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京の一枚

京都 祇園をどり


祇園をどりがスタートです。


祇園をどりは京都五花街の一つ、祇園東が毎年秋に行う舞妓・芸妓による舞踏公演で、1952年に初めての公演が行われて以降、毎年11月に開催されており、今年で60回の節目を迎えます。



京都の祇園には、祇園東の他に祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒と5つの花街があり、それぞれ”をどり”が行われていますが、祇園をどりは毎年テーマを変えて公演を行なっており、翌年には全く新しい舞踏が見られるのが魅力の一つ。




2016年は『「歓無極園賑」?祇園祭ねり物をふたたび?』という名称のとおり、ねり物が一つのテーマでした。


※ねり物とは、祇園祭の神輿洗いの日に芸妓が仮装して町を練り歩いた行事で、1960年を最後に途絶えています。



京都らしい上品な舞台ですが、内容は決して取っつきにくいものではなく、源義経と武蔵坊弁慶が出会うシーン、小野小町と在原業平が和歌を詠むシーンなど、誰もが知る人物が登場し、気楽に演目を楽しむことができますよ。


当初は70人いた芸舞妓さんも、現在は人手不足で17人に減り、厳しい状況が続いているそうで、祇園をどりも年々規模の縮小が予測されます。


京都らしい、芸舞妓さんによる上品な踊りを、ぜひ今の機会にご覧になってはいかがでしょう?








■場 所: 祇園会館


■期 間:※新型コロナウイルス対応のため2020年度は中止。


詳細は公式サイト(http://www.gionhigashi.com/gion)をご確認ください。


11/1~/10(※毎年同じ日程です)


■時 間: 開演時間:13時半、16時(約1時間・開始時間変更もあり)


■料 金: お茶席券付観覧券4800円 観覧券4300円 お茶席600円


■アクセス: 市バス206「祇園」または京阪「祇園四条」駅より徒歩5分


■お問合せ: 075-561-0224(祇園東歌舞会)


■詳細ページ:http://www.gionhigashi.com/




京都の古都なら http://www.e-kyoto.net/



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