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京の一枚

京都 紅葉100シリーズ 紅葉の名所 鷺森神社


鷺森神社(さぎのもりじんじゃ)


京都の紅葉の隠れた名所。


知る人ぞ知る、京都の秋の観光地となっています。


秋にはイロハカエデやイチョウが色づき、紅葉のグラデーションを楽しむことができます。





また、本殿へと長く続く参道は、紅葉のトンネルへと変わります。




貞観年間(859-77)創建と伝えられ、もと修学院離宮地にあったのを元禄年間(1688-1704)に現在地に遷座。


本殿、拝殿、手水舎は安永4年、回廊は昭和42年の造営。


スサノオノミコトを祀り、修学院、山端地区の産土神である。



5月5日の「さんよれ祭」は少年達が着物姿に紅たすき、菅笠姿で手には扇子を持ち‘さんよれ、さんよれ’のかけ声で鉦、太鼓で神輿とともにねり歩く。







御幸橋


この石橋は元修学院離宮の正面入口 音羽川に架設され その昔後水尾上皇霊元法皇も行幸の時には通られた名橋。


昭和42年本殿改築の際にこの宮川に架設 社宝として残すことになった。






縁結びの石 八重垣 




八雲たつ 出雲八重垣 妻籠に八重垣つくる その八重垣を祭神のスサノオノミコトが詠まれた和歌にちなんで八重垣と名付けられたこの石に手を触れ祈ると神縁により悪縁を断ち、想う人との良縁が授かる。


この和歌は神話の中に出てきます。


「素盞嗚尊」は、高天原(たかまがはら)より出雲国・肥の川上流に降り立たれました。


するとそこで、嘆き悲しんでいる老夫婦の神、脚摩乳(あしなづち)と手摩乳(てなづち)に出合います。


かつて、神には8人の娘がいました。


毎年、八岐大蛇(やまたのおろち)は娘たちを次々に襲い食べたのだそうです。


最後に末娘・稲田姫命(いなたひめのみこと)一人が残されました。


やがて、稲田姫命も同じ運命になるのです。


素盞鳴尊は、稲田姫命と婚姻することを約束し八岐大蛇退治を行います。


二人が結ばれ、住居を構えた須賀で素盞鳴尊が詠んだという歌が上の和歌です。


この出雲の須賀の地に、新婚の宮を作ろうとすると、雲が幾重にも立ち昇り、あたかも八重垣を作るように見える。


私たち夫婦の住む八重垣である。その八重垣のみごとさよ。


と歌っています。


この縁結びの石、「八重垣」に触れて祈ると悪縁を絶ち、思う人との良縁が得られ、夫婦和合・円満や家内安全が授かると言われています。


八重垣の上に社務所で求めた黒石を置いて、黒石の上より手を当て、「八重垣」に触れて心中で祈願します。


その黒石をお守りに入れて持ち帰ります。





アクセス


叡山電車修学院駅下車 東へ徒歩約10分


日時


境内自由料金


境内無料


普通車5台分のスペースです(無料)。


住所


京都市左京区修学院宮ノ脇町16


電話   075-781-6391


















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