京の一枚

京都梅シリーズ 京都御苑の梅散策


京都御所は1331年から1869年の間、天皇の住まいとなっていたところ。


平安京のころは2kmほど西の方にありました。





京都御所、仙洞御所を囲む京都御苑はいまは公園ですが、明治2年までは大小200もの屋敷がたちならぶ公家町でした。

出水の小川北側のウメがほころびそうになっています。


もう5~6日でポツリポツリと咲き始めそうです。


京都御苑の梅林には約200本の梅が植えられており、「思いのままに」という白と紅の花をつける品種があります。


また、九條池北側の芝地には多くの方が待ちに待っている九條家ゆかりの「黒木の梅」もあります。


京都御苑が梅の甘酸っぱい香りに包まれるのを楽しみにお待ちください。


寒さが厳しい季節の中でも、御苑では宗像神社の北側にロウバイが咲き始めています。


このロウバイはソシンロウバイと呼ばれています。


ソシンロウバイは、内側の花被片が淡い黄色をしており、ロウバイに比べ花がやや大きいです。


蝋細工のような光沢が美しく、近づいてみると優しい香りがしてきます。


童公園のロウバイは、まだ蕾が固く閉じられており花が咲くのは少し先になりそうです。


ロウバイの花は内側の花被片が紫褐色になります。


ロウバイとソシンロウバイの違いを観察してください。




京都御所の南西側にある梅林には約200本の梅の木があります。


主に昭和2 0年代に京都各地の神社から譲り受けた穂を接ぎ木で育てたものです。


まだ、 寒さの残る早春の2月中旬から3月中旬に赤、白、ピンクの花を咲かせます。


梅林の北隣の桃林には約90本の桃が植わっており、京都市内でも屈指 の場所と言われています。


花の見頃は、梅の後の3月中旬頃から4月中旬頃までです。

林の中には、散策路やベンチが整備されており、花の時期には甘酸っぱい 香りの中で、ゆっくり楽しむことができます。




見どころマップ:http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/topics/img/081216_1.pdf


ホームページ:http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/kyoto.html




見頃:2月中旬~3月上旬


■拝観時間:何時でもオープン

■料金:無料


■アクセス:地下鉄烏丸線「今出川」駅


■問い合わせ:075-211-6348


※写真は全て過去のものです。



























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