トレインタッチ

徒然なる言葉のストーリーです 

春を待つ想いをつなぐひと蕾

2016年02月21日 17時38分41秒 | 日記



          春を待つ想いをつなぐひと蕾
              僕の胸にもあなたの花にも












 昨日の雨は結構な量で
 裏の公園はいまだに
 ちょっとした池のようだ
 加えて今は北風が
 窓ガラスを叩いている
 
 眼が痒い
 この風がいっぱい花粉や
 埃を運んで来ているのか
 とにかく痒い
 クシャミが無いのが
 不思議なくらいだ

 時が過ぎるのは
 本当に早いものだ
 もう2月も1週間程残すだけ
 まだまだ寒さの戻りも有るだろうけど
 確実に季節替えの歩みが
 
 季節の変わり目と言えば
 会社の人事異動も発表が
 自分も4月からは今の所から
 また本社へ
 あと1、2年は今のまま
 居たいと思っていたから
 正直戻りたくない
 折角安住の地を得たと思ったのに
 
 会社員なら鉄板の異動だから
 致し方無いのだけど
 本社は僕の働く場所ではない
 と今でも思っているから
 しょうがない
 魂入れずで過ごすだけだ



 
 彼女と逢えるのも
 あと少しになるのかな
 今だからその時間で
 この電車で逢えているから
 通勤の時間が変われば
 もう逢う事も無くなってしまう
 「トレインタッチ」も
 あと少しでお休みかも
 今回含めてあと9回で
 丁度100回になるから
 一つの区切りにしなさいと
 背中を叩かれたみたいだ

 逢うは別れの始まりと
 解ってはいるけど
 やっぱり 寂しい

 最後の日まで
 彼女の手に触れて
 たった二駅の
 別れの階段を歩けたら
 
 今はそれが
 彼女への
 心からの伝言です
 

      初恋亭夢中
 

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