。今は名前が代った「キャンドルスティック・パーク」を右手に見ながらちょっとした坂道。道なりに右に曲がり他のハイ・ウェイと合流する辺りで少しスピードが落ちたけれど順調。早くもちょっと前まではぶっそうな雰囲気だったSoMaの海岸べりを走り、サンフランシスコ・ジャイアンツの球場を右にみながらベイ・ブリッジの下をくぐるともうエンデカバロ地区。ここで左折して街中を通りノースポイント通に入り、そのつき当りまで...。信号が赤でうまくホテルに入れた。メーターは$32.2、20ドル札1枚に10ドル札1枚…あと5ドル札1枚に1ドル札...3枚、合計$38ドルをドライバーに渡すと、「Thank you. Have a nice holiday.」と言いいながら、ちょっと手を振って出ていった。11時20分...チェックインできるかなぁとレセプションに行き、尋ねると「OK、明るい部屋をだね」と言ってキイをくれた。
レセプションから奥のエレベーターに乗り、4階を押す。5階じゃなく良かった。5階はエギゼクティブ・フロアとかでエレベーターにキイを差し込まないと着床ボタンが効かないから面倒だし。。。

部屋は明るい部屋とリクエストしておいたから勝手に「三角公園」と呼んでいるところを見晴らせる部屋だ。Mr.コーヒーのコーヒー・メーカーでコーヒーを入れておきながら持ってきた服をクロゼットに放り込む。
もうすぐ昼...そうだ! 見えている三角公園の前にある「ペルガミーノ」に行こう! でき上がったコーヒーを少し飲んで短パンに履き替えてホテルを出た。

「ペルガミーノ」に入り、僕はワッフルでベリィ・ミックスのトッピングとコーヒーを、君はクラブ・オムレツとコーヒーだったよね? 今日はどのカップにしよう...このちょっと濃いブルーがいい色だしこれにしよう。ここは自分でコーヒーを入れるだけじゃなく、好きかカップを選んで自分で入れるようになっている。それを持って、外の席に…。
しばらくしておじさんがワッフルとオムレツを運んできてくれた。ワッフルにはホイップ・クリームがどっさとかけられ、その上に苺・ブルーベリィ・ラズベリィなんかがこれまたどっさと載っている。
クラブ・オムレツは厚さ1インチ近くもあろうかという厚さでカニが卵とおしくらまんじゅうをしている。ふぅ~~満腹ぅぅ。2人分の代金17ドル払い20セントをお釣にもらい、これに2ドルとクォータ-2枚を足してレジ横のガラス壜に入れる。

腹ごなしにでもとジェファーソン通に行き、そこからエンバカデロの方へ歩く。もうここはすっかりフィッシャマンズ・ワーフの観光地。いつも入ろうかと言いながら入らない「Beleave it ! or not.」を横目で見ながら「GAP」のところまで来た。道路を渡り少し戻り海辺の方に行く。
昼なのであちこちの店が賑わっている。この時期のカニは冷凍なのでちょっとお薦めできない。一度買って食べたると美味しいけれど、どこか違う。。。
人気の少ない方へ行くと何とか博物館(?)がある。ふらりとそこに入り、見るでも見ないでもなくダラダラと周り、そとに係留されている潜水艦なんかを見てまた歩く。
アルカトラズへのフェリー乗場の辺りからボンゴの音が聞こえてきた。このフェリー乗場とピア39との間にいつも一人で黙々とボンゴを叩いているオッサンがいる。でも悲しいかな誰も振り向いたり立ち止まったりしているのを見たことがない。

しばらく行くとボンゴの音が小さくなり代りにアウォッ! アォオッ! という鳴き声が聞こえてきた。
ピア39の西側に野生のアシカが沢山いてそれが鳴いている声。ピア39の手前で海にせりだしたボード・ウォークを行く。振り返ると「コイト・タワー」が真っ正面に見え、高層の建物も見える。
このフィッシャマンズ・ワーフ地区は建物の高さが規制されて高くても5階建程度のため、海からも陸からも視界が遮られることなく見渡せ気持がいい。
海がキラキラと光っているし、「ゴールデン・ゲイト・ブリッジ」も遠くに見える。ここは人も多くいないしゆっくりとぼんやりできる。
しばらくここでのんびりしてピア39へ向かう。友達に買って来いと半ば命令された「ハード・ロック・カフェ」の白Tを忘れないうちに買う。この「ハード・ロック・カフェ」の昔はちょっと不便な所で営業していたけれど、この5年かもう少し前辺りからは便利な場所へと移転したり変化している。このサンフランシスコも昔はヴァンネス通にありちょっと不便とも思えたけれど、今ではこのピア39の入口にあり嫌でも見えてしまう。

買った後、海べりへ...ここには野生のアシカが群れている。そして見ていて見飽きないし大人でも楽しめる。子供アシカと思えるアシカ同士が海へ突き落としあいをして遊んでいるし、赤ちゃんアシカが親アシカを枕にして眠っていたりする。その数は100頭を下らないだろう。
ピア39から見るアルカトラスやゴールデン・ゲイト・ブリッジも美しい。 陽がかげってきてメリー・ゴーランドの灯りも目につくようになってゆっくりとホテルに戻る。
戻る途中でカニを茹でるにおいがぁ...もう少ししないといけないことはわかっているけれど、やっぱり欲しくなって買うことにした。ちょっと大きなカニ...秤にかけてみると$12.45と。「ラウンド・プリーズ...トゥエルブ」とか言って$12に値切り買う。
そうだ、このまま部屋に戻らず「セイフウェイ」でパンやペプシを仕入れておこう。これが今日の夕食になるのだから...。おっと「セイフウェイ」では”セイフウェイ・クラブ”カードを用意せねば...。
この”セイフウェイ・カード”をレジで見せると少し安くなる。サンフランシスコだけでなく全米に展開しているスーパーメーケット・チェーンだから持っていて損はしないし、すぐに作ってもらえるからこれは持っておこう。

サンフランシスコ仮想旅行(1:関空-サンフランシスコ空港)

2006-07-29 | 仮想旅行


今日から数日にわたって僕の好きな街サンフランシスコを、ここで仮想旅行してみることにした。

泊まるのはどこにしよう。賑やかなユニオン・スクェア周辺もいいけれどやっぱりここはフィッシャマンズ・ワーフ地区でのんびりとするのがいい。サイトで調べるとこの地区には主だったホテル・チェーンのホテル、それもいろんなブランドがあるが比較的古く明るい感じの「ホリディ・イン・フィシャマンズ・ワーフ」にしよう。ここなら予約時にクレジット・カードで直ちに決済されるけれど、その方が安いのでこれにする。同じ系列の「ホリディ・イン・エキスプレス・フィッシャマンズワーフ」もあるがここは「ホリディ・イン」より$20ほど高いのは予約時決済レートが設定されていないからだろう。
「ヒルトン・フィッシャマンズワーフ」も悪くはないが安くて$179だから1泊で$50近くも差がある程ではないし、何よりも場所がいい。
その前に飛行機の座席を確保しないといけない。格安航空券のサイトを見ると安くて9万円ほどからある。これに燃油サーチャージ・税2.5万円程度を加えることになるから11~12万円が必要となる。ん~~サンフランシスコへ行くだけでこれだけ要るとは。。。
現地で5泊するとすればホテルが税込で8.8万円に飛行機が12万円とすれば16万円余もかかってしまう。。。
費用を抑えるために、サンフランシスコ空港近くに泊まってサンフランシスコへはBARTにしてもいいが...評判の良い「エンバシー・スィートSFO-South」にするとホテルが税込で7.7万円ほどで1万円余を抑えることができるけれど、BARTの交通費と面倒さを考えると...「ホリディ・イン」がいい。
これに決定!

UA886便は定刻より少し早く午後3時10分に離陸した。事前にリクエストした座席は21H,21J。希望は17A,17Bだったけれど、既に空いていなくて21にした。この座席は前3列分をCAの休憩スペースとして空けられていて足許が広いから17列が空いていない時の次候補となる席。でも、チェックインすると「たびっと様、本日はビジネスのお席をご用意させていただきました」と言いながら、赤いプライオリティ・タグを預けた荷物につけられ、ボーディング・パスも金色のしっかりしたホルダーに入れて手渡される。”luckyyyyYYYYYYYYY!!!(^-^)v”
貰った”飛鳥ラウンジ”券を持ちラウンジでジンジャーエールとクッキーをつまみながら待っていると、すぐに搭乗案内ナナウンス。
座席は9H,9J。この席は時々クルーの休憩スペースとなる2列だけのこじんまりとしたスペースで、他のビジネス席よりやや狭いけれど苦になる程でもないし静かでいい席。
北海道を過ぎしばらくすると機内食が配られ、その後すっかりと眠ってしまった。ザワザワとする気配で目が覚めると飛行機はバンクーバーの西海上を飛んでいて、朝食のオムレツが配られ始めていた。食事が終わる頃になると機体は徐々に降下を始めていた。
うとうととして今度目が覚めると雲の間から小さく「ゴールデン・ゲイト・ブリッジ」が見え、左へ大きく旋回しながらシート・ベルト着用のサインが点いた。
細く長い橋を眼下に見ながらサンフランシスコ湾海面すれすれになるほど降下を続け、そのまま軽いショックと共に着陸。予定では9時17分の到着だったけれど、気流が良かったのか8時半少し前。

少し暗い到着コンコースを歩いて右に少し折れると入国審査ブース。先に着いた便の列が終わろうとしているところでナイス・タイミング。10分ほど列に並んで入国ブースに。
ここサンフランシスコは比較的スムーズだ。一度だけ、ブースを出て右にある”別室”送りになったけれど、それ以外は質問らしい質問も受けずにパスし、左側から預入荷物受場へ。
ターンテーブルからは既に荷物が出てきて係が、荷物を並べている。ラッキーに荷物をそこですぐに見つけ税関へ。ここの税関は何人に一人かの確率でX線検査を受ける列に並ぶことを指示されるが、それもなく更に左側へ行き出る。
今回はサンフランシスコが最終目的地だから、乗換えでの荷物を再度預けるところをパス。短いムービング・ウォークを乗り左へ行くとUAの国内線ゲートだけれど、右に折れ階段を降りて一旦建物の外へ。
“プハァ~~~” 半日ばかりタバコを吸っていないのでちょっと頭がクラクラ...。
もう一度建物の中に入り、右手にあるUAの”アライバル・ラウンジ”に入る。ここはオーバーナイト・フライト用のラウンジで、通常のラウンジの他にシャワールームがある。受付で貰ったカードを見せ、すぐにシャワーをすると伝え、シャワールームに案内される。

シャワーは気持いいけれど、ここのシャワーの水圧が低く爽快とまではならないのが残念なところ。ここにおいてあるキットのシャンプーで頭を洗い、髭も剃ってようやく爽快な気分。
シャワーから出てラウンジで冷たいオレンジ・ジュースを一気飲み。おいしいっ! ジュースを入れる時に気づいた美味しそうなクロワッサン・サンドイッチを一つとコーヒーも。

時間を見るともう10時半。これならサンフランシスコ市内への道路の混雑も一段落してるだろう。
シャトル・バンにするかタクシーにするか...”シャトル・バン”なら2人で$30程度、タクシーならチップを含めて$40程度のハズ...まっ、ビジネスにアップ・グレードされたんだし...それにシャトル・バンならまた2階まで行って乗らないといけないしタクシーで行くことにしよう。