深夜図書館

日々の小さな感動。
日々心残りに思うこと。

黄昏に眠る秋

2012-09-10 | 読書



「黄昏に眠る秋」
ヨハン・テオリン著
(ハヤカワポケットミステリ1846)

月1冊のお楽しみミステリー
ハヤカワポケットミステリー

ポケットに入らない大きさと厚さ。
ポケットマネーで買うには、ハードカバー並のお値段。

もっぱら図書館で借りてます。

本当は、“特捜部Q”シリーズを借りたかったのだけれど、あいにく全て貸し出し中だったため、同じ北欧文学の棚にあったこの本を借りました。

始終、海沿いの冷たい風を感じました。

寂しい気持ちをかかえた人びと。息子を亡くした母。すれ違う家族。父を殺された男。老いてゆく友人たち。母の愛を求める男。
みんな、幸せになるのが、下手みたい。



寂しい秋にぴったりのセンチメンタルなミステリーでした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿