京の一枚

京都梅シリーズ 飛梅の菅大臣神社(きたかんだいじんじんじゃ)


菅原道真を祭る同神社。


「東風吹かば、匂い起こせよ梅の花・・・。」と自宅の庭の梅の花に歌を詠みかけた。






この地には道真公の邸宅があったとされ、道真公の生誕の地とも伝えられる。


境内には道真公が愛したという梅が植えられており、季節によって異なる梅が見頃となる。


道真公が九州の大宰府に流されることになり、その出発の際、庭の梅の花を見て「東風吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて春なわすれそ」という歌を詠んだ。


その後、道真公を慕った梅は一夜にして九州の大宰府に飛んだという。


その飛梅として大事にされてきたのが本殿の前にある鳥居のそばに植えられた紅梅。


この辺りに菅原家の私塾「菅家廊下」や道真の書斎「山陰亭」があり、 後、紅梅殿と呼ばれるようになったという。


道真が有名な「東風吹かば、匂い起こせよ梅の花・・・。」が詠まれたのもこの辺り。


重要な場所であるにも関わらず、北菅大臣神社には境内がなく民家に囲まれてついつい見逃してしまいそう。


必ず菅大臣神社の北門から出て菅家邸址の石碑と北菅大臣神社もお見逃しなく。






■アクセス:地下鉄「四条」


■問い合わせ:075-351-6389

■住所:下京区仏光寺通新町西入菅大臣町


■拝観自由


※写真は全て過去のものです。



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