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京の一枚

京都 虚空蔵法輪寺・十三参り(3月13日~5月13日)


公家の成人式が起源といわれ、数え年13才の少年少女が幸福や知恵を授かるように祈ります。


当寺には全国から毎年2万人の若者が訪れ、筆で自分の好きな漢字を一字書いて奉納します。


書かれる漢字は「誠」「道」から、現在は「安」「笑」の癒し系に変わってきているそうです。


参詣の帰路、本堂を出たあと、後ろを振り返るとせっかく授かった智恵を返さなければならないという伝承があって、狭い長い石段を降リ切った鳥居をくぐるまでは、または渡月橋を渡り終わるまでは周囲の誘いにも動じず後ろを振り向かないで貫き通す習俗がある(なお、お参りの前に子に教えておくことをすすめる)。


空海がそれによって飛躍的に記憶力を増大させたと言われる虚空蔵求聞持法に由来する。


また、13歳という年齢が元服の時期と合致するため、一種の通過儀礼として伝承された。


関西では七五三よりこちらの方が盛んな地域も多く、中でも京都嵐山の法輪寺・大阪の太平寺・奈良の弘仁寺が有名である。






十三まいり参詣期間


春 3月13日~5月13日(4月13日を中日とした一月間)

秋 10月~11月





■場 所: 虚空蔵法輪寺


■期 間: 3/13~5/13(※毎年同じ日程です)


■アクセス: 市バス28「嵐山公園」、阪急嵐山線「嵐山」駅


■お問合せ: 075-861-0069


■詳細ページ:https://www.kokuzohourinji.com/


※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。


※写真は全て過去のものです。



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