京の一枚

京都桜シリーズ 八瀬



叡山ケーブル「ケーブル八瀬駅」周辺の桜が満開です。
見どころ満載の京都八瀬と比叡山を結ぶ、高低差日本一のケーブルカー&ロープウェイ。

標高による気温差のため、比叡山麓から山上へゆっくりと開花していきます。
ロマンを感じることができる春の比叡山で、大自然と桜を楽しみませんか。


京都市左京区の一地区。
旧八瀬村。
比叡(ひえい)山の西麓(せいろく)にあたり、鴨(かも)川の支流高野(たかの)川に沿って若狭(わかさ)(敦賀(つるが))街道が通じる。
農林業を主とする山村であるが、中世以降、御所とのつながりが深く、男子は八瀬童子とよばれ、天皇の行幸の際は賀輿丁(かよちょう)として出仕した。

現在も葵祭(あおいまつり)に参列する。
また八瀬天満宮の摂社秋元神社は独特の赦免地踊(しゃめんちおどり)(京都市無形民俗文化財)を伝える。
北部の大原とともに洛北(らくほく)の景勝地として知られ、叡山電鉄叡山本線の終点、比叡山ケーブルカーの起点である。


【比叡山】より
山体の大部分は古生層からなるが,南部は花コウ岩のため浸食がすすんで低山化し,ここを京都と近江盆地を結ぶ古い交通路の志賀越,山中越が通っている。 
登山路としては東麓の大津市坂本から延暦寺東塔の根本中堂に至る本坂が最も重要で,京都側からは白川道,雲母坂(きららざか)道などがおもに利用されたが,昭和初年に坂本から根本中堂付近まで,および西麓の京都市左京区八瀬(やせ)から四明岳付近まで,それぞれケーブルカーが敷設されたため,それまでの登山路はすたれた。

1958年山中越を経由して根本中堂から四明岳に通じる比叡山ドライブウェーが開通し,山頂一帯は観光・レクリエーション地域に変貌した。


【八瀬童子】より

京都北方の八瀬里(現,京都市左京区八瀬)の住民の古称。
八瀬里は京都から大原,朽木を経て若狭,越前に通ずる街道筋にあり,比叡山延暦寺の京都側からの登山口で,11世紀には延暦寺青蓮院(しようれんいん)門跡領の荘園だった。






■〒6060067 京都府京都市左京区上高野東山


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