京の一枚

京都 虚空蔵法輪寺・芸能上達祈願祭(3月10日)


法輪寺の歴史は古く、奈良時代に元明天皇に勅命により、行基が堂塔を建てたのが始まりと伝えられています。


その時の寺名は、木上山葛井寺でした。


葛井寺が法輪寺と改めたのは、貞観10年の事。


空海(弘法大師)の高弟の道昌僧正が、虚空蔵菩薩像を安置して祀るようになりました。




空海の弟子にあたる道昌が虚空蔵菩薩を安置し、知恵と技芸を授けてくれる守護仏として古くから人々の信仰を集めています。


芸の上達を願う祈願法要が行われ、茂山忠三郎社中による奉納狂言も行われます。




虚空蔵法輪寺は京都西山・名勝嵐山の中腹にあり、『十三まいり』のお寺として知られています。


本尊虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)は嵯峨の虚空蔵さんとして古くから親しまれており、今昔物語・枕草子・平家物語などに記述され、智恵・福徳・技芸上達そして丑寅年生の護本尊の仏様として知られています。


また、『針供養』『漆祖神』のお寺として全国から信仰を集めております。また、境内には電気・電波を守護する鎮守社『電電宮』が祭祀されています。


春の新緑の季節には、虚空蔵様の恵を得ようと参詣する十三参りの男女で境内は賑わいます。








法輪寺のみどころ


法輪寺は、小高い丘の上にあり、境内の展望台からは嵐山をはじめ京都市内を一望することができます。


虚空蔵菩薩が安置されている本堂前の両脇には、虚空蔵菩薩の守り本尊として、右手に寅、左手に牛の石像が安置され、寅年と丑年生まれの方にご利益があるとされています。


また、境内には虚空蔵菩薩が姿を変えたといわれる羊の像がまつられています。参拝客は羊を触ることにより、智恵を授かっているのだそうです。






話題


お守りもデジタル化する時代 虚空蔵法輪寺が販売する「マイクロSD御守」お守りといえば、カバンなどにひもでくくりつけるもの。


そんなイメージを覆す虚空蔵法輪寺(京都府京都市)のお守りがTwitter上で話題になっています。


8GバイトのマイクロSDカードに同寺の本尊である虚空蔵菩薩の画像を入れ、お守りとして使えるようにしたもの。






■場 所: 虚空蔵法輪寺 開催時間:13:00~14:00


■期 間: 3月10(※毎年同じ日程です)


拝観料 無料

参拝時間 9:00~17:00

■アクセス: 市バス28「嵐山公園」、阪急嵐山線「嵐山」駅


■お問合せ: 075-861-0069


■詳細ページ:http://www2.ocn.ne.jp/~horinji/




※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。


※写真は全て過去のものです。









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