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京の一枚

京都の梅シリーズ 法住寺 


平安時代中期に藤原為光によって創設された天台宗の寺。


かつて大きな寺領を誇る「法住寺殿」があった。


法住寺殿は、後白河法皇が御所を作ると共に、自分の死後を守る墓を敷地内に造営したもの。


墓に対峙するように蓮華王院(三十三間堂)を、御所を守る新日吉神宮・熊野神社を移し、政務をする政庁までもを含んでいた。


年月を経て法住寺殿はその名前や所管を変えたが、法住寺にちなみ、その名を残すために「法住寺」が生まれた。


元禄期には大石内蔵助が参拝したと伝えられ、その縁から四十七士木造が安置されているなど、忠臣蔵縁の寺としても知られている。






みがわりさん


本尊の「身代不動明王」が祀られており、あらゆる災厄から身代わりとなって護ってくれるといわれ、「みがわりさん」と呼ばれ古くから親しまれています。


江戸時代には赤穂浪士大石内蔵助が討ち入り前に身代不動明王に参拝したと言われており、その縁から堂内には四十七士の木像が安置されています。






長谷川町子さんの菩提寺


サザエさんの作者長谷川町子さんが、生前、法住寺を訪れ先代住職とお話された縁で、遺骨が安置されています。








竜宮門前の石碑「あそびをせんとてうまれけん」




   遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや 生まれけむ


       遊ぶ子供の声聞けば 我が身さえこそ動がるれ








■アクセス


法住寺は、京都市東山区にあるお寺です。


バス・タクシー約900円。、徒歩など。


■京都駅からだと、バスを利用すると簡単に行く事が出来ます。


最寄りの停留所から徒歩7分ぐらいです。


■三十三間堂の東側にある道を歩いて行けば到着しますよ。


徒歩の場合は、京都駅から2キロ程。


散策しながら歩くには、ちょうど良い距離かもしれません。






■JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで10分、博物館三十三間堂前下車、徒歩5分


■駐車場あり(無料)


■拝観料 500円


■京都府京都市東山区三十三間堂廻り町655


■電話 075-561-4137




※写真は全て過去のものです。















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