トレインタッチ

徒然なる言葉のストーリーです 

悲しくて想いつのってその願い

2016年06月26日 23時01分02秒 | 日記



              悲しくて想いつのってその願い 
                 電車の中だけ僕の恋人










 久し振りの晴れ間で
 たまっていた厚めの洗濯物も
 気持ち良くやっと片付いた
 
 昨日は「6.4」の後編を見て来た
 前半を見てからしばらく経っていたけど
 結末がどうなるか見なくちゃ と

 素直な感想を言えば
 物足り無さが少しある
 ありていに言えば
 スタンダードな日本映画
 と捉えれば無難なような
 あくまでも僕の考えですけど




 
 金曜日やっと逢えたけど
 彼女の傍に立つのは
 中々勇気の要る事で
 ましてや秘密の暗号見せるなんて
 その一歩も踏み出せない
 
 少し髪型変えて可愛くなったのは
 ハッキリと解ったんだけど
 いつものように
 遠くから見てるだけで
 タイミングを合わせて
 一緒に階段を下りるのが
 僕の出来る精一杯のこと 




 出来たらいいね
 出来ても
 その先は
 またまたどうなるかは
 未知です

 でも
 それが最後になっても
 一歩へ
       



     初恋亭夢中
 

風景の届かぬところに君はいる

2016年06月19日 17時32分06秒 | 日記



                風景の届かぬところに君はいる
                   夏のキャンバス描けぬ恋詩










 昨日は本当に暑い日だった
 今日は気温は高くはないけど
 蒸し暑さがある
 梅雨の季節のアジサイも
 段々と色あせてきた
 季節はまた一つ
 巡って行くんだと
 

 先週はずっと逢うことも無く
 悶々としてやり過ごした日々だった
 たった一度の
 その機会に遇うことも
 神様は奪ってしまったのか
 運命の歯車を恨むのは
 もしかしてこの恋の終わりを
 誘っているのかとさえ思える


 確かに彼女は
 僕にとっては高根の花だ
 いつもそう思ってる

 だから僕だけの
 片想いが終わっても
 至極当然なこと
 むしろ今まで
 逢える時間を作ってくれた
 彼女には
 感謝するだけ

 たった二駅
 その長さと同じように
 短くはあっても
 僕の心に住み着いた
 優しい花は
 いつまでも咲いてるから
 

 トレインタッチの
 恋の終わりは
 いつも
 声を掛ける事なく
 こんな風に
 消えて行くのさ

 
 

         離れてく時間と共に僕たちは
           大人になるんだ想い出の中で






            初恋亭夢中
 


 
 
 
                   

肩たたく運命の神後押して

2016年06月12日 17時48分56秒 | 日記



               肩たたく運命の神後押して
                 君に告げてる僕もありかな










 天気の崩れがずれたのか
 土日の天気が良かった
 ただ梅雨だから
 結構湿度があるような気がする

 

 いつも楽しみに見ている
 「重版出来」が
 いよいよ今週最終回に
 楽しみがまた一つ消えてしまう
 漫画の編集部が舞台だけど
 出版に至る過程が垣間見れて
 いつの日かと夢見る僕には
 バイブル的なドラマに
 「放送重版出来」
 初恋亭夢中は応援してます!




 金曜日に思いも掛けず君に逢えた
 木曜まで電車の微妙なすれ違いで
 逢えなかったから嬉しかった
 迷い無く一緒に階段を下りて
 歩ける幸せを感じた
 それは多分
 偶然とは違って
 彼女が時間を合わせてくれたと
 僕を勘違いさせるには十分な
 歩みだった
 彼女がこのブログを
 知っているはずは無いから
 
 でも
 そろそろ
 彼女にこのブログの存在を
 解って貰えるように
 サインを送るのもありかな
 もし それで
 永遠のサヨナラが
 やって来ようとも
 
 

            
           暗号か秘密のペーパー見せるだけ
               精一杯の想い伝えて








         初恋亭夢中    

あなたへの想いの高さ強いけど

2016年06月05日 17時59分59秒 | 日記



               あなたへの想いの高さ強いけど
                  届くに届かぬキミへのくちびる
















 午後遅くになって
 晴れ間が出て来た
 雨の日は
 基本出掛ける事はあまり無く
 溜めといたドラマを見ている事が
 いつもの日課になっている

 「重版出来」はその中でも
 好きな一つだ
 今週は 厳しい出版界の現状を
 さらりと映し出し
 それでもこの世界の未来を
 軽いタッチで流していた

 又 小さな個性や感性が
 人の数だけあるだろうと思う
 受け手中心の中で
 小さなヒットを連発している
 出版社の特集を
 日テレの朝の番組 「シューイチ」で
 放送していた
 視点の方向を定めたら
 それを貫き通すのも
 大切な経営の一つなんだと
 大手には無い感性が
 
 ただ全てがすべて上手く行くとは限らないから
 次のアイデアを考えるのが
 又 大変な作業になる
 「トレインタッチ」も
 新しい13字詩を考えるのが
 しんどくなる時があります
 
 そんな時は 今迄と同じく
 自分の感性を信じて
 思いついた言葉から
 その枝葉を拡げて
 魔法の言の葉に載せてしまうんだ



 キミに届け
 君に 届けと


 
 キミへのくちびるだけは
 届かない けど
 どうしてかって?
 
 それは 、、、、、

 



          初恋亭夢中 

  
 

君の名を書いては消してまた書いて

2016年06月04日 22時42分13秒 | 日記



              君の名を書いては消してまた書いて
                  どうせ苗字はいつか変わるのに













 いつもの通り道の
 庭先に咲く紫陽花が
 色鮮やかに咲き揃っている
 
 紫陽花には梅雨の雨が
 よく似合うから
 もうすぐその季節になりそうだ




 このところ
 電車が遅れない限り
 前のように
 一緒に降りて
 階段を並んで下りるように
 続けている
 
 彼女にはこの僕は
 変な人 と
 思われているかもしれない
 
 それでも僕は
 暫くはこのまま
 続けて行こうと思っている
 勿論
 自分がただ納得しているだけなんだけど
 彼女といれる
 短い時間だけが
 うれしい時間だから

 あ
 でも僕は決して
 変な男では無いですよ
 
 ただ
 「遠くから あなたをそっと 見てるだけ」
 ですから
 
 「好きとも言えず アイシテルとも」
 です



        初恋亭夢中