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元たばこ屋夫婦のつれづれ

つれづれなるままに

県立春日部高校の春高祭(第56回)を訪問

2012-06-03 | 日々雑感
     6月3日、祖父として孫が入学した県立春日部高校の文化祭を訪問することになった。

     日曜日、いつもより朝の日課を早めて、妻と連れ立って家を出たのが午前10時20分、西高島平駅から三田線で巣鴨駅に、ここでJRに乗り換えて池袋駅に、義妹の知栄子さんと落ち合い、大宮に向かう。

     大宮駅から始めて利用する東武野田線に乗る。車中は女子高生が多い、席を譲ってくれたのもこの子達。30分ぐらいで目的の八木崎駅に到着。この駅前に春日部高校があるのだ。

     驚いたことにここで下車した大半は女子高生、その流れに沿って歩き始めると5分もかからない距離にひときわ目立つ堅牢優美な校舎が見えた。まるで大学の校舎のようである。

     校門前には「第56回・春高祭」のアーチが掲げられている。そこをくぐり抜けると同時にイベント会場に吸い込まれるような賑わいがあった。校舎に囲まれた中庭風の校庭。ここはイベントから出てきた人たちの語らいの場のようで、あちこちに人の輪が出来ていた。その校庭を横目に左手の階段を20段ぐらい上ると校舎内に入る、ここからがイベント会場。

     校内のマップを手がかりに歩み始めたが、人人の波、教室ごとに立ち上げたコーナーがあり、"豪放磊落〟の文字が躍るTシャツを着た男子高校生が、声を張り上げて参加を呼びかけている。どの教室も満杯の様子。ようやく孫の教室にたどり着く、題して「モグラたたき」順番を待つ人々が係員の誘導にしたがって、玩具の小槌を手にして、アナから出す頭を叩いてのゲームで点数を如何に多く取るかの競り合いである。

     年を忘れた義妹が参加した。華やぐ若い女子高生にまじって中年女性の参加、妻がその姿にカメラを向けると、教室の中からその様子を記録している先生がやはりカメラを向けていた。確かに珍しい文化祭の1コマであろう・・・。もぐら担当の孫に声をかけてそこを離れ、ここからマップを見ながらあちこちと回り始めた。

     企画案内で、囲碁・将棋部があるのを発見、早速足を運ぶ、3階のコーナーは、下の階とは打って変わって静か、訪れる人も少ない。囲碁部は3面ばかり盤面が用意されており、その二面で対局がされていた。担当の教師の方と声を交わし、孫の名前をあげて、指導を頼んだ。この高校の囲碁部の活動をインターネットで調べると、実績があるようなので楽しみである。

    ついで、郷土研究部で蔵造りの川越の街を、歴史研究会では、今話題の大河ドラマ平清盛の実像をとらえていた。そのほかアポロの月面到着の疑念を衝く研究など興味深い事象を取り上げていた。このほか物理部に顔を出してテストを受けたり、老人になれない76歳の青春を晴らした。

    未来に羽ばたく若い人たちのエネルギーが爆発する文化祭で、未来にかける挑戦の意欲を掻き立てられた3人は、疲れを忘れて歩き回ったが、その付けはきちんっと帰宅後に現れたが、快い疲れであった。

    翌日、孫との会話を楽しんだ妻が、「来年も着てください」と頼まれたと満更でもない笑みを浮かべたのみて、何とも表現しがたい満足感に浸った。

    



       

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