渡せずに部屋の片隅置いてある

　渡せずに部屋の片隅置いてある
　優気の証　花詩の想い














　最後まで地震があったりと
　一年の間　変化の大きい年だ
　空に掛かる雲を見て
　年明け早々に起きた
　過去の地震を思い出してしまう
　中らない事願って






　〇〇さん
　今迄　本当にありがとう
　２通目の手紙は
　結局渡せなかったけど
　心の片隅に
　仕舞い込んで置きます

　ありがとう


　　　　　初恋亭夢中　
　
　
　
　

交差する想いの彼方煩悩の

　交差する想いの彼方煩悩の
　１０８の鐘　幾年超えんや









　失恋に大事な言葉二つあり
　忘れる勇気と　忘れない想い









　想い出を背中に感じて次の駅
　プラットホームに　残した恋よ










　最後の日君と僕は手をつなぐ
　やっとつないだ　想いの証










　元気でねまた逢う日までサヨナラを
　心の遠距離　約束はなく









　明日から３日まで休みです
　ただ　このブログ
　今年で本当にお休みします
　しばらくは
　心の整理と
　新たな挑戦です

　あと３日
　最後の詞を
　描いて行きます
　

　　　　初恋亭夢中







　

朝もやに煙たなびく歩道橋

　朝もやに煙たなびく歩道橋
　ヤニ族強し　我が道を行く











　会社への最寄りの駅には
　大きな歩道橋がある
　改札を出て歩道橋への
　階段を上がって行くと
　ひとかたまりとなった
　煙の集団が
　くちびるに手をあて
　朝の集会をしている
　人呼んで　ヤニ族の集まり
　タバコが本当に好きなんだね

　
　
　会社はあと1日
　最後の一人階段です
　来年からは
　通勤の時間を変えようかと
　
　もう
　永遠に逢う事は
　ないかもしれない
　
　これも運命でも
　本当に彼女には
　感謝している
　これまでの楽しかった事
　嬉しかった


　　　　　初恋亭夢中　
　

これからも知らぬはあなたの誕生日

　これからも
　知らぬはあなたの
　誕生日

　渡し損ねた
　ブーケの花束










　その顔も
　そのスタイルも
　そこにない

　あなたと過ごした
　トレインタッチも










　待ちこがれ
　いつもの階段
　一人下り

　もう逢えないと
　わかっているけど　










　会社もあと2日
　早いな


　彼女に感謝して
　心から　ありがとう
　

　　　　　初恋亭夢中

言の葉を紡いで繋ぐ赤い糸

　言の葉を紡いで繋ぐ赤い糸
　途切れてしまって　重版出来ず











　遠くの公園で
　冬の花火が上がっていた
　夏よりも
　煌めきがあって
　キレイだった

　
　　　　初恋亭夢中